長野市の秘境「奥裾花自然園」の水芭蕉大群落

2022/05/08 - 2022/05/08

ゴールデンウィークの最終日の5月8日、長野市の最奥地の奥裾花自然園の水芭蕉が見頃とのことでハイキングに行って来ました。
奥裾花自然園は2つの湿原があり、そこは日本最大の水芭蕉の群生地で80万株が自生しています。
昨年はタイミングを逃し行けなかったので今年はなんとか行けてよかった。
奥裾花自然園は長野市中心部から北西に40キロ。信号もなく、道もそこそこ整備されており車で1時間ほどで行くことが可能です。
まだ雪が結構残る中、圧巻の水芭蕉の湿原散策が出来ました。
帰りがけは鬼無里のおやきの有名店のいろは堂で美味しい出来立ておやきを食べてきました。

エリア 戸隠・鬼無里(長野)

長野市から国道406号を西に走り、鬼無里の町を抜け約40分。
奥裾花自然園の手前の奥裾花峡谷に到着です。
ここは奥裾花ダムのダム湖ですが、この上流の渓谷はすごく深く、斜めの地層がむき出しのすごいところを抜けます。
運転中なので写真を撮れなかったのが残念。

奥裾花渓谷 自然・景勝地

奥裾花ダムから15分ほど走り奥裾花自然園の駐車場に到着です。
そこから自然園までは２キロほど離れています。
水芭蕉の時期はシャトルバスが30分に1本出てるのですが、運動もかねて歩きます。
上り坂をひたすら登ります。

途中の池の畔では色の濃い桜が咲いていました。

まだ雪がたくさん残っています。

残雪と桜と新緑が素敵すぎます。

桜と残雪と堰堤の滝

奥裾花自然園 自然・景勝地

東側には戸隠連峰
手前には先ほどの桜が見えます。

堂津岳

途中ショートカットできる道もあります。

駐車場から30分強歩いて、ようやく奥裾花自然園到着。

奥裾花自然園には、今池湿原とこうみ平湿原と2つの湿原があります。
まずは今池湿原へ向かいます。

出だしから綺麗な雪解け水と水芭蕉。

今池湿原は四方を山に囲まれており、いろんなところから雪解け水の小川が湿原に流れ込んできます。

今池湿原の弁天島から

ボードウォーク沿いにはたくさん咲いています。

かわいい

手に届く位置にも咲いています。

今年は雪が多かったけど雪解けも早く開花は早かったようで、陽当たりのいいところでは終わりかけの花もありましたが、雪が残っているところはこれから開花するそうです。

湿原一帯すごい数

奥裾花自然園 自然・景勝地

水が多い

湿原の川

湿原の東側から

少し小高いところから見た今池湿原

今池湿原の西側

続いてもう一つの湿原のこうみ平湿原に向かいます。
雪の道を進みます。

こうみ平湿原に流れ込む川です。

こうみ平湿原へ流れ込む川の雪のトンネル

こうみ平湿原到着

ここはまだ雪が多い。
それでも水芭蕉はぎっしり。

奥裾花自然園 自然・景勝地

こうみ平湿原

雪がたくさん残ります。

こうみ平湿原の水芭蕉はまだこれからも咲きそう。

帰りがけ、鬼無里のおやきの有名店のいろは堂に寄りました。

たのんだのは、シメジと期間限定のアザミ。
そしてネギ味噌を半分おまけでもらいました。
揚げ焼きのカリカリおやき。
美味しい。

いろは堂 本店 グルメ・レストラン

いろは堂の隣には、旅の駅鬼無里という道の駅的な場所がありました。
直売所と蕎麦屋があります。
直売所は山菜だらけ。ただ山菜のみでした。
行者にんにくやらワラビやらふきのとうなどがいろいろ格安で売ってました。
ただ15時閉店は早い。
14時45分に行った時はすでに閉店の看板が。
除いてたら入れてもらえました。
おばあちゃん早く帰りたいんだろうけど…

コゴミを買って帰りました。

鬼無里農林産物直売所 ちょっくら お土産屋・直売所・特産品