2022/05/21 - 2022/05/21
1240位(同エリア5369件中)
さるおさん
私がフォローしているNさんの旅行記で「奈良県立美術館」で「ジャパニーズ・ウェデイング展」をやっていることを知り行ってみたくなった。なんせ私は民族衣装とかドレスが大好きオバサン。 片道三時間近くかかるけど日帰りで行ってみようかと。ホントは一泊した方が効率的なんですけどね。最近、愛猫の体調が良くないので家を空けたくなくて・・・。美術館と何処かもう一か所ぐらい回って帰ることにしました。
因みにタイトルの"あおによし"とは"奈良"にかかる枕詞。奈良の都を称えるための修辞。"青丹よし寧楽(なら)の都は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり"という歌が有名。なので表紙は花の写真にしてみました。
行程:「奈良県立美術館(ジャパニーズ・ウェデイング展)」→「吉野うどん」のランチ →「萬葉植物園」→「春日大社」
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ホントはね、昨日の金曜日に休みを取って奈良に行くつもりだったんだけど、急遽対応しないといけない事案が発生。休暇を取り消して出社。お陰でテンション下がり気味。天気も悪いし、行くの止めようかな・・・とグダグダして予定より一時間遅れの出発。
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「奈良県立美術館」近鉄奈良駅から歩いて10分程。
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奈良に来たら、"せんとくん"への御挨拶は必須。
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会場入って直ぐの展示は"白無垢"。撮影可。他の展示物は撮影不可。着物の美しさもさることながら、気になるのはマネキンの前で組まれた"手"。なんか身体に反して手が大きくない?
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撮影は不可でしたが、長野の豪商田中さん家に伝わる花嫁衣裳や、祝言で振舞われたお料理が再現されていました。京友禅の老舗・千総さんに嫁がれたお嫁さんの衣裳とかもね。そりゃ京友禅の老舗だもの、良い物に決まっているわよね。お祝いは一か月も続いたそうです。
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ギャラリー展示コーナーは撮影可。現在の花嫁衣裳が展示されています。
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柄の一つ一つに意味があることが判りました。恵まれた良家のお嬢さんたちの話とは言え、娘の幸せを願い花嫁衣裳に"吉祥模様"を選ばれた親御さんの気持ちを想うと親心というのは有難いなと思います。私の歳になると"着る方"の気持ちじゃなくて"着せる方"の気持ちになる・・・。まあ、子供は居ないんですけどね(笑)。
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オーガンジーの着物。夏には涼やかで良いかも。平安貴族を彷彿とさせる優雅さ。
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洋装の展示もあり。蜷川実花さんとのコラボ作品。蜷川さん、コラボしいてるのは道後温泉だけじゃなかったんですね。
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奈良と言えば、お決まりの鹿。鹿と甘く見ちゃいけませんよ。奈良では、彼らは"神の使い"ですから。
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親子でのんびりの鹿さん。
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木の根元の草を食べてる鹿さん。奈良公園付近は、どこもかしこも鹿さんだらけ。
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お昼は奈良名物「吉野葛」のお店で。美術館からこのお店に行くのに道に迷いました。途中地下道に入らなければならず、地下に入った途端に方向感覚を失い逆方向へと進んでしまった。いつもの事とは言え、自身の方向感覚の無さがホトホト嫌になる。
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いただいたのは吉野葛を練り込んだ「吉野うどん」と「柿の葉寿司」。奈良らしいセット。
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勿論「葛もち」も付いています。出来立てホヤホヤの「葛もち」は、まだ温かかった。
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「春日大社」へと向かう道すがら「みどりの池」。なんか濁った色の池があるなぁと思ったら、名前が「みどりの池」だった。物は言い様。旨いネーミング。
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まずは「一乃鳥居」を抜けて・・・。
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「萬葉植物園」
植物園好きなので入場料400円払って入園してみた。 -
約半分ぐらいのエリア工事中だった。入園してから知る・・・。帰りに入口を見たら注意書きが張ってあった。
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万葉植物「むらさき」は絶滅危惧種だそう。とても小さな花でした。
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万葉集で詠まれた植物は約180種。その植物を歌と解説で紹介。
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5月の半ば、花はほとんど咲いていませんでした。少しだけ残っていた藤の花。完全に来る季節を間違えたぁ!
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「橘」
"古事記""日本書記"に出てくる不老不死の実は"橘"のことではないかと言われています。
・・・って、さっき行った「ジャパニーズ・ウェデイング展」の解説で知ったばっかの知識をひけらかす。一年を通して青々とし黄金色の実をつけることから縁起の良い樹とされているそう。なので写真に撮っておいた。良い事がおこればいいね。 -
ほぼ唯一の咲いてた花(笑)。
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「二乃鳥居」
ここを入った所に鹿が伏せた姿で出迎える「伏鹿手水所」がある。そこの注意書き通りに手水所で手と口を洗った。そして隣の祓戸神社に先ずお参り。ここまでは順番通り。 -
「春日大社」
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「南門」
この門をくぐり御本殿のある回廊内へ入ります。正面に「幣殿・舞殿」。この日何か神事をやっていたようで「幣殿・舞殿」に座り切れないぐらい沢山の方がいらっしゃいました。通常一般参拝は、ここでお参りをするのですが、参拝者が多くて、どういう順路になっているのかよく判りませんでしたね。しかも「幣殿・舞殿」の前には(咲いてもいない)藤棚がありスペースが狭く、そこに多くの参拝者が居て・・・。人混みが大嫌いな私は、それを見ただけでウンザリしてしまいました。
早く御本殿にお参りをと思うのですが行き方が判りません。近くに居た宮司さんに聞いてみようかとも思いましたが、その元気も出ず・・・。今思えば聞いておけばよかったです。
注意書きのような紙に"ご本殿には特別な時しか入れません"といったような記載があり、それを見て"じゃあ、ここまでしか進めないのか"と一人勝手に納得してしまったのです。進めないのならしょうがない、一応「幣殿・舞殿」でお参りはしたし、もう帰ろうかと回廊外に出たのですが・・・。 -
なんか有名な大社の割には、参拝する場所は狭いし、ご本殿にも近づけないし、何だかなぁ・・・と罰当たりなことを考えていましたら、驚愕の事実発覚。御本殿までは行けないにしても中門まで行ける"特別参拝"という参拝ルートがあるらしいじゃないですか。確かに"特別参拝受付"と書かれた文字は見ましたよ。見たけど、私、御祈祷か何かしてもらう受付だと思っていたのですよ! そりゃ勝手に思った私が悪いです。でもね、HP見たけど、そんな特別参拝のことなんて何も書いてなかったじゃないですか! 不親切です!・・・って言いたいトコだけど、まさか神様相手にクレームつけようなんて気はサラサラありませんので。ここは大人しく黙って次回リベンジします。
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「一言主神社」
一つだけ願い事を叶えてくれるという一言主神社。一つかぁ、厳しいな。お金も欲しいし健康も欲しい。何なら出世もしたい。アレもコレもと考えて私がお願いしたのは・・・"愛猫の健康"。たった一つのお願いに自分の事より愛猫を優先した私、猫好きの鏡だねぇ(自画自賛)。 -
近鉄奈良駅前の和菓子屋さん。甘味で一人反省会。やっぱり日帰りとは言え計画はちゃんと立てないとダメだわ。先ず訪問時期。春日大社は、藤の花の時期に来るべき。「萬葉植物園」花咲いてなかったし。それと下調べは大切。下調べしてたら植物園の工事中も、特別参拝のことも事前に確認できていたろうに。この日の歩数16129歩。よく歩いたけど報われていない気がする・・・。
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<オマケ>
我が家のJapanese beauty。
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