「にっぽん丸花火と伊勢神宮クルーズ」2日目　相模湾から駿河湾へ。途中はよく揺れました。

2021/12/17 - 2021/12/17

にっぽん丸花火と伊勢神宮クルーズの2日目です。
朝起きたら昨日と同じ相模湾でした。まだ停泊中でした。しかも大雨。
でも朝食のあとには動き出し、伊豆半島に沿って南下。天気も回復。晴れてきました。さすがクルーズ船。天気を見ながら動いてるんだわあ。
しかし強風と大波。揺れる揺れる。にっぽん丸はクルーズ船の中でも小型の方なので左右前後に揺さぶられます。さすがに私も２０年ぶりくらいに酔いかけました。
しかしこれも伊豆半島の南端の石廊崎を回り込んで駿河湾に入るとおちつきました。この区間を高速で通過したところを見ると、揺れの時間を極力短く収めた模様。さすがです。そのあとはクルーズ船ならではのイベントもいろいろ。ただしその間船は駿河湾でまたまたほぼ停泊状態。
そして夕方、最大のイベントの花火・・・・が強風で中止の放送。残念至極。
なお、花火補償分としてこの日の夕食時の飲み物がアルコール含め無料になりました。そして後日10,000円分の乗船割引クーポン券が送られてきました。
表紙写真は駿河湾を富士山に向かうにっぽん丸のへ先。
駿河湾は海溝が２５００mの深さ。富士山は３７７６mという日本一の高さ。この標高差６０００mはすごいです。

エリア 静岡

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

朝いつもの時間に目がさめてしまう。
同室の両親はまだ寝てます。
６：３０起床。着替えて今日の行動開始。
まずテレビをつけて位置情報を見てみます。
昨日の夜から同じところに停泊していました。

外のデッキに出てみます。
雨。それもかなり激しいです。

相模湾 自然・景勝地

ライトの下、雨脚がわかるでしょうか。

一人で船首のホライズンラウンジへ。船内は暖かな雰囲気でほっとします。
６：３０開始のモーニングコーヒー。お客さんはほとんどいません。
ひとり静かに紅茶を飲みます。
朝はクロワッサンやデニッシュもありました。個包装されていてテイクアウトも可能でした。

今日の船内新聞。自室にも届けられますが、案内所にも掲示があります。
朝食、シェフのデモンストレーション、ビンゴ、昼食、ホースレースゲーム、シャッフルボード、アウタヌーンティー、花火大会、夕食、落語、夜食、とささっと決めます。

花火のときのデッキの案内図。今回は１２０名くらいしか乗船してないので全員自由な場所で見られるようです。４階から８階まであります。

朝のテレビニュース見てたら、行き先の三重県が大雪との報道。
まだ１２月の半ばなのに。
そしてブリッジカメラ。霧の相模湾です。

さて、７：３０。両親も起き出したので今日の本格活動開始。朝食へ。
和食・洋食のセットメニューの選択です。
感染症対策でバイキングじゃなくなっているのが残念。
これは私の選んだ洋食。パンは選べます。

追加でにっぽん丸特製ビーフカレーも頼みました。
船に乗ったらどうしてもカレーを食べてみたくなる。
なぜなんでしょう。

コーヒー。

食事が終わるころ、船は走り始めました。
おお、波を切り裂いてる。
というか、揺れます。すごく揺れます。
にっぽん丸はクルーズ船としては小型なので当然、荒天だとそうなります。

あ、晴れてきました。

eカフェ＆ライブラリー。
鉄道模型のレイアウトをあらためてじっくり見ます。
あ、去年乗船時より建物が増えてる。
どんどんやってくださいませ。船の中の「同好の方」。期待してます。

伊豆半島沖を南下。
草原に覆われた大室山。１発でわかります。
その手前の丘は別荘でいっぱい。

さらに南下して熱川温泉。３年前に泊まったホテルも見えるかな。
双眼鏡とカメラで探索。結構簡単にわかりました。

４階のドルフィンホールで「シェフのデモンストレーション」。
シェフの手元が画像で見えます。

ここまで来ました。

伊豆諸島の眺め。
三角形の島は利島。中央の台形の島は新島。
１年前にこのにっぽん丸のクルーズで周遊しました。

揺れるのでプールは休止中。
まあ、このクルーズ中入っている人は一度も見ませんでしたが。
実は水着持ってきたんですけど・・。

天気はくるくる変わります。
揺れは・・あまり変わりません。

続いてビンゴゲームです。
伊勢下船の人だけの。
１２名くらい。
全員何かがあたるという特別開催。
このクルーズの目玉の「冬の味覚」のディナーが経験できないから、その代替の意味があるようです。
珍しくリーチ。
見事３番目くらいにビンゴ。

先着ビンゴの順に選べるのではなく、くじを引く。
キャプテンの帽子を見事に引き当てました。

残り４つ。タオル・マグカップ・フィナンシェ・帆船模型。
両親は２人ともまだビンゴにならず。

伊豆半島南端、石廊崎沖の神子元島通過。
波高し。

神子元島灯台 名所・史跡

その後、まず母はフィナンシェが、そして父は帆船模型、あたりました。
みんな狙ったものが偶然当たってほくほく。
くじ運もよかったんです。

私はお風呂へ。
あ、荒天のため休止中。

石廊崎を確認。

石廊埼灯台 名所・史跡

ますます揺れが激しくなってきました。

晴天だけど波風強し。
船尾から。

揺れるのも船の良さなり。

母は酔いどめ飲んでたけどこの辺でダウン。
父と私で昼食へ。

デザート。
実は私もちょっと酔ってまして、全部は食べられなかったという。
びっくりが父。涼しい顔して平らげてました。
関西・四国育ちで船に慣れてるのです。

駿河湾に入り込むと揺れは大人しくなりました。

おお、正面に富士山が。
ここで母も復活。起き出してきました。

１３：３０から母と２人で「ホースレースゲーム」。
サイコロの目で進む競馬。馬の名前が面白いです。
「マタキテネ」とか「ホワイトクリスマス」とか。
しかし３レースやって一回も当たらず。

船はさらに駿河湾の奥へ。
富士山が近くなります。

箱根の山も綺麗に見えてます。
右が草原の山「駒ヶ岳」。左が最高峰「神山」。
２ヶ月前に登りました。

ここまで進出して反転。というかほぼ停止。

１４：４５からのシャッフルボードゲームへ。船尾へ。
と、強風で中止。あまり揺れなくなったけど風は強いんです。

なので７階のリドテラスでアイスでも食べて、

さらに６階のラウンジ「海」でアウタヌーン・ティー。
ケーキは一つ。
クルーズ船なので３段トレイとはいきません。
そのようなの食べたら夕食がお腹に入りません。

まあまあ波風おさまったので大浴場、再開されてました。
行ってみます。

ゆっくり戻ってます。

もうすぐ夕暮れ。
今晩は花火ですが案内が何もないです。
この頃になると漠然と中止かなあ、という予感。

月が昇りました。ほぼ満月。

宇久須港 自然・景勝地

陸に近づきます。
と、１７時ちょっと前。ここで放送が入りました。
今晩の花火は強風のため中止。
寸前まで判断は待ってたようです。
まあ、この強風ではしかたなし。
「宇久須港」沖でした。
ところで、花火残念分として今日のディナー時の飲み物がアルコール含め無料との案内。私はお酒飲めないからあんまり関係ないなあ。
なお、10,000円分のクーポン券が後ほど送られてきました。

花火が無くなり、夕食までの時間が空いたので再びお風呂に行って、

夕食です。
まずは魚介のカルパッチョ。
鳥羽の希少柑橘「やまとたちばな」のドレッシング。爽やか。

オニオングラタンスープ。チーズトーストが沈んでます。
この２つの味ってけっこう合うのね。

魚介のメランジェ。緑色はアスパラガスのポタージュなんです。

牛フィレ。三重の黄金味噌の和風オニオンソース。

デザートも凝ってます。

食後のコーヒー。

eライブラリーへ。
あ、鉄道模型の貨物列車、途中開放のうえ脱線転覆してました。
朝から昼の大揺れを物語ってます。

船は清水港沖へ。

工業地帯の明かりがきれい。

清水港 名所・史跡

２０：３０から今日も落語のイベント。
終日航海日なので同じ演者ですが当然別の演目。
今日も面白かった。

三保の松原沖でうろうろ。
夜なので松林は見えず。

コインランドリーで洗濯します。
無料なので使わにゃソンそん。ということです。

今日の花火の中止の案内。

２３：００。母と２人で夜食へ。
きんつばが美味しかったです。
ラーメンもあったのですがさすがに私でももう入らない。

部屋に帰ると父はよく寝てました。
このころになると船はゆっくりと動き出しました。
明日は日の出見えるかなあ。
０時には就寝。明日は四日市入港、もう下船です。ちょっと寂しいです。