2022/05/01 - 2022/05/01
24位(同エリア132件中)
とーりさん
初めて海外を旅してから早20数年になります。私の海外旅行は「安心安全の完全パックツアー」から始まり、往復航空券とホテルチケットを代理店に依頼する「個人ツアー」を経て、今では航空券やホテルなど自分で手配して回る「個人自由旅行」へと形態を変えてきました。また、行先も最初はアジアを巡る旅がほとんどでしたが、次第にヨーロッパへとシフトしていき、ついでに北米やオセアニア、アフリカや中東にも足跡を残すことができました。
個人旅行ゆえ、自身で情報を集め計画を立て(それが一番楽しいですが)、それを実行に移し、計画を遂行するため拙い語学力に身振り手振りを交えて地元の方々と話すことで、いつしか旅行計画の遂行のみならず、会話というか意思疎通をすることができることに喜びを見出し、旅の楽しみも深まりました。
一方で自分の海外旅行形態が個人自由旅行へ変わり、行動範囲も広がったことからトラブルにも遭遇することが出てきました。といっても事故や怪我、事件や犯罪にはほとんど遭遇せず、遭っても未遂や軽微なもので何とか克服することができたのはとても幸運なことだと思っています。
そんな自分の海外旅行史でのトラブルランキングを付けてみました。楽しかった思い出とは裏腹なものですが、こちらの方が記憶に残っているというのは皮肉なものです。既に旅行記中でお話していることがほとんどですが、改めてご紹介したいと思います。
ということで今回は第15位と14位です。
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第15位 ~危ない危ない。結果無事でしたが~(携帯置忘れ)
2013年イタリア旅行から -
ドイツミュンヘンからフィレンツェ空港へ降り立ち、いよいよ明日からイタリア旅行開始です。まずは水の都ベネチアを観光するのですが、到着が遅かったのでベネチアまで行けませんでした。それでもなるべく早く行動できるよう、フィレンツェから交通の要衝ボローニャまで電車で行き、一泊することにしました。
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ボローニャ自体も観光都市ですが、今回は泊まるだけ。ということで交通至便な駅前ホテルに宿泊しました。
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到着は夜遅くなりましたが無事チェックイン。部屋は広くはありませんが寛げる感じです。ゆっくり泊って疲れを癒し、翌朝いざ出発です。
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と、ここまでは良かったのですが、いざホテルを出ようとすると携帯電話が無いのに気づきました。慌ててスタッフに説明し、部屋へ戻り携帯を見つけ駅へ。列車の発車時刻が迫っていましたので焦りましたが無事乗ることができました。以降教訓として、出発時など行動を起こす時には旅券、財布、携帯、デジカメの四点手触点検をするようにしました。
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ボローニャ繋がりでもう一件、2017年のヨーロッパ落穂拾いの旅第一弾から。(列車遅延予定変更勝負)
翌日のサンマリノ観光に備え、やはり交通の便の良いボローニャに一泊し、サンマリノの玄関口リミニまで電車で行き、バスでサンマリノ往復のうえリミニからボローニャを通り越し一気に北部の大都ミラノへ移動する計画です。 -
地図の通り、ボローニャからリミニそしてサンマリノを観光した後リミニへ戻り、そこから一気にミラノへ移動するというものです。
ここで迷ったのは荷物の存在です。私は大きなスーツケースを携えているのですが、これをどう扱うかです。事前に調べたところ、コインロッカーはどこも無さそうでした。候補としては、①荷物をリミニまで携行し観光案内所に預ける。②サンマリノまで携行し曳いて回る。③ボローニャのホテルに預かってもらい、サンマリノからの帰路引き取ってミラノへ移動する、の3つがあります。①については早朝から行動するため、観光案内所は開いておらず不可、②も坂の多いサンマリノでは難しいと言えます。もっとも①リミニ駅周辺ホテルへ頼み込んで預かってもらうや、②サンマリノバス停付近に荷物をデポするなど派生案もありますが、結局現実的で楽な選択肢である③のボローニャホテル預かり、帰路回収案に落ち着きました。 -
とまあ、③案は計画通りに進めば現実的で楽な選択肢ではありましたが、ここはイタリア、そんなに甘く?はありませんでした。
リミニ駅まではほぼ予定通りだったのですが、ここで乗車を予定していた急行列車が約30分遅れとの案内が。これでは荷物のピックアップが仇となり、ボローニャからの特急列車に乗れなくなります。 -
状況を再確認すると、予定の「急行」は遅れていますが、その前に来る快速は定時運行しているようです。窓口で切符の変更手続きを依頼しその快速に乗ることにしました。
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とりあえず快速は定時に到着し発車しました。まずは良し。
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急行だとボローニャまでひと駅ですが、快速はボコボコ停車します。この間に急行に差を詰められ、途中で追い越されたらわざわざ乗った意味がありません。ドキドキしながらボローニャ到着を待ちます。
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ボローニャには急行に抜かれず、当初予定(急行が定時運行の場合)より5分程度の遅れで着きました。ここからミラノまで乗る予定の特急発車まで20分程度あります。荷物を取りにホテルへ急ぎます。
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前回のボローニャ泊と違いホテルは駅から少し離れたところにあるので危惧しましたが、ピックアップ手続きはスムーズに終わり、とんぼ返りで駅へ。
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駅へは10分以上前に着きました。ですがボローニャの特急乗場は地下5階、まだまだ気は抜けません。
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ようやくホーム到着、急いで何とか間に合ったと思ったら特急は5分の遅れとの表示。得てしてこんなもんです。
それにしても、機転を利かせて今回はうまくいきましたが、うまくいかないことも想定しながら行動しなければと思いました。
危険度0(★なし)
焦り度★★★
旅行記は以下から。よろしければ見ていただければと思います。
https://4travel.jp/travelogue/10938257(携帯置忘れ)
https://4travel.jp/travelogue/11395298(列車遅延予定変更勝負) -
続いては第14位 ~愕然としましたが粘り勝ち。我ながらよくやりました。~(レンタカー返却先手違い)
2016年9月バルカン半島攻略の旅、北マケドニアは首都スコピエから。ちなみに北マケドニアはこの位置です。 -
私が訪れたときは「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」という名前だったので表記は「マケドニア」としていました。
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セルビアのベオグラードを観光し、飛行機で北マケドニアの首都スコピエに到着しました。
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ここから事前にweb予約をしているレンタカーを借りてコソボ・アルバニアなどを回り再びここスコピエに戻る手筈です。という訳で空港内のレンタカーブースへ。
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事前webで予約していたのはヨーロッパカーという会社です。ここは空港の他市内にも何店か支店があり、車の返却は2日後、宿泊先ホテル近くのベロセンターというショッピングセンター内にある支店を指定していました。
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受付の女性に印刷してきた予約票を見せたのですが、頻りに首を振り、ベロセンターの営業所はないと言います。そんなはずはない、ここに書いてあると言ってもダメで、もう一つあるアレクサンダーパレスホテルの支店に返すように言います。そこはどこなの?と聞くと、図の通り郊外で返却後、ホテルまで歩いて1時間以上かかる所とのこと。それは困る、何とかならないかと訴え続けると、暫く思案した後、ではホテルに到着後、連絡をくれれば係員が取りに行くと譲歩してくれました。交渉が成ったことを喜び、無理を聞いてくれた係のお姉さんに感謝しました。
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無事2日間近隣各国をドライブしてスコピエに到着。件のベロセンターがあったので寄ってみます。
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中にはヨーロッパカーのブースはやはり見当たりませんでした。後で調べるとどうやら季節営業で私の訪れた9月は営業していないようでした。それならweb予約できないようにしてよ~、とツッコミたくなりました。ちなみに建物の壁の看板にはしっかりヨーロッパカーの看板が出ていました。
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ホテルに到着し、さて返却の電話です。電話で話を伝える自信が無かったので、ホテルというか民宿の親父に事情をボディランゲージを交え伝え、電話をかけてもらいました。レンタカー会社も約束通り無事係員が来てくれ、車を引き取ってくれました。もちろん彼らの暖かい心遣いに感謝すべきですが、今にして思えば、ほとんど言葉もわからない中、レンタカー係員の女性や民宿の親父に意思を伝え、交渉できたのは我ながらよくやったと思います。
危険度0(★なし)
焦り度★★★★
(感謝度)★★★
旅行記は以下から。よろしければ見ていただければと思います。
https://4travel.jp/travelogue/11255060
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