2022/01/09 - 2022/01/09
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ラブコーさん
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この旅行記は、だいぶ前の話ー2。
今年の初日の出は、雲一つない最高の初日の出を拝むことが出来ました。
正月を数日実家で過ごし、福島へ帰ろうとしたら両親が突然福島へ行ってみたいと。
そのまま両親を連れての福島観光。
とは言っても、冬の福島でどこへ観光へ連れて行こうか?
今年はもう寒波が次々とやってきて、例年にない大雪。
真冬の大内宿、鶴ヶ城へ行ってきました。
(前回の旅行記)
https://4travel.jp/travelogue/11749239
ほとんど写真を撮らなかったので、旅行記にはなりませんが、この旅行記の前日には、二本松城、智恵子の生家、古関裕而ミュージアムなどを観光しました。
最後は円谷英二一色の須賀川散策。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
ウルトラマンの街というと、皆さん世田谷区祖師ヶ谷大蔵を思い浮かべるでしょう。
なぜ、福島県のとある街がウルトラマンの街かというと、かの円谷英二氏の生まれ故郷だからだそうです。
そう、どちらの街も円谷英二氏の功績を讃えてウルトラマンの街とされているのです。
今日は須賀川特撮アーカイブセンターにやって来ました。 -
入館は無料。
館内はカメラでの写真、動画撮影は禁止ですが、スマホでの写真撮影はOK。
特撮に関する資料の収集・保存・修復・研究を主な目的として、2020年11月にオープンした公的施設だそうです。 -
シンウルトラマンがお出迎え。
これから公開される映画だそうです。 -
これまでに公開されてきたさまざまな特撮映画などで使用された、無数の造形物がセンター内にて保存されています。
私の親父世代が懐かしがりそうなアイテムの数々。 -
ウルトラマンシリーズ。
この辺から私世代に。 -
戦艦三笠。
かなりの大きさで、細部まで丁寧に造形されています。 -
特撮映画の背景で使われた建物など。
こういった模型を爆破させたりして特撮映画を撮っていたんでしょうね。
当時の特撮映画というものが、いかに手間暇をかけて造られていたんだということを初めて知りました。 -
あなたは誰ですか?
監督・プロデューサーの庵野秀明氏です。
初めて知りました・・・。
2階に上がれって言っています! -
特撮の巨匠達のサイン。
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階段の踊り場には素敵なステンドグラス。
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当時使われていたフイルムカメラが展示されています。
メカニカルでカッコいい! -
2階からは、吹き抜けに展示されている飛行機の模型がよく見えます。
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2階は主にミニチュアセットの展示になっています。
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ミニチュアといっても、迫力のあるジオラマというのでしょうか。
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物凄くリアリティがあります。
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ここで自分の思い描いたシーンをカメラで撮ってみます。
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イチオシ
楽しすぎる♪
あっ、あれはAE86!!(左折しようとしている車) -
前ボケを入れてみたりして。
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ドローン撮影的な。
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イチオシ
家の外に捨てられた雑誌がスゴかった。
めちゃくちゃ小さいのに、表紙に描かれた絵が精細なことに驚きです。 -
一日中ここにいても飽きないかもしれません。
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この四角い枠は、アップのシーンを撮ったりする時に使われていたんでしょうかね。
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うまく説明できないけど、この雲の絵を後ろの背景に合わせて使うようでした。
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この後、短編特撮映画を見せていただきました。
かつて特撮映画に携わった方々が集結して、後世に特撮技術を残すために作られた映画でした。
迫力ある映画で、さすがに爆破シーンなど半分ぐらいはCGを使っているんだろうと思っていましたが、全て特撮で撮影されていたことに衝撃を受けました。
この人形は、短編映画で使用された主人公です。 -
特撮に関わる資料が貯蔵されています。
お子さんでも楽しめるウルトラマンの本なども沢山取り揃えられています。 -
円谷英二ミュージアムへ移動。
須賀川市民交流センターの中にあります。
図書館やカフェなどもある綺麗でお洒落な公共機関です。
こんな施設があるのが羨ましい!
バルタン星人とレッドキングが対峙しています。 -
バルタン星人。
ウルトラマンに登場する架空の宇宙人。
セミに似た顔、ザリガニのような大きいハサミ状の両手を持ち、高度な知能を備えた直立二足歩行の異星人である。両手は厚さ20センチメートルの鉄板を切断できるという。マッハ5での飛行能力のほか、瞬間移動能力も有しており、分身するかのように移動できる。 -
レッドキング。
ウルトラマンシリーズに登場する怪獣。
好戦的かつ凶暴でありながらも、コミカルな描写が多く、ウルトラ怪獣の中でも高い人気を誇り、登場頻度も多かったそうです。 -
円谷英二ミュージアムは、5階にあります。
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主に書籍が多く貯蔵されています。
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ゴジラ。
1954年に第1作が公開されて以降、半世紀以上に亘って製作されている怪獣映画。
円谷英二氏が特撮技術を担当し、演技者が着ぐるみに入って演じる手法を主体としていました。 -
バラゴン。
死滅したと思われていた中世代の大型爬虫類の末裔。口から熱線を放射して岩石を掘削し、前後肢の鋭い爪と背面の重層的なヒダを使って地底を自在に進む。 -
上段は国連VTOL機。
下段は万能戦艦マイティジャック号。 -
ゴジラ、モスラ、ラドン。
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メカゴジラ?
隣にいるのは?
旅行記は記憶が鮮明なうちに書いたほうがいいですね!(笑) -
特撮の神様と称される円谷英二氏が、いかにして世界を魅了する特撮監督になったのかが展示されています。
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1901年 福島県須賀川市に生まれる。
1910年 東京の代々木錬兵場で徳川好敏、日野熊蔵両大尉が飛行機により日本初の公式飛行に成功。
これに強く感銘を受けた円谷は操縦士に憧れを持ち、模型飛行機の制作に没頭する。小学6年生になると、金属製の飛行機の発動機を製作するほどの 飛行機少年だった。
1916年 家族が大反対する中、操縦士を夢見て、開校したばかりの日本飛行学校第一期生として入学。
1917年 日本飛行学校が帝都訪問飛行に失敗し、一機しか無い飛行機が墜落。この事故により唯一の教官であった玉井清太郎が死亡したことも重なり、同校は活動停止(閉鎖)に陥る。英二の夢は破れ、退学する。
同年、東京・神田の電機学校(現:東京電機大学)に入学する。 -
1919年 電機学校修了後、新案の玩具「自動スケート」「玩具電話」などが当たり多額の特許料を手に入れる。祝いに玩具会社の職工たちを引き連れて飛鳥山に花見に繰り出した際、職工たちが隣席の者たちと喧嘩。この喧嘩がきっかけで、喧嘩相手だった映画会社の天然色活動写真株式会社(天活)の入社しカメラマンを目指すようになり、映画界に入ることとなったというエピソードがあります。
この喧嘩がなければ、特撮の神 円谷英二は誕生していなかったかもしれません。 -
1933年 映画『キング・コング』日本公開される。。試写で同作を鑑賞した円谷はこの特撮に衝撃を受け、フィルムを独自に全巻取り寄せ、一コマ一コマを分析し入念に研究した。
1948年 連合国軍最高司令官総司令部の公職追放の指定によって「戦時中に教材映画、戦意高揚映画に加担した」として、公的な立場での仕事が続けられなくなり、重役陣ともども東宝を追放された円谷は、正式に東宝を依願退職する。フリーとなった円谷は東京・祖師谷の自宅の庭にプレハブを建て、円谷特殊技術研究所を設立。 -
1959年 6200万円の予算を投じた国産初のカラー・シネスコ用合成機「トーホー・バーサタイル・プロセス」を完成させ、『日本誕生』で日本初使用[。「日本映画技術賞」を受賞し、映画の日に特別功労表彰される。
-
1963年 東宝との専属契約解除。同年、東宝の出資とフジテレビの後押しを受け、株式会社円谷特技プロダクションを設立、社長に就任。
1966年 円谷特技プロが1年かけて映画並みの製作費と体制で製作したテレビ特撮番組『ウルトラQ』がTBSで放映開始]。TBS側の意向で怪獣キャラクターを前面に押し出した番組作りもあり、同番組は大ヒット]。この『ウルトラQ』は日本全国に一大「怪獣ブーム」を巻き起こすこととなった。
1970年1月25日、静岡県伊東市の浮山別荘にて妻マサノと静養中、気管支喘息の発作に伴う狭心症により死去(68歳)。最期まで映画『ニッポン・ヒコーキ野郎』と長編特撮映画『かぐや姫』の企画を練っていた。 -
このミュージアムにもミニチュアセットが展示されています。
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映画の撮影シーンがミニチュア化されています。
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先に須賀川アーカイブセンターでじっくり見てきたので、感動が薄れてしまっています。
もしこれから行ってみようかな、と思っていらっしゃる方は、円谷英二ミュージアムを見てからアーカーブセンターへ行くことをお勧めします。 -
須賀川駅から須賀川市民交流センターまでの通りには、ウルトラマンシリーズの像がところどこに何体かあります。
さぁ、あなたは何体と会えるでしょうか。 -
ウルトラセブン。
1967年10月1日から1968年9月8日まで、全49話放送。
この物語は、宇宙では遊星間侵略戦争が激化し、地球侵略を企む宇宙人が次々と地球に飛来。人類はこれに対し、国際組織地球防衛軍を結成して宇宙からの侵略者と戦い始めた。
日本にも地球防衛軍の極東基地が建設され、富士山麓の広大な地下基地で300名の隊員が日夜、宇宙からの侵略に目を光らせていた。極東基地には、各部署から選抜された精鋭隊員による特殊部隊ウルトラ警備隊が置かれ、地球防衛の最前線に立っていた。
ある日、クール星人による人間蒸発事件とそれに続く京浜工業地帯爆撃事件に際し、モロボシ・ダンと名乗る風来坊の青年がウルトラ警備隊に協力してきた。事件解決の功績を認められ、ダンはウルトラ警備隊に入隊。
ダンこそ、M78星雲から地球観測に来た恒点観測員340号の仮の姿である。侵略の危機にさらされた地球を守るため、彼は地球に留まったのだ。
ダンはウルトラ警備隊でも対処できない危機には、ウルトラアイを装着して本来の宇宙人の姿に変身する。そして、その超能力を駆使して侵略者や、その刺客である宇宙怪獣と死闘を繰り広げる。ダンの正体を知らないウルトラ警備隊は、自分達に協力する真紅の宇宙人をウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込め、「ウルトラセブン」と命名した。 -
エレキング。
ウルトラシリーズにたびたび登場する架空の怪獣。
別名は宇宙怪獣だが、作品によって異なる別名も用いられる。 -
このタイミングで円谷英二展が開催されていたので、完全コンプリートする為に須賀川市文化センターにやってきました。
この日、須賀川市では成人式が行われていました。 -
ポスターや資料などの展示物が中心でした。
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館内は撮影禁止でしたが、これだけは撮らせていただきました。
シュワッチ!! -
お土産売り場コーナー。
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ソフビ人形以外にもレアな玩具が多数販売されていました。
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イチオシ
車移動でしたが、ウルトラマンの石像だけは撮って帰りたかったので、JR須賀川駅へ。
最初はササっと見て帰るぐらいのつもりで行きましたが、思いのほか見所が多くて充実した須賀川探訪でした。
ウルトラマン世代だから思いっきり楽しめました♪
サボっていた旅行記は、これにておしまい!
さぁ、これでスッキリ春を迎えることが出来ます。
See you next trip!!
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