大和の桜めぐり　（＋奈良ホテルのランチ＆「青の交響曲」に乗車）

2022/04/08 - 2022/04/08

2022年４月８日、JTB「奈良ホテルで優雅なランチと観光特急「青の交響曲」に乗車する大和の桜めぐり」というバス日帰り旅行に夫婦で参加した。
3月初めから右膝が半月板変形で痛くなったが、今まで２年連続でコロナにより春の花見ツアーをCancelしてきたので、蔓延防止が解除になった今回は参加しないとBlack Listに乗りそうで、膝が痛くても兎に角参加しようと決心した。丁度今回は桜の見頃も信貴山で満開、吉野山でも中＆下７分咲き
で、天候も一週間晴れと絶好の日和となった。
大阪梅田のプラザモータープール茶屋町駐車場に集合で、皆の集合が良かったのかバスの出発は計画より10分早い8:20であった。
まず、奈良の信貴山朝護孫子寺に着き、そこで一時間位の見学となる。
まず、鳥居をくぐると張り子の虎が出迎えてくれる。今年は寅年であるが、
聖徳太子が戦勝祈念をして毘沙門天が出現したのが、寅年、寅日、寅の刻との事で、干支により年毎に変える物ではない様だ。この寺は信貴山を利用して多くのお堂が建っており、千手院、千体地蔵、長い石段の上の本堂等全部を廻ると１日掛かるとの事。本堂も足が痛いので私は登らず、霊宝館にて国宝信貴山縁起絵巻を見学した。（大人１人400円）反対側の成福院、玉蔵院へは皆行く暇もなく、満開（少し散り始め）の桜を見ながらバス停に帰った。
次にバスで奈良ホテルへ向かい11時から奈良ホテルにてフレンチのコース料理を１時間半使い楽しんだ。この料理は写真を参照。
料理の後はこのツアーのメインである吉野山へバスで向かい14時から15時半まで、吉野山の下千本の桜を鑑賞。丁度金峯山蔵王堂の金剛蔵王大権現
の特別ご開帳があったので、先ず、足を引きずりながら黒門を潜り、仁王門（工事中）の横を通り金峯山蔵王堂へ20分で行き、ご開帳の金剛蔵王大権現３体に参拝した。この大権現は青い顔で仏というより仁王の如き凄い迫力があった。その後桜を見ながら駐車場まで降りた。バスの出発が５分遅れたのは３名程集合時間に遅れた人がいたが、金峯山蔵王堂を降りた所で真っ直ぐ行ったようだ。私も家内が注意しなければ其の儘真っ直ぐ上千本の方へ行きかけた。
その後バスで混んでいる細い道を通ってイライラしながら近鉄吉野口へ向かい、丁度近鉄特急青のシンフォニーが近鉄吉野口駅に入る15分前に駅に到着。少しホームで待って青のシンフォニーに乗車出来た。これで、近鉄阿部野橋駅終点まで乗り、此処で解散となった。
私好みの、１日で色々体験できるツアーであったが、足の調子が良ければ
信貴山と吉野山はもう少しゆっくり見物したい感がした。

以上　Yorky

エリア 吉野(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 私鉄 徒歩
• 利用旅行会社: JTB

大阪梅田のプラザモータープール茶屋町駐車場に集合で、奈良交通のバスに乗る。
皆の集合が良かったのかバスの出発は計画より10分早い8:20であった。

奈良の信貴山朝護孫子寺に着き、そこで一時間位の見学となる。
まず、鳥居をくぐると張り子の虎が出迎えてくれる。今年は寅年であるが、
聖徳太子が戦勝祈念をして毘沙門天が出現したのが、寅年、寅日、寅の刻との事で、干支により年毎に変える物ではない様だ。

信貴山朝護孫子寺の案内看板、兎に角、信貴山の丘丘を利用して多くの寺院が建っており、全寺院のお参りをするならば、１日掛かるとの事。

小型の虎も出迎えてくれた。

信貴山朝護孫子寺内の千手院、残念ながら中へは入らず。

信貴山朝護孫子寺内の千体地蔵、これは凄い。

長い石段の上の本堂、私は右膝が痛いので、この階段を登らず、家内にお祈りを一任。

私は本堂へ上らず、霊宝館にて国宝信貴山縁起絵巻を見学した。（大人１人400円）
霊宝館は写真の左端。国宝信貴山縁起絵巻は1150年頃に完成したとのことで、倉が飛ぶ等荒唐無稽な話が庶民的に面白く描き綴られているが、可成り色あせた感がした。

信貴山朝護孫子寺内の丘の上の多宝塔、登れず。

信貴山朝護孫子寺から退出する時に桜に気づいた。境内他の場所も桜の花が満開。

寺から出ると右手に開運橋がある。

開運橋の真ん中あたりにバンジージャンプのコーナーがあった。開運との関係が
不明、失敗すれば地獄？

開運橋から見える河岸にも桜が満開で綺麗だ。

バス乗り場の横に龍かと思いきや、羽のついた白虎があった。
昔の日本人が想像で作った神獣の様だ。

信貴山朝護孫子寺から奈良ホテルに行く道は平城京跡を通るので
遣唐使船がバスの車窓から見えた。

次にバスの車窓から大極殿も少し離れているが見えた。氷室で
有名な長屋王の屋敷跡の前も通った。（これは屋敷跡の表示石のみ）

バスは11時前に奈良ホテルに到着。玄関の佇まいも伝統的で良い。
ここで早めのランチを頂く。

２階への天井に外国の女優が絶賛した和風シャンデリアがあった。

奈良ホテル本館の入り口から別館へと移動し、ツアーで１室借り切りでこのメニューのランチを頂く。ひとテーブルに我々２人、４人グループ以外は夫々１テーブルに
２人づつ座るシステムの為家内も安心。

前菜はローストチキン　サラダ添え、上品で美味しい。食前飲み物として
ノンアルコールシャンパンを頂いた。（これは別料金）

続いてスープはトマトのポタージュスープで、これも上品な味であった。

メインの魚はサーモングリル　ベアルネーズソース

メインの肉は牛フィレ肉のステーキ　リヨネーズ添え、小さいが高級な肉で美味しい。

肉の後　季節のサラダが出てきた。これは魚の前でもよかったが、サラダは残そうかと思ったが、全部たべてしまった。全コース料理完食。

デザートは果物とプリン、これにホットコーヒーがサーブされ、満足。復刻版ランチ
と書かれていたが、オーソドックスだが、味は一流であり、家内にも好評。この奈良
ホテルのランチは９０分と充分な時間を取っていた。

奈良ホテルを出て丁度１時間半バスに乗り、午後２時に吉野山下千本の駐車場に到着。早速花見を開始しようとした。

吉野の花見が今回のメインであったが、バス内で本日は金剛蔵王大権現特別ご開帳
拝観できると聞き、バス停から歩いて20~30分掛かるとバスガイドさんから聞いてどうしようかと思ったが、家内が拝観に行くと言い出したので、一人迷うのも嫌で足を引きずりながら黒門を潜り、修理中の仁王門の横を通り、金峯山寺蔵王堂まで歩き登って行った。足を引きずりながらではあるが20分で写真の金峯山寺蔵王堂についた。

金剛蔵王大権現は３月26日~５月８日まで特別ご開帳との事で、金峯山寺（きんぷせんじ）蔵王堂右横の拝観受付所にて\1600/人を払い、蔵王堂に入り拝観。下から覗く感じで青い厳つい顔をした金剛蔵王大権現３体を拝観した。更に個別仕切りでよく見ようと並んだが家内から時間が無いと言われ列から出て退出した。写真の金剛蔵王大権現と桜は合成写真。

実際は桜の間に蔵王堂があり、この中に金剛蔵王大権現が座しているので、桜の間
に金剛蔵王大権現は見えない。この事実を知り、家内も「なあんだ」と言った。

蔵王堂を退出した後は道行ではなく、180度廻り桜を見ながら、写真を撮りながら
坂道を下千本駐車場に歩いて降りて行った。蔵王堂出口から真っ直ぐに行くと吉水
神社や神千本の方へ行ってしまう。バスの出発時間に遅れた３人（携帯が繋がりバスに５分遅れで乗車）は蔵王堂出口から真っ直ぐに行ったようだ。私も家内が注意しなければ其の儘真っ直ぐ上千本の方へ行きかけた。山の斜面に這うように桜の木々があるのが凄い。

黒門より少し下の赤い橋、両側にも桜。

道より下の桜の木々。山道を散策する人も可成りいた。

枝垂れ桜も綺麗。

山麓に千本以上の桜の木々が見える。ここらが中千本か？

バスの駐車場に着き、駐車場の桜も良いと気づいた。バスの出発時間に遅れた３人は携帯が繋がりバスに５分遅れで乗車、積み残しなしでツアー継続。

吉野山を出発し、バスで混んでいる細い道を通ってイライラしながら近鉄吉野口へ向かい、丁度近鉄特急青のシンフォニーが近鉄吉野口駅に入る15分前に駅に到着。少しホームで待って青のシンフォニーに乗車出来た。ホームに入ってくる青のシンフォニーを撮ることができた。

青のシンフォニー内部は左に１列と通路を挟んで右側に２列とゆったりした座席になっており、２号車はカフェラウンジになっていた。

２号車のカフェラウンジで買った紅茶＆ケーキセット（￥1100)を1セット買い座席に持ってきてケーキを分けて食べたが、ケーキの味はもう一つだった。柿最中の方が
良いのでは？

我々の乗った３号車、大阪阿倍野橋駅終点で撮った。

観光特急青のシンフォニーの字、大阪阿倍野橋駅終点で下車し、此処でこのツアーは
解散。　　以上　Yorky