2022/04/02 - 2022/04/07
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アクアマリンさん
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20年以上ぶりに桜咲き誇る京都を訪れました。年々外国人旅行者が増える京都は、そのうちまともに歩けなくなるのではと思っていたので、コロナ禍で外国人がほとんどいないうちに行くことにしました。ただ桜が見ごろの時期だけに想像以上に混雑していました。が、それでも例年よりは空いていたようで、初めて行く場所、久しぶりのスポット、京都の桜を思う存分見てまわりました。
ついでに名古屋(ちゃんと街を歩くのは今回初めて)と、山梨県一宮付近の桃のお花見も組み合わせて、春の花を堪能した旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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初日は18きっぷで名古屋へ。ひつまぶしやエビフライサンドなど、どれも美味しくて、名古屋グルメ目的でまた来ることを決心。
翌日も18きっぷを使い、湖西線経由で京都へ。途中、初めて長浜へ寄りました。写真は長浜城。豊臣秀吉が初めて城持ちになったのがここで、そのため「秀吉出世城」とも呼ばれるそう。長浜は桜が開花したばかりで、梅の方が花盛りでした。 -
長浜はレトロな街並みを活かした町おこしが盛ん。駅でやけに大勢が下車すると思ったら、どうりでおもしろい町でした。個性的なショップや飲食店が並んでいて、通りは観光客で賑わっていました。
東京ではあまり知られていないけど、名古屋・関西圏では観光地として人気のようです。前は琵琶湖、後ろは伊吹山と景色も良く、ぜひまた来ようと思いました。
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その後は琵琶湖を左に見ながら京都へ。
それまで京都へは東海道線でチャッと行ってばかりで、今回初めて湖西線に乗りましたが、とても景色が良く、すっかり気に入ってしまいました。
コロナ禍で海外へ行けなくなって、国内旅行を積極的にするようになりましたが、毎回「なぜ今まで行かなかったのか、乗らなかったのか」の後悔ばかりです。
京都のホテルにいったん落ち着いた後、夜桜見物へ。
これは高瀬川。 -
四条まで高瀬川沿いを歩いた後、祇園白川へ。
高級料亭や旅館が並ぶ祇園は、これぞ京都!という風情満点。ライトアップはこの日4月3日までだったので、良い見物ができました。 -
辰巳大明神。このあたりが祇園白川の中心地のようです。
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これも祇園白川。どこを撮っても絵になります
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次は知恩院へ。やはりこの日がライトアップ最終日という呼び声につられて、入ってみることにしました。
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ライトアップには興味ありませんでしたが、さすがに入場料取るだけあってきれいでした。春の京都に来たら、知恩院のライトアップはおすすめです。
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この山門は外からも撮れますが、やっぱり中へ入って見た方がいいです。
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円山公園の有名なシダレザクラ。久しぶりに見たけど、こんなに大きかったのか。
白川までのつもりで出かけたのに、いつの間にか知恩院、円山公園、八坂神社と歩き通してクタクタ。でも京都の夜桜を堪能できました。帰りに三条のホテルまで乗ったタクシーの運転手さんも、「たぶんこの2~3日が一番の見ごろ」と言っていました。 -
おとといまでの天気予報では大雨の予報でしたが、朝から素晴らしい好天に。実は私、結構な晴れ女でございます。
まずは初めての醍醐寺へ。秀吉の花見で有名なだけに、どこもかしこも桜だらけ。巨木もたくさんありました。 -
醍醐寺の中は、どこも満開の桜であふれていました。
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巨大な寺院で伽藍がたくさんあり、桜目当てでなくても一度は行きたい京都のお寺です。
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この日は京都市営地下鉄1日券を買ったので、移動は主に地下鉄です。
醍醐駅から蹴上へ向かい、蹴上インクラインへ。廃線になった線路沿いに桜並木がある風景は、関東にはないかな。ちょっとユニークなお花見スポットですね。 -
坂になっているので、上の方まで登ると前方に桜並木と京の街並みを見渡すことができます。
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蹴上から南禅寺界隈の超高級住宅街(和風のお屋敷が並ぶ別世界みたいなところ)を見つつ、哲学の道へ向かいます。
名のある寺院庭園もいいんですが、私はこういう散歩道の方が好き。 -
久しぶりに歩く哲学の道。桜、黄色いレンギョウ、白いユキヤナギの競演が何とも美しい。やっぱりいいですね。
京都のお花見スポットでは、ここが一番好きかな。 -
途中、野花を乗せた手作りの笹舟を通行人に配っているおじさまがいました。「下の川に落としてごらん、沈まなければ良いことがあるよ」の声につられて、私もトライ。見事?成功すると、「よし! これまでの生き方でこの先行っても大丈夫ってことだよ!」という、おじさまの言葉が心にしみました。自分の笹舟を追いかけて、私も先へ進みます。
あの不思議なおじさま、まだ哲学の道にいるでしょうか。あの時はありがとうございました。 -
地下鉄を西へ進み、今度は嵐山へ。ここも久しぶり。駅はすっかり今風になり、店もまるきり変わっていましたが、相変わらずすごい人です。
この日も桜漬けの1日でした。 -
京都最終日のこの日は、朝一番に平安神宮へ。
京都御所紫宸殿にならって、ここも「右近の桜、左近の橘」です。 -
平安神宮といえば、この神苑のシダレザクラが有名。
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池に映る伽藍とシダレザクラも美しいですね。
ただ「朱色の伽藍とものすごい数のシダレザクラ」を記憶していたので、久しぶりに来て「あれ、ここじゃなかったかも?」と思いました。一体どこだったんだろう。 -
次は二条城へ。たぶん初めてだと思います。
中は撮影禁止なので写真はありませんが、国宝・二の丸御殿の素晴らしさといったら!襖絵、欄間の彫刻、全てが最高の芸術品。
京都の出城でこの豪華さなら、江戸城内はどれだけすごかったのでしょうか。 -
二条城の庭園に咲く桜。京都の桜もそろそろ見納めです。お腹いっぱいなぐらい、桜を見てきました。
京都に来るのは簡単です。
だけど、どこも桜が満開+ずっと好天+人出もそこそこ(マナーの悪い外国人がいないだけでもすごい楽)=こんな好条件で訪れることができるのは、次はいつになるでしょうか。
ありがとう、京都。私を歓迎してくれて。
この後、18きっぷで名古屋へ。
名古屋では、かの有名な矢場とんの味噌カツを初めて賞味。お肉は柔らかく、タレは見た目よりあっさりしてこれはうまい!
ああ、やっぱり私、名古屋グルメにハマりそうです。 -
名古屋からは、特急しなので山梨へ。しなの号は木曽を通って、名古屋から長野を結んでいます。残雪の御嶽山や渓流を見る沿線の景色が良いので、東海道線往復で飽きた時にはぜひ乗ってみてください。
塩尻から中央東線に乗り換え。甲府近辺~勝沼ぶどう郷駅までは、ぶどうと桃の生産が盛んで、「日本一の桃源郷」とも呼ばれます。
この日は、塩山桃源郷を訪れました。
塩山は甲府盆地の東端にあたり、駅からはずっと上り坂です。途中は桃の花と残雪のコントラストを楽しめます。 -
慈雲寺というところは、巨大なシダレザクラで有名。
お寺の本堂よりはるかに大きい様子がわかると思います。交通不便で平日なのに、次々と観光客が訪れるだけあって、これは一度は見て損はありません。
ただし、塩山の散策コースは非常にわかりにくい。標識は少ないので当てにできず、地元の人に聞いても「さあ歩いていったことがないから」という調子で、私も他の観光客も迷う人続出でした。またマップの時間もいい加減で、慈雲寺まで徒歩35分とありますが、行きはその倍見た方がいいでしょう。
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石和に1泊して、翌日はレンタサイクルで一宮周辺の桃畑をまわりました。
結論から言うと、道のわかりにくさ・坂道の多さを考えると塩山桃源郷は無理して行かなくていい。その分、一宮をまわった方が満足できます。
中央高速でいうと勝沼IC~一宮御坂ICは、4月上旬はどこを向いても桃の花だらけ。特に中央高速から国道34号線の間は、東西の道を走っていれば、写真のような風景を見ることができます。 -
現地では自転車の方がおすすめ。きれいな場所を見つけたら、さっと脇道に入ることができます。*ひと様の農地には絶対に入らないようにしましょう。
人が全然いなくて、目の前はこんな美しい花景色。桃の花の下にはタンポポ、その向こうには菜の花が満開で、丸で別天地でした。 -
一宮でイチオシのスポットは、こちらの金桜園(きんおうえん)。
桃農家さんで、春は無料でお花見をさせてくれるほか、自家製ジャムや付近の物産も販売、無料休憩所も完備。近くのお花見スポット(こちらの周辺が一番きれいだった)も教えてくださるという、神のような存在です。
ここで買った桃ジャム(ピューレ状ではなく、粗みじんの方)が、桃そのものを味わっているようで、とても美味しかった!
次回からは、金桜園さんを目指してこの近辺をプラプラするだけにしたいと思います=天気予報と桃の花開花状況を見て東京から日帰りでも、大満足できそう。 -
京都の桜、山梨の桃をお腹いっぱい楽しんだ旅でした。名古屋や長浜という再訪したい街もできて、充実した旅でした。
何よりお日様に感謝したい、変わりやすい春の気候の中、毎日天気でいてくれてありがとう!
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