2017/11/20 - 2017/11/20
4位(同エリア54件中)
とーりさん
職場から勤続のご褒美として3日の連続休暇とそれに2日の有給を絡めて9日のお休みをもらいました。例のごとく旅行の計画を練っていると、ふと、あと何カ国訪問すると「ヨーロッパ制覇」できるのだろうと思いました。ヨーロッパの区域をウラル山脈以西に首都のある国とし、日本国政府の承認国48カ国と捉えると、この段階での未訪問国家は全部で16カ国。結構散在しており、制覇するには計画的に訪問する必要がありそうです。ということで、今回は落穂拾いのごとく、取りこぼしていた小国家群のモナコ、サンマリノ(アンドラは入口のカタルーニャ州の独立問題が頂点を迎えていたため後日)と位置的に他の未訪問国とセットにしづらいアイルランドを訪れることにしました。また、前回訪問時はまだNGだったイタリアの美術館での写真撮影が解禁されたということで、その所属名画との再会も目的のひとつとしました。
実際訪れたニースやモナコは、リゾートらしい南仏の美しい海岸風景や豪華な施設に目を奪われ、駆け足訪問となったアイルランドでは、予想以上の素晴らしい街並みに滞在の短さを悔やみ、最古の共和国サンマリノでは独立国とは何かと思い、再会したルネサンス絵画の色褪せない美しさに改めてときめきを感じるなど、落穂拾いではなく、大きな収穫があった旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(11/17)羽田発 ⇒ 北京 ⇒ ローマ ⇒ ニース
2日目(11/18)ニース市内観光 & モナコ市内観光 ⇒ パリ ⇒ ダブリン
3日目(11/19)ダブリン市内観光 ⇒ アムステルダム ⇒ ボローニャ
4日目(11/20)サンマリノ市内観光 ⇒ ミラノ
5日目(11/21)ミラノ市内観光 ⇒ フィレンツェ
6日目(11/22)フィレンツェ市内観光 ⇒ ローマ
7日目(11/23)ローマ市内観光
8日目(11/24)ローマ市内観光 ⇒ 北京
9日目(11/25)北京 ⇒ 羽田
今回は4日目③です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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このバスでリミニへ下山・出国します。運ちゃんは陽気なイタリア系で顔見知りの人と長話ししていて発車が少し遅れました。さすがはイタリアです。
(サンマリノ11:47 ⇒ 12:37リミニ) -
こちらが時刻表です。本数はそれほど多くないので注意が必要です。私ももう少し滞在したかったのですが、僅か2時間の滞在となってしまいました。
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バス乗場のもう一段下の広場にはもっとバス乗場っぽいところがありますが、これは自家用車の乗場のようです。
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遠く山並みは美しくまだ居たいところですが、このバスを逃すと今日の宿泊地ミラノには遅くの到着となってしまうので、残念ですが乗車します。
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バスは運ちゃんが遅れを取り戻そうと頑張ったためか、行きより早くリミニへ着きました。
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さて予定ではここから13:17発「急行」フレッチャビアンカで14:12ボローニャで下車し、ホテルへ荷物を取りに行き、14:38発「特急」フレッチャロッサでミラノへ行くということになっています。
さあ勝負と駅の行先案内板を見上げると、予約していた「急行」フレッチャビアンカは25分の遅れとの表示が。ここまで何気に定時運行だったトレニタリアですが、ここでかぁ~という感じです。この遅れのままボローニャに到着すると、ホテルへ荷物を取りに行く時間がありません。昨日さんざ悩んで出した楽観的な結論はもろくも崩れました。 -
何とかならないかなと思案していると、13:00発の快速列車は定時に動いているようです。途中駅で予約した急行フレッチャビアンカに抜かれる可能性はありますが、抜かれずに先着すれば、荷物を引き取ったうえ予定の列車に乗れるかもしれません。
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ということで、窓口氏に交渉しました。予約している列車のバウチャーを示し、拙い英語で乗車列車の変更と、新切符の発行をお願いしました。
幸い窓口氏も少し英語は解るらしく何とか理解してもらい、予約のバウチャーに裏書してもらうことができました。優等列車の乗車を放棄して快速列車に変更したので、まあ手続きせずそのまま乗っても大丈夫だったとも思いますが、ここは筋を通し、交渉もうまく行ったので、それはそれで満足です。 -
定時に快速はやって来ました。後はこの列車が遅れないで走るよう祈るのみです。
(リミニ13:00 ⇒ 14:18ボローニャ) -
急行フレッチャビアンカであれば、サクッとひと駅でボローニャに着くところですが、快速は停車駅が多くまどろっこしいです。行きも快速だったのですが、気が急いていると感じ方も違うようです。
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ボローニャ地上駅には当初の急行フレッチャビアンカ到着予定より6分遅い14:18に到着したため、ボローニャでの乗継時間は20分捻出できました。まずは列車変更が功を奏した形で幸先よしです。
次は荷物をサクッと受け取れるかです。ホテルは駅からそれほど遠くはないのですが、乗継のフレッチャロッサの発着は地下ホームなのでホームへ降りるまで時間がかかります。とりあえずダッシュです。
(駅14:18 ⇒ 14:22ホテル) -
ホテルには走って戻り、荷物の引き取りもスムーズに済みました。第二関門突破です。直ぐ駅に戻ります。
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余裕はないですが、すぐ受け取れた喜びもあって写真をパチリ。
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急いで戻り、駅には列車発車13分前に到着できました。
(ホテル14:22 ⇒ 14:25駅) -
ですがボローニャ地下ホームを舐めてはいけません。ホームは地下4階にあるのでまだまだ油断はできません。
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急いで地下ホームへ。ここは地下3階です。まだ下かよ~と思いつつ降ります。
(地上14:25 ⇒ 14:31地下ホーム) -
ようやくホームに降りて案内板を見上げると乗車予定の「特急」フレッチャロッサは5分の遅れとの表示が。ちょっと安心しました。
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機転を利かせてほぼ予定通りとひとり悦に入って乗り込みました。列車は適度に混んでおり、乗車すると我が指定席には女性が座っています。ここは私の席ですよとバウチャーを見せると、女性はいえいえここは私の席だと言います。よくよく聞くと、私の席は2編成繋がっている前の編成の席だということがわかりました。周りの方々も心配してくれ、早く移った方がいいよと言われましたが、列車は発車してしまい、いかんともできません。通りがかった車掌にバウチャーを見せると、その辺の空いている好きなところに座ってなさいとのこと。考えて見ればボローニャの次はミラノなので支障はありませんでした。
(ボローニャ14:43 ⇒ 15:42ミラノ) -
色々ありましたが、ほぼ予定通りミラノに到着することができました。
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私は下車するので関係ないですが、頭端式ホームで列車はここで進行方向を変えます。2編成の後ろに乗っていたので、駅本屋へはかなり距離があります。
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ようやく先頭まできて記念に一枚。
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さすが名にし負うミラノの玄関駅です。天井の高い豪華な駅舎と、凄い数の利用者群です。
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まずはインフォメで事前にweb購入していたミラノカードを引き換えます。
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こちらがミラノカード(24時間券)です。7ユーロと比較的安いのですが、提携美術館や博物館は無料にはならず割引になり、市内公共交通機関は無料というものです。
因みに二つに分かれており、上が美術館・博物館提示用。下が公共交通機関用切符です。
一番人気の「最後の晩餐」は適用外ですし、他の市内美術館などはそれほど混まないのでファストパスとしての必要がなくこの方がいいのかもしれません。
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