天橋立と鉄印の旅（27京都丹後鉄道）

2022/05/14 - 2022/05/15

京都丹後鉄道の鉄印収集のため、天橋立へ行くことにしました。
その天橋立は、京都経由で行くものだとばかり思っていました。
調べてみると、伊丹空港や難波からバスが出ていて、そちらの方が費用を抑えることができそうです。
関東地方から日帰りも可能ですが、滞在時間が短いため大阪に前泊することにしました。

■日程
・05月14日 羽田⇒伊丹⇒なんば
・05月15日 なんば⇒西舞鶴⇒天橋立⇒西舞鶴⇒伊丹⇒羽田

■移動
（フライト）
・羽田19:15⇒伊丹20:35（NH041）
・伊丹18:00⇒羽田19:15（NH036）
（バス・列車）
・なんばOCAT 07:30⇒西舞鶴駅09:22
・西舞鶴09:42⇒天橋立10:26（京都丹後鉄道）★鉄印
・天橋立14:19⇒西舞鶴15:00（　　〃　　　）
・西舞鶴駅15:18⇒伊丹空港16:55

■費用
・羽田⇔伊丹 12,000マイル（ANAマイレージ）
・ホテルモントレグラスミア大阪 7,900円（高層階ダブル10,400/クーポン▲2,500）
・なんばOCAT⇒西舞鶴 2,300円（バス）
・西舞鶴⇒伊丹空港 2,000円（バス）
・傘松観光券（観光船片道+傘松公園リフト往復）1,200円
・京都丹後鉄道（西舞鶴⇔天橋立） 1,300円

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

■1日目 2022年5月14日（土）
仕事帰りの相方と合流し、羽田から伊丹へ。
空港からバスで移動し難波のホテルにチェックインしたら、21:30になっていました。
慌てて食事に出かけたものの、目星をつけていたお好み焼き店は、どこもラストオーダーで入れません。
諦めてホテルへ戻る途中、たまたま見かけたぼてちゅうに入ることができました。

老舗お好み焼き 大阪ぼてぢゅう 本店 グルメ・レストラン

初めて食べる「とん平焼き」です。
食べ慣れていないので食べ方が汚くなってしまい、見かねた店員さんがいろいろと手伝ってくれました。
本場はやはり美味しいですね。

23:00過ぎ、ホテルに戻ります。

このホテルのセールスポイントの１つが夜景です。
写真は24:00頃に写したもの。
じゃらんのステージ限定価格やクーポンを利用して、お得に泊まることができました。
ところで、伊丹や関空は何度も利用していますが、大阪に泊まるのは今回が初めてです。

ホテルモントレ グラスミア大阪 宿・ホテル

■2日目 5月15日（日）
翌朝06:00頃の外の様子。
夜景の方が見栄えがしますね。
07:30発のバスに乗るため、朝食は付けませんでした。

OCATの2階のバス乗り場で、予約しておいた西舞鶴行きチケットを発券。
2週間前からネットで予約出来るものの、座席指定や発券手続きは窓口でないと出来ないという不思議なシステムです。
ネットで予約しても確約メールが営業時間に返信されるので、ひょっとすると手作業なのかもしれません。
さらに、窓口で名前と予約番号を伝えても、何時発のどこ行きのバスかを問われます。
実に不思議。
バスの予約はこちらから
http://www.kyotokotsu.jp/highway/course/maizuru-nanba.html

予定時刻の09:22より10分ほど早く西舞鶴駅に到着。

正面のエスカレーターを登らず、左脇を奥へ進むと京都丹後鉄道の改札があります。

西舞鶴駅 駅

天橋立までの往復1,300円

バス到着から30分後に西舞鶴駅を出発。
（西舞鶴09:42⇒天橋立10:26）

西舞鶴から20分くらいすると有名な「由良川橋梁」を通過します。
車内から撮るより、やはり外側から列車を写す方が絵になると思います。

由良川橋梁 名所・史跡

橋を渡ると、進行方向左手には水田が見え、

右手には海が見えるという不思議な組み合わせの場所を通って行きます。

天橋立に10:30前に到着。

天橋立駅 駅

鉄印をいただきました（28社目/40社）。

駅を出て廻旋橋の袂にある「彦兵衛茶屋」で小休止。
朝から何も食べてないので、知恵の餅を頂きました。
「食べると文殊の知恵を授かる」とパンフレットに書かれています。

彦兵衛茶屋 グルメ・レストラン

餡は「つぶあん」でも「こしあん」でもなく「つぶしあん」と言うものだそうです。
美味しかったので、2箱購入して帰りました。
ところで、この辺りの店の方は皆親切で、きょろきょろしていると、だれかれとなく「行き方分かる？」や「割引券持ってる？」などと声をかけてくれます。

そうこうしているうち11:00になり、廻旋橋が回り始めました。

90度回転したところ。
11時から15時まで、毎時00分に回るそうです。

昔の回転の様子。

それでは、股のぞきで知られる傘松公園へ向けて歩いていきます。

実は天橋立に限らず、松並木を歩くのは初めて。
イメージどおりの景色で嬉しくなります。

松を横切って海に出ると、のんびりと佇んでいる人がそれなりにいます。
景色が良く気候も丁度いいので、ぼうっと過ごすに良いのかもしれません。

磯清水です。
両側がすぐ海なのに、水が塩辛くないという井戸です。
何も考えずに水を飲んでしまった後で、手水としてのみ利用くださいとの注意書に気が付きました。

磯清水 自然・景勝地

磯清水の説明。

磯清水のすぐそばに天橋立神社があります。

天橋立神社 寺・神社・教会

神社の内側から外側を写したもの。

この参道は海に伸びていて、本来の正面はこちら側だった、とブラタモリで解説していました。

羽衣の松。
確かに羽衣が枝にかかっていそうな（見たことありませんが）形をしています。

そんなことを考えていたら人の往来がパタリと途絶え、じっくり写真が撮れました。

天橋立 自然・景勝地

石碑と船越の松。
廻旋橋からここまで2.4kmだそうです。
あっと言う間でした。

駅でパンフレットを貰った際、この神社の境内の脇を抜けて行くとリフト乗場があると教えてもらいました。

元伊勢籠神社 寺・神社・教会

とはいえ、挨拶もせず通り抜けるのは気が引けるので、参拝してから通らせていただきます。

リフトに乗ります。
あらかじめ天橋立駅で「リフト往復+観光船片道」のチケットを購入しておきました。
丹後海陸交通株式会社（お得なチケット）
https://www.tankai.jp/tourist_tickets/#kasamatsu1200

リフトを降りると、旅番組で見た光景が広がっています。

有名な股のぞきです。
しかし台を目の前にして、逆さまに見ると何が見えるのか知らないことに気が付きました。

傘松公園 公園・植物園

正解は「天橋立が天にかかる橋のように見える」だそうです。
この時点では、訳が分からないまま逆さまの景色を見ただけでした。

雪舟の「天橋立図」の解説がありました。
京都国立博物館にある本物を見たいところですが、なかなか機会がありません。
（京都国立博物館「天橋立図」）
https://www.kyohaku.go.jp/jp/collection/meihin/suibokuga/item01/

曇天なのが残念です。

「股のぞき発祥の地」の看板があったので、登ってみます。

視線が少し高くなりましたが、先程とあまり変わらないように思います。

30分ほどの滞在で戻ります。

リフト乗場の入口付近、「かさぼう」と言うゆるキャラがいました。
生い立ちは、「天橋立の創造とともに生まれてきた妖精」とのこと。
https://www.amano-hashidate.com/kasabou/

黒ちくわが名産らしいので食べてみました。
味は・・・好み次第でしょうか。

帰りは観光船でささっと戻ります。

餌をねだってカモメが舞っていました。
（一の宮桟橋13:15⇒天橋立桟橋13:27）

出発場所の智恩寺の山門です。
歩き始めてから約3時間で戻ってきたことになります。

天橋立から西舞鶴へ戻ります。
（天橋立14:19⇒西舞鶴15:00）

西舞鶴に到着。
この後、伊丹空港までバスで移動し、羽田へ飛んで帰宅しました。
（西舞鶴駅15:18⇒伊丹空港16:55）