2021/11/15 - 2021/11/16
540位(同エリア1339件中)
まりも母さん
博物館明治村を目的にした一泊旅行。
たった一日で見まくり 明治村見学を完結し
近くの入鹿池湖畔の宿に泊まりました。
さて翌日は?? とりあえず 国宝だし 犬山城を見に行ってみようー!
と 相成りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
明治村を2日かけて見るつもりだったので、
なるべく近い所に泊まろう、と
「入鹿の里 MUSICA」の予約を取ってありました。
明治村からは、車で10分弱。
同じ入鹿池の湖畔の宿です。 -
規模はそんなに大きくありませんし、
コロナが落ち着きつつある時期でも 平日なので
ゆったりした時間が感じられるホテル泊でした。 -
ベランダの向こうに入鹿池が見えるお部屋。
入鹿池は農業用のため池です。
ため池としては 国内最大級。
歴史も古く 完成は寛永10年(1633)
お部屋はベッドでなくお布団を敷くタイプ。
コロナ禍の感染予防策なのか?
お布団は自分で敷く、と言うルールでした~。 -
11月中旬の日は短く すぐに夕暮れの時間に。
対岸に見える小山は尾張富士と呼ばれるそう。 -
夕食は1階 ロビー脇のダイニングルームで。
テーブルには アクリル板が置かれていました。
宿泊客は1~4名の7,8組程度でしたね。 -
食事は二食付きプラン。夕食は会席料理。
ちゃんと献立のカードもありました。
前菜はホタテ、エビ、カニみそ、あん肝などの海の物四品。
この後
温鉢 蕪と海老芋の餡かけ、
椀物 鴨団子の吸い物
お造り 刺身色々 と続きました。
どれも結構おいしかったです。 -
そして 献立表に「鰤釈迦煮の焙烙焼き」とある
謎の一品。
釈迦煮ってなに~?と思ったら
やはりサーブしてくださったお宿の方も知らんな~と 板場に聞いたようで、
これは カレー味で、カレー→インド→仏→釈迦 と言う事で
釈迦煮、と 名付けた創作料理だそう。
なる~。でもおいしかったわ。
更に鍋物、炊き込みご飯、味噌汁、お新香 デザートに自家製プリンと続き
いつもどうり満腹~~~。
どれも おいしゅうございました~。
食事の後は お部屋に戻り お風呂に入って
予定無しとなった 明日はどうしようか??と 作戦会議でした。 -
翌日です。
朝も 昨日と同じダイニングで朝食。
内容はごく普通のメニューですが、岐阜県も近いですからね。
朴葉味噌がついておりました。
これだけでご飯が一杯食べられちゃうよね。ヤバイヤバイ。 -
ロビーから見える朝の入鹿池の景色。
さあ、出発です。
今日は、まず 近くの犬山城へ行ってみることにします。
車で20分程のはず。
事前に駐車場は調べ お城まで徒歩10分程の
「名鉄協商パーキング犬山城東」がお得らしいのでそちらへ。 -
お城に向かう道の脇に神社がありました。
そちらへもちょっと寄って。
三光稲荷神社 犬山城主成瀬家歴代の守護神なのだそう。 -
神社の裏へ抜け 石畳の道へ。
緩やかに坂をのぼって行きます。 -
石垣が見え もみじの屋根はグラデーションに。
-
門の所が 入場券販売所です。
一般 550円。検温と消毒も行います。 -
門をくぐり 進むと 天守前の広場が開け お城の建物がドーンと見えます。
犬山城 国宝
天文6年(1537)築城 天守のみ現存。
望楼型 内部4階地下2階(石垣の中) -
長く作られた入場路。
今日は平日 それも朝一の時間でガラガラです。
連休などは入場に1時間以上並ぶ・・・なんて事もあるそうです。
そんな混む時期だったら絶対来なかったけど~。
ガイドのおじさんが言うには以前は国宝だっていうのに
めちゃ見学者が少なかったそう。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんの推しで人気が出たって言ってましたよ。
写真を撮って、いよいよ城内へ。 -
中に入ってまず見えるのは内部から見る石垣。
加工しないで積んである 野面積み っていうやつですね。
急な階段も目の前に。 -
石垣内のお城 基礎の上には太い梁も見えます。
ここかなり暗いのですが、
よく見ると太い梁には名栗加工の跡も見えます。
ここはお城の地下部分になるのですね。 -
急な階段をあがり上階へ。
1階の様子。
天守のみだから そんなに広い訳ではありませんね。
この天守 創建年代がはっきりとはしていないそうです。
いつくかの説がありますが、いずれにしても現存する天守では最古だそう。
2階までは 天文6年(1537)頃の造営とされています。
その後増築されたと言う事です。 -
窓からの景色を
木曽川と遠くの山が見えます。
橋は犬山橋ツインブリッジ。 -
更に上階へ。
かなり急な階段。ここの階段は斜度53度らしい。
観光客の為に階段は、改修されていて
踏み面は狭いものの 蹴上部分も板が張られていて
登りやすいような?足の大きい人には登りにくいような??
子供の頃 彦根城に行ったとき、階段が怖すぎ!と ビビったの思い出した。
彦根城は更に急階段で61度だって。 -
最上階 4階の望楼へ。
赤く見えるのは絨毯の照りかえしです。
最上階は一部屋で、南北に出入り口 外に廻縁がぐるりと一周。
外から見ると 望楼出入り口の左右には花頭窓があって
下の唐破風と共に意匠のポイントになっています。
が、花頭窓 枠だけのなんちゃって、で 採光は取れてないのです。 -
下を覗くと~。
入ってきた 門からのアプローチが。
結構高いですね。 -
手すりはあるものの
高さは私の腰より下。75cm程。
今日は 空いてて人も少ないからいいけど
混んでる時は 人数制限あるのかしらね?
大人数の重さにも耐えられるのか?って気もするし
後ろから 押されたら落ちそうよ。
背の高い人は 怖いだろうだなぁ。 -
一応 順路となって時計回りに。
欄干にもたれないでって 当然ですわ。
ぐるり と景色を見ると 金華山山頂に小さく 岐阜城も見えます。
御嶽山もなんとか見えました。 -
やはり長年の風雨で痛むでしょう。
あちこち 修復の跡も見られます。 -
上から眺める複雑な瓦。
美しいです。 -
城下町の街並みも見えます。
今回 犬山城は訪れる予定ではなかったので、
調べが全くされていなく 城下町がどんな所なのかは 無知。
古い建物が少しは残っているだろうから
後で歩いてみようと思います。 -
最上階から降りてきて3階
外から見た入母屋破風の内側からの眺め。
一段下がって出っ張っているんですね。
出窓?的な? -
2階 天井付近に桁を金物でおさえてあるらしき箇所。
こういうのって後から補強につけたものなのか?
最初からあるのか? -
2階窓から見ると 軒裏には漆喰が塗られています。
最上階の廻縁から見た 軒下は漆喰塗りは 無しだったけどね。 -
1階は四室あり 床の間付きの上段の間も。
床の間右の板戸の前に「武者隠しの間」と札が。
ここは長押もある書院造りっぽい間。
上段の間は 創建当時からの物ではなく
昭和の大修理の調査で 文化年間の改築時のものと推定されたそう。
武者隠しの間は 城主警備の武者が、控えていたお部屋って事だそう。 -
国宝犬山城を見終え 城下町方面へ。
犬山城前広場あたりから高台のお城を。
高い所にある天守 なるほど眺めが良い訳です。
日本最古のお城が平成16年(2004)まで
旧犬山藩主 成瀬家の個人所有だったってのも驚きですね。
(現在は法人所有) -
さあここから旧城下町 本町通りの町歩きです。
入口入ってすぐの 甲冑工房
洗い出しモルタルの建物。
昔から甲冑を作っている・・・のではなく、
甲冑愛好家の方々による 甲冑制作や試着体験などの同好会の拠点みたいでした。 -
犬山焼 と看板のあるお店。
このお店のあたり 木造のレトロな店舗が何軒かありました。 -
角に面して庭のある建物。
「しみんてい」と看板があり 市民活動センターが使っているよう。
空き家を活用したものでしょうか? -
古そうな木造の建物がまぁまぁ残る通りは
観光の中心地でしょう。
電柱も埋設されています。 -
食べ物屋さんやお土産屋さんも並ぶあたり。
虫籠窓がある建物も見え
ここは関西圏なのだなぁ、と感じました。 -
通り沿いには普通の近代的な住宅もあり
昔ながらの景観に沿った町づくり、と言う程ではありません。
空き地や駐車場も多く
失われつつある城下町の現状も感じました。
なるべく残してほしいよね。 -
高木邸 大正初年(1912)
間口12間半の大型町屋。
昭和初期まで酒造業を営んでいた家。 -
旧磯部家住宅 主屋慶応年間(1865~7)裏座敷 明治3年(1870)他
国指定登録有形文化財
柏屋の屋号の呉服商。のち製茶・販売業。
内部が見学できる施設になっています。 -
中に入ると奥まで建物が続いているのが見えます。
案内の方が居て、奥まで見ることができるそうなので、見学させてもらうことに。 -
入口すぐの店舗部分。
呉服商だった頃の様子が復元されています。 -
店舗の先 仏間から更に奥座敷との間の欄間。
繊細な波の形が透かし彫りになっています。
すてきです。 -
奥座敷の先に中庭が見えます。
奥にひたすら長い建物であっても 中庭からの採光と通風が
日本建築にあっていますねぇ。
良い雰囲気です。 -
京都や飛騨高山でも見たような 関西町屋の 通り土間形式ですね。
土間部分は天井が吹き抜けで、高さがあります。
土間にはかまどがあり 更に先には井戸らしきものもありました。 -
中庭には千両と南天がもう赤い実をつけていましたよ。
現代の住まいでも 中庭と言うのは憧れのスペースです。
いいですねぇ。
囲われた庭。プライベート感半端ない。 -
中庭には弁柄塗りの渡り廊下が。
途中に出っ張った壁は厠らしいです。
更に奥にはもうひとつお座敷が。 -
敷地奥はやや広くなっていて 土蔵が2つと物置などがありました。
土蔵の中には漆器などが置いてあるのも見えました。
物置は 明治30年頃の一番新しい建物で木造。
現在 貸しギャラリーとして使われています。 -
土蔵や物置の前には奥庭もあるのです。
植栽も手入れされ きれい。
かなりの敷地面積です。 -
表通りに戻って外観を再度眺めます。
関東では見かけない むくり屋根。
平入りの間口からでは奥があんなにも長いとは思いませんでした。 -
本町交差点まで来ると
古い城下町っぽい町並みは終わります。
交差点の更に先 こちらにはレトロな3階建てビルが。 -
通り向かいにも同様のビルが。
通りを挟んで左右に同じレトロなテナントビルが並んでいるというのも
これはこれで珍しい景色かも。
店舗部分のシャッターが軒並み降りているのは残念ですが・・・。 -
本町交差点 来た方向へ振りかえると
こんな町屋が見えますけどね。
一通り城下町近辺を歩きましたので、
駐車場へ戻ります。
来た道をただ戻るのではつまらないので、
途中で曲がって別の道を行きます。 -
脇へ進むとやはりまだまだ古そうな建物が見つかります。
カフェに利用されている元店舗らしき建物も。 -
これは、住宅のようですが、
風情ある塀が続いた景色も。
一部カラーのガラスブロックがはまっている所が不思議。 -
これまた別のおうち。
ながーい土塀と大きな蔵。
ゆっくり歩けば まだまだ見どころある景色が見つかりそうな犬山城下町でした。
今回は 留守番の猫の為にスマホでエアコンをオンオフしたり、
ヒーターや照明もリモート操作できるよう
スマートプラグやアレクサでタイマーをセットしてきました。
なので 今日のうちに家に戻れればいいや~な お気楽旅なので、
あと1か所。行ってみようと思います。
この続きは
遠山郷は遠かった。絶景下栗の里は山岳民族の地かと思った。
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