2022/04/09 - 2022/04/09
12位(同エリア98件中)
雲のすけさん
この旅行記スケジュールを元に
今回はとある場所に行きます。そこは昔に行ってとてもよかったところで再訪しました。その時は車で行ったのですが、雲のすけ旅行記でのこだわりの電車・バス(徒歩も含みます)の公共交通機関だけで行くプランです。今までとは違い計画では歩く距離も短く楽しい旅行になると思い行きました。それが今まで以上に大変な旅になるとは…。では出発します。
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JR静岡駅北口
県庁所在地の静岡市の駅だけあって乗車人数は静岡県内では1位となります。ここをスタート地点にしたのは県内で唯一今回の目的地がある町に隣接する市町村だからです。 -
特急ふじかわ号
前から始発駅(静岡駅)から乗ってみたいと思っていたので乗ることにしました。特急ふじかわ 乗り物
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使うフリーきっぷは「休日乗り放題きっぷ」です。これを使用することで3駅間(自宅最寄り駅・静岡駅・目的地駅)の通常払う料金より自由席特急券分くらいお得になります。
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幕の内弁当(東海軒)
特急に乗る理由の一つが車内で駅弁を食べれることと思っているので、静岡駅構内で買いました。東海軒の定番弁当で1番多く店頭に並んでいます。緑のポーションにはわさび漬けが入ってます。 -
静岡駅構内のグランドキオスクで買いました。ご当地パン「静岡クラウンメロンのっぽパン(バンデロール)」静岡で有名な茶のスイーツ店が出しているペットボトル茶「茶摘みの朝月緑茶(ななや)」缶詰はオリーブオイルを使ったツナ缶「オリーブ油漬・フレーク(由比缶詰所)」
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東海道線を走っていた特急ふじがわは富士駅で身延線のホームに入り3分ほどの停車をします。東海道線内はシートが進行方向とは逆向きの状態でなっていますが、富士駅で今まで先頭車両だった3号車が最後尾になり、身延線では進行方向にシートが正しく向きます。
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今日の富士山
この旅では富士山のビュースポットに行かないので、列車の窓越しの写真となります。身延線に乗っていると片側の席だけではなく、左右どちら側の車窓から富士山を見ることができ不思議です。 -
身延駅バス停(早川町乗り合いバス)
目的地がある早川町に行くには身延駅から奈良田温泉行きのバスに乗ります(この路線は途中で身延線の波高島駅・下部温泉駅にも寄りますので、そこからでもバスに乗れます)。身延駅ターミナルの中央の屋根のところが乗り場です。 -
駅から歩いて数分に店舗がある「みのぶまんじゅう(栄昇堂)」を買って、すぐ近くのベンチに座って富士川を眺めながら食べるのもありだと思います。近くの身延山久遠寺の枝垂桜は有名ですが、身延駅内には状況が出ていて今は葉桜だそうです。
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七面山登山口・赤沢入口バス停(早川乗合バス)
スクールバスが停まっている辺りが下車スペースで運賃は600円でした。事前の情報ではここから30分ほど歩くと着くそうです。帰りはバス停付近で待ちます。 -
目的地に向かうには急な坂道をひたすら歩きます。歩くには十分な幅ですが自動車では対向車が来たらすれ違いができないほど狭い道路で、そのために途中にはいくつか退避路が設けられています。
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途中には分かれ道がいくつかありますが、看板があってわかりやすかったです。だいぶ開けてきたので、そろそろ目的地に着きそうかな?
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着いたー!と叫びそうになるくらい達成感が半端ないです。ここまで約30分ほど坂道を歩いてきたので、もうへとへとです
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早川町赤沢(重要伝統的建造物群保存地区)
日蓮宗久遠寺と霊山七面山を結ぶ道の中ほどにあり宿が立ち並びます。かつての旅籠として使われた建物が当時の面影を残し数多く残ってます。
注)この写真は続きではなく別の場所から撮った写真赤沢宿 名所・史跡
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標高が少し高い(500mほど)ので、ちょうど桜が満開の時期です。
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そば定食セット(武蔵屋)
まずは赤沢宿を散策前に、行きのバス内で電話予約しておいた武蔵屋でランチをします。地元の食材をふんだんに使ったそば定食です。そば処 武蔵屋 グルメ・レストラン
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摩利支天の御堂
摩利支天は陽炎を神格化した仏様です。多くの戦国時代の武将からも信仰されていました。 -
道祖神
普段見慣れている伊豆型や双体道祖神とは違って字だけの道祖神。道祖神とは集落の境や峠の道端に設けられた石像や石造物で、外来の疫病や悪霊を防ぐ神様。 -
赤沢宿に来るときに使った道だけでなく宿内でも急な石畳の坂道。そのためか道の真ん中に階段があり登りやすくなっています。
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まだまだ坂が続きます。宿内ではこのような坂道が多くあります。もらった資料によると赤沢宿内でも標高差が100mあるそうです。
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喜久屋
休憩処として解放されています。トイレを借りることができます。 -
障子を開けて中をのぞくと囲炉裏がありました。2階へといける階段があり室内は掃除が行き届いて綺麗です。
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子安八幡堂・妙福寺
向かって左が子安八幡堂で右が妙福寺です。たいこ橋によってつながっています。 -
赤沢宿は山間の狭いところにあるのでたくさん駐車スペースがありません。その少ない駐車場の1つ付近にあった桜。石畳の身延往還は自動車が通れませんので気をつけて下さい。
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玉屋
もともと赤沢の宿は平屋建てだったそうです。多くの宿泊客が一斉に出入りできるように2方面が開いていたといいます。このような感じだったのかな? -
だいぶ坂道を登って赤沢の外れにきました。右手の建物が俳人であり小説家の高浜虚子が泊ったというえびす屋。赤沢内にはその石碑が3つあります。遠くには南アルプスの山々が見えます。
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七面山
日蓮上人が開いた日蓮宗久遠寺・法華経を守護されているという七面大明神を祀る信仰の山。頂上付近には敬信院があり富士山の絶景が観られるそうです。 -
さらに登ったところには桜が石畳近くまで伸びています。その様子と石畳の苔の生え具合からあまり人が通らなさそうです。なのでそろそろ来た道を戻ります。
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両国屋前での撮影です。こちらの桜は時期が過ぎたようで葉桜になりかけていました。
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大黒屋
こちらも昔は講中宿をやっていて1階のガラス戸の上にある講中札がそのことを物語ってます。祠の石造物は大黒様? -
清水屋
土産を販売していたり軽食を取ることができます。こちらで赤沢宿の地図や資料がいただけるので散策前に寄るのもいいと思います。赤沢宿清水屋 お土産屋・直売所・特産品
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清水屋で食べれる唯一の食事の豆もち。他にはアイスやドリンクなどがあります。勧められて体の疲れをとるクエン酸が含まれている梅ジュースにしました。
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室内だけではなく縁側で飲食している方もいました。ここで食べたら気持ちよさそうですね。
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大阪屋
講中宿と使われていたのをリノベーションしてゲストハウスとして運営されているそうです。数々のロケ地としても使われています。もともとは平屋建てで明治期に2階が増築されたそうです。講中札(マネキ板)の数がすごいですね。門の奥には蔵が見えます。 -
赤沢宿は坂だけではなく石垣もすごいです。
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階段を登った先には江戸屋がありました。こちらの江戸屋と大阪屋は代々庄屋を歴任していたそうです。
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バスの時間があるのでそろそろ七面山と赤沢宿ともお別れです。
ばいばい またね -
バス停までの道を歩いていると小さな川の流れがいくつかありまります。また行く時は歩くのに必死だったので気づかなかったのですが土砂崩落痕も…。
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春木川
橋の向こうには早川が流れていてそこで合流します。ここまで来るともう少しでバス停に着きます。帰りは坂道の下りなのでゆっくり歩いても行きより早く着き25分ほどでした。 -
極カレーパン・生ポポレモンシェーク(早川舎)
バス停から歩いて5分ほどのところにある南アルプスプラザには観光案内所や食事ができる早川舎があります。早川舎で注文したのはカレーパンは東京の焼肉屋とのコラボした商品で注文してから揚げるので、揚げたてのものを食べることができます。シェークも注文してから作るようでとてもフレッシュでした。味はトロピカル(自分的にはパイナップルみたいな?)味がします。セット割があってお得に飲食出来ます。南アルプスプラザ グルメ・レストラン
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プラザから数分歩いたところに立っているアニメに出演している人形。今日もお疲れ様です。
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下部温泉駅バス停(早川町乗り合いバス)
バス代400円で20分かけ着きました。バス停は駅舎向かって左隣りです。身延線の下部温泉駅は小さな無人駅ですが特急が停まる駅です。まだ日が沈むまで時間があるので駅周辺を歩いてみようと思います。 -
ふれあい橋
駅から歩いて数分の渡ろうとすると音楽が流れる橋。駅側からだとスピーカーが遠いようで(橋げた辺りから聞こえました)ほとんど聞こえませんでした。こちら側(駅から対岸)の甲斐黄金村・湯之金山博物館から橋を渡ろうとしっかり聞こえます。季節によって音楽が変わるそうです。 -
しもべ黄金の足湯
甲斐黄金村・湯之金山博物館の駐車場内にあり無料で入れます。自分が来た時は清掃後なのか水量が少なかったです。時間が経つにつれ温泉が溜まってきました。歩き疲れていたので40度くらいの足湯に20分程ぼーっと浸かっていました。風対策のためか(夜になるから?)ビニールカーテンがしてありました。 -
馬鹿丼(丸一食堂)
駅前にある食事処。「ばか」と読みそうですが、そうではなく「うまか」と読みます。牛丼みたいな味で牛肉の代わりに、名前の通り馬肉と鹿肉がたっぷり入ったどんぶりです。店の人から大きい方の肉が鹿肉と聞きました。丸一食堂 グルメ・レストラン
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下部温泉駅前にある土産屋のニュー梅月「隠し最中」は白餡で干しぶどうが入っていて、それがアクセントとなる最中です。隣は身延駅で買った栄昇堂「みのぶまんじゅう」で朝買って持ち歩いていたのでちょっと潰れてしまいました。
ニュー梅月 専門店
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下部温泉駅ホーム
今回の旅はこれで終わりです。身延線と東海道線を使い自宅に戻ります。赤沢宿は前に来た時とほとんど変わってなく、言い過ぎかもしれませんが初めて訪れた時に戻った錯覚を感じました。新しさはないかもしれないけど他の何かがあるそんな場所でした。それは地元の方々がそのために努力しているからだ思います。
ありがとうございます。また来ます。
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