岩室洞

2022/04/06 - 2022/04/06

昭和29年頃まで
伊豆石を切り出していた石切り場（石丁場）の跡で、松崎町により無料で公開されています。
東伊豆地域では江戸時代の初期には江戸城の改築のため築城石の産出が行われていましたが、岩室洞は伊豆石を産出する場所で江戸時代から昭和２９年まで産出が行われていました。

エリア 松崎温泉・雲見温泉(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

岩室洞の専用駐車場に車を止めますが先客はだれもいないようです。

ところで４トラの岩室洞の地図の場所について一言言わせてください！
岩室洞は国道１３６号沿いに在るのですが場所が誤っているのです。
折角、グーグルの地図では岩室洞も図示されているのに敢えて違い場所を選ぶのか分りません。
4トラの地図の誤りは他にも多く見られるので一々コメントはしません。

室岩洞 名所・史跡

専用駐車場には伊豆半島ジオパークの案内板のみが設置されてあります。

岩室洞へは国道を横断した場所に入口があります。
国道１３６号もこの辺りは通行する車もほとんどありません。

岩室洞へは階段を下って行った先に入り口があります。

大きな口を開けた岩室洞

8時30分～17時の間、照明が点灯していますと記されていますが・・・
私は暑かったので上着とスマホを車に置いてきたので、万が一停電になったらライトで照らすこともできず、緊急の電話も掛けることができません。

意を決して岩室洞へ！

内部は照明が点灯していますがかなり暗い感じがします。
私のコンパクトカメラではフラッシュ撮影が可能なのですが光は弱くピンボケ状態で何枚も失敗してしまいました。

石職人が石を割っている光景です。

岩室洞内部にも伊豆半島ジオパークの案内板が設置されてあります。

直角に石を切った空間です。

水面が見えます。

要所にはこのような説明している案内板があったのですが写真撮影は失敗に終わりました。

岩室洞で切り出されていた伊豆石
江戸時代から昭和２９年まで石切りが行われていました。

江戸末期と昭和では石材の規格が異なっている説明です。

昭和では長さが長くなっています。

一応順路が決まっていましたが何度も同じ場所を行ったり来たりしました。

石室跡には水が溜まっています。

横の壁には苔が生えています。

明るい空間が

高さは腰を屈めた位で低くなっています。

直角切った伊豆石

この場所で石を並べて船積するようです。
グーグルでは船積み湾と記載されていますが、ここから地上への道はないので再び岩室洞へ戻るしかありません。

船積する場所を「払い場」「浜丁場」と呼んでいました。

伊豆半島ジオパークの案内板が設置されてあります。

どこに船が接岸する場所があるのでしょうか？

専任ガイドさんと一緒でしたら詳しく教えてくれるのですが！

江戸時代と変わらぬ道です。

このハの字は雨どいだそうです。

岩室洞内部にも雨どいは見られます。

石工たちの工夫と技術
「垣根掘」りと「平場堀」の説明と壁に刻まれた「雨どい」

岩室洞の見学を終え、階段を上ります。
次回訪れる時はスマホを持参して、カメラも一眼レフ＋ストロボを別途用意したいと思いました。