2022/04/17 - 2022/04/18
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まりあさん
今年の桜は、豪勢でしたよね。
急に気温が上がったからか、いつもだったら、1週間ぐらいズレるソメイヨシノと、ベニシダレの桜が、あまり時期を違わずに咲き乱れました。
しかも青空の快晴が続いたので、本当に、素晴らしい桜を堪能できました。
ただ、その分、桜の季節が早く終わっちゃったなぁと思ったのですが、その時、閃きました。
桜が終わったと思いきや、一気に新緑が始まったと感じたのでした。
だとしたら、晴天のこの日は、桜ではなく新緑を見に行くべきか。
長岡京に住んでいた頃は、嵐山まで、電車で20分ぐらいだったので、早朝に嵐山に出向いての散策は、大好きでした。朝駆けすると、たとえ桜や紅葉の季節でも、まだ人は少なく、景色を楽しめました。
で、閃いたのは、コロナ下は別として、この数年は紅葉の時期は、あまりにも大混雑になり、行くのを避けるようになっていた永観堂に新緑を見に行くことでした。
滋賀県に転居して4年近くになりますが、うちから永観堂まで、これまた30分ほどの近さです。以前はよく歩いていた哲学の道も、近い近い。
この閃きのおかげで、快晴のこの日、春の光を受けながら、新緑の芽吹きを堪能できました。
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永観堂の魅力の一つは、お堂とお堂がつながっていて、渡り廊下を歩いて行くと、お堂の景色を見るアングルが変わって行くにつれ、素敵な造形美に巡り合えることなんですよね。
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この廊下の曲線が大好きです。
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堂内は撮影禁止なので、写真はないのですが、本尊の「見返り弥陀」は、後ろを振り返ったお姿で、遅れている人、困っている人を振り返って思いやるお姿です。
見返り弥陀のお堂は、静かで薄暗くって、大学生の頃は、よく堂内で、物思いに耽っていたものでした。 -
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この大きな紅葉の木の下、廊下の隅っこに座り込んで、アレコレ思索したことを思い出しました。
せっかく通訳ガイドになれたのに、一年目の収入があまりにも低く、季節労働ゆえ、冬場はほとんど仕事がないのが実態で、冬を越せないなぁと悩みました。
悩みに悩んで、スペイン語を学ぶべく、改めて大学に入り直そうと、考え始めたのでした。その決意をするために、この廊下に座り込んで、長々と瞑想したのでした。
その後、紅葉の時期は、人が連なって、立ち止まることもできない混雑ですが、そうだ、紅葉以外の時期なら、若かりし頃と同じような静けさを味わえるのよね。 -
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永観堂を堪能したのちは、哲学の道を歩きます。
京都在住の頃は、北から南へと歩いたものでしたが、滋賀から入ると、蹴上から北上するのが便利と知りました。
北へと歩くと、登りになるかなと案じましたが、登りと感じるほどの高低差はなかったです。 -
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八重桜はまだ、咲いてました
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