白旗神社（藤沢市藤沢2）の社殿の彫刻

2022/05/04 - 2022/05/04

　白旗神社の現在の社殿は、文政11年（1828年）から7年をかけて、天保6年（1835年）12月に完成した。本殿、弊殿、拝殿を連ねた典型的な流権現造り（ながれごんげんづくり）で、外壁部の彫刻は江戸時代の匠の技が光る貴重な文化財である。
　昭和55年（1980年）7月に大改修工事が行われ、平成16年（2002年）2月に社殿回廊に高欄が設置された。
　この社殿の彫刻は手が込んでいる。しかし、拝殿回廊奥の仕切りに彫刻がないのは何故なのだ。
（表紙写真は龍の彫刻が施された手挟（たばさみ））

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

白旗神社拝殿。

拝殿はの両脇に提灯。

白旗神社の幟。

拝殿の鬼瓦には笹竜胆の源氏の家紋。

唐破風の懸魚は鶴か？奥には龍の彫刻。

亀の彫刻か？それなら、懸魚（鶴）と亀とで、鶴亀か？

龍の彫刻。手挟（たばさみ）に龍が彫刻されているのは珍しいか？牡丹などの花が一般的だ。

手挟（たばさみ）には鳥と龍？の彫刻。

拝殿に掛かる「忠友殿」の扁額。

拝殿内に掛かる「正一位白旗大明神」の扁額。

木鼻は象と唐獅子。横には鯉と雀。

木鼻は象と唐獅子。横には鯉と？

向拝柱の根本に亀の彫刻。おそらくは4面とも亀の彫刻だろう。

向拝柱の根本に亀の彫刻。

向拝柱の根本に亀の彫刻。

向拝柱の根本に亀の彫刻。

回廊には亀の彫刻。

回廊には波の彫刻。

回廊には波の彫刻。

拝殿の向拝。

拝殿と本殿。回廊奥には彫刻が施されてはいない。

本殿。

本殿の彫刻。鬼と鳥、唐獅子の木鼻の横には牡丹。

斗組（とぐみ）。

鳥の彫刻。

本殿。

本殿の彫刻。

本殿回廊奥にも鳥の彫刻。拝殿にはこの彫刻がない。

本殿の唐獅子の木鼻。

弊殿にも彫刻。木目が美しい。