シェラトン沖縄サンマリーナリゾート（オーシャンスイート滞在）その２

2022/03/03 - 2022/03/04

サンマリーナホテルの目の前には南北400mに延びる「サンマリーナビーチ」があります。遠浅の海で水質は抜群にいいです。よって夏季には様々なマリンアクティビティが楽しめます。

ここに、2016年（シェラトンとしてリブランドオープン時）新しい施設が誕生しました。

①地上6階建ての新ホテル棟（サウスタワー、客室46室）
客室面積50㎡のプレミアムグレードの客室になっており、１階には専用のラウンジ（ソフトドリンクのみ）があります。マリオットの上級会員（プラチナ、チタン、アンバサダー：以下の記述では省略）のアップグレード対象
②ウェルネス＆スパ
屋内温水プール、フィットネスジム、日本式バス＆サウナ、スパトリートメントルーム等があります。よって、寒い時期でも室内で楽しめます。
③チャペル

さすが、森トラストさん、ローカルホテルから世界のシェラトン（現マリオット傘下）へ、夏のビーチリゾートから通年リゾートへ、狙いがどんぴしゃり、拍手！

近況報告
昨年の9月に出版した『ホテル上級会員の世界ーマリオットのプラチナに憧れ、ヒルトンのダイヤに目がくらんだ、シニア男性の夢物語』（アマゾン・キンドル出版）の英語版を出版しました。

私のホームページに旅行記・書籍の紹介等、多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm

エリア 恩納・読谷(沖縄)

豪華なビーチリゾートホテルで、最上階の海に突き出した「天空のバルコニー」（写真）に案内されたら、貴方は何を感じるでしょうか？ここは日本から遥か彼方にあるメキシコのビーチリゾート「カンクン」です。

バルコニーに立てば、目の前には息を飲むほど美しいカリブ海（写真）が広がっています。ここは「カンクンパレス」の海に突き出したスイートルームです。

お隣は「ＪＷマリオット・カンクン・リゾート＆スパ」（写真）。エグゼクティブラウンジがあり、マリオットの上級会員ならアルコールを含めて飲食無料になります。ここも美しい。

そして、天空のバルコニーに置かれたテーブル（写真）でルームサービスの朝食を食べたらどんな味がするのでしょうか？ランチは？ディナーは？
私は思いましたね。贅沢にはきりがない。「やり過ぎだ。天罰が当たる～」と。しかし、このような絶景のバルコニーに出会えた喜びも感じました。

カンクンパレス（写真）の施設見学をした後、タイムシェアの会員権販売会場に移動しました。会場はほぼ満席で熱気に包まれていました。勿論、高額な会員権は買いませんでした。無料飲食を目論んだだけです。詳しい旅行記は以下にあります。
◎メキシコ・カンクンのリゾートクラブ滞在③（カンクン・パレス）
https://4travel.jp/travelogue/10655324

カンクンパレスのスイートルームには劣りますが、ここの天空のバルコニー（写真）も素晴らしいです。日本ではなかなか出会えない貴重な隠れバルコニーです。

妻も私も若者にもどった気分で大はしゃぎです。幸い天気に恵まれ快晴の午後、部屋でのんびりコーヒーを飲んでいる場合ではありません。

目の前には素晴らしいビーチ（写真）が広がっています。サンマリーナビーチです。しかも、ご丁寧にもプライベートビーチを囲むように沖合に堤防（写真）が造られています。

左右の堤防まで陸続きで歩いて行けそうです。そこで、早速、探検してみました。先ずは海に向かって左側の堤防（写真）の先端まで。

ホテルから出て遊歩道を歩いていくと真っ白な錨がありました。「Love Anchor：ラブ・アンカー」とあります。

Anchor（アンカー）とは競技のリレーチームの最終者を思い浮かべますが、辞書で調べてみると、「１錨（いかり）２支え、よりどころ」という意味もあります。

例1：She is my anchor.
彼女は私の心の支えだ。
例2：May your love and happiness be anchored forever.
幸せが永遠に続きますように（ラブアンカーの標識の説明文）
注：写真左から２番目の建物がサウスタワー

堤防の先端から見たサンマリーナホテル・メインタワー（写真中央）。写真右がレストラン「グリル」、写真左がウェルネス＆スパ「ヌチグスイ」
参考「グリルステーキシーフード料理」（3月～5月）7260円（サービス＆税込み）ただし現在クローズ

ウェルネス＆スパ「ヌチグスイ」（写真中央）は2016年シェラトンとしてリブランドオープンした時に新設された施設です。

部屋でTシャツと短パンに着替え、水着も持ってウェルネス＆スパ「ヌチグスイ」に行きます。アプローチはホテルから橋（写真）を渡ります。これだけで気分が盛り上がってきます。

ウェルネス＆スパの２階にトレーニングジムがあります。室内（写真）は円形をしており眺めがとってもいいです。真っ白な砂浜と青い海を眺めながらトレッドミルの上でジョギングできます。

ただし、マシンの数が少なく本格的な筋トレは難しいようです。このジムは宿泊者は無料で使えます。

ジムでしっかりトレーニングした後は、１階にある温水プールでクールダウンです。しかし、普段は子供連れのファミリーで大賑わいですのでゆっくり泳ぐスペースはありません。

泳いだ後はプールサイドのソファーで寝ころびます。ここも実際にはファミリー専用になりますね。優雅なリゾートホテルの雰囲気ではありません。最後はサウナ付き大浴場で冷えた体を温めます。これにて本日のワークアウト終了。

ウェルネス＆スパの施設（室内プール、大浴場）は宿泊者でも有料で、「リゾートパス」（大人3850円、子供（6歳～12歳）1100円）を購入しての利用になります。

リゾートパスは1滞在（注）の料金で同室のゲスト全員の購入が必要です。よって大人2人、子供2人なら合計1万円程度の出費になります。
注：連泊は1滞在なので何連泊しても同額

<リゾートパスに含まれるもの>
以下、ホテルの公式HPよりコピー（宿泊者用）
ぬちぐすい （屋内プール、大浴場＆サウナ、シェラトンフィットネスジム）、ロッカー、シャワー、タオル、「パラデッキ」セット （パラソルx1 ＆ チェアx2）、カヤック、ペダルボート、テニス、バスケットボール、ミニゴルフ、屋外ガーデンプール＋ウォータースライダー2本（季節営業）
-ご宿泊のお客様は、リゾートパスをご購入無しで屋外ガーデンプールおよびウォータースライダーをご利用いただけます。
-ウォータースライダーは120㎝以上のお客様がご利用いただけます。

リゾートパスはビジター料金（1日あたり）も設定されていて、大人5500円、子供（6歳～12歳）2200円です。ただし、ビジター（外来）は大浴場およびフィットネスジムは利用できません。

これらの有料の「リゾートパス」をマリオットの上級会員は無料で頂けます。有難いことです。ビーチの沖に造られた堤防と橋（写真）を渡って一番先端まで行ってみます。

私は約30年前、はじめてサンマリーナホテルに来て沖縄の海の美しさに感動しました。そして、シュノーケルの手軽さと楽しさに目覚め、その後、毎年沖縄の海を訪れました。

当時の沖縄は恩納村のビーチからちょっと沖に行くだけで、どこでもカラフルなサンゴがいっぱい生えていました。色鮮やかなサンゴと、そのまわりを泳ぐ熱帯魚はまるで「竜宮城」でした。しかし、ある年を境に沖縄のサンゴがほぼ全滅してしまいました。

2000年の夏に来てみると死滅したサンゴが骸骨のように横たわり竜宮城は消失してしまいました。私はシュノーケルをしながら泣けてきましたね。その後、私は沖縄の海には行かなくなり、海外の海に向かいました。
写真：サンセットバー（通常は午後6時から一般営業ですが今はクローズ中）

プーケットやセブ島でシュノーケルを楽しみ、グアムでダイビングのライセンスを取り、2005年に早期退職してからは、遠くメキシコのカンクン・コスメルまで飛んでシュノーケルを楽しみました。その時の旅行記の一部をアップしておきます。
◎メキシコ（コスメル）のリゾートクラブ滞在記（マリンスポーツ編）
https://4travel.jp/travelogue/10224799
◎ピピ島・シュノーケルツアー体験記
https://4travel.jp/travelogue/10141542
写真：サンセットバー

そして、2009年の夏、久しぶりに沖縄・恩納村にやってきました。マリオットリワードの会員だったのでポイントでルネッサンス沖縄に泊まりシュノーケルをしました。我々夫婦の目的は真栄田岬とチービシ（ナガンヌ島）のサンゴでした。
写真：サンセットバー

ルネッサンス沖縄に5連泊し、真栄田岬に３度、チービシに１度行き、見事に復活したサンゴと熱帯魚を見てきました。
写真：サンセットバー

そんな想い出をサンセットバーでカクテルを傾けながら妻と１時間ばかり過ごしました。2009年の旅行記は以下にあります。
◎ルネッサンスリゾート・オキナワ滞在（真栄田岬・チービシ編）
https://4travel.jp/travelogue/10379859

「サンセットバー＆テラス」では毎日午後5時から6時までマリオットの上級会員向けに「ハッピーアワー」の時間が設定されています。1時間限定でアルコール含めてドリンク無料になります。
写真：夜のメインタワー（ロビー）

ただし食べるものは何もないです。ここでフリードリンクを頂きながら食事（有料）をしている人もいました。我々はコンビニでサラダ・おかずを買ってきて豪華なスイートルームで質素な夕食（食べ過ぎ防止）にしました。お財布と体に優しい夕食です。おやすみなさい。
写真：夜のメインタワー

目覚めの朝、先ずは熱々のコーヒーを淹れてバルコニーで頂きます。最高のモーニングコーヒーです。生きていてよかった～、と感じる一瞬！この瞬間を求めて私はしつっこく旅に出ます。

朝食は１階にあるダイニングルーム「SENSES:センス」（写真）にて。このレストランは終日営業で、朝食、ランチ、ディナーともにOKです。
朝食：午前7:00～午前10:00
昼食：午前11:00～午後3:00
夕食：午後5:30～午後9:00

マリオットの上級会員は朝食も無料で頂けます。このホテルのユニークなサービスとして朝食付きの宿泊プランの場合は「朝食をランチに変更可能」です。

よって、マリオットの上級会員が朝食付きプランで宿泊すれば「会員特典朝食＋ランチ振替」で２食付き宿泊になります。ただし、会員特典朝食はランチ振替不可です。

さて、リゾートの朝食です。大いに楽しみましょう。食べたいものからどんどん食べていきます。焼きたてのクロワッサンとTWGの紅茶を頂きます。

お次は特製のオムレツともずく。

焼き魚を色々物色して…

デザート類にいきます。沖縄のお土産「ちんすこう」がビュッフェカウンターに沢山ありました。遠慮なく頂きます。これはいつ食べてもうまい！

そして、最後は甘いデニッシュとマフィン、そしてカプチィーノ。

天気が良く暖かくなってきたので、外のテーブルでデザート・コーヒーを頂くことにしました。

コーヒーをお代わりして、ビーチサイドの椅子に座ってコーヒータイムです。何もしない優雅なホテルステイです。夏季になれば各種のマリンスポーツができます。

参考までにホテルのHPに記載されている「Activity Information」より抜粋します。
◎青の洞窟シュノーケルツアー
シュノーケルでいく青の洞窟探検ツアーです。ダイビングで有名な真栄田岬の洞窟ポイントへボートで移動します。
◎ボートシュノーケルツアー
経験豊富な船長が当日の最適なポイントへご案内します。

◎シーウォーカー (夏季限定）
泳げなくても大丈夫！髪や顔はほとんど濡れないため、水が苦手な方でもお気軽に海中散策をお楽しみいただけます。
◎パラセーリング (夏季限定）
上空40mから眺める大海原とリゾートエリアのコントラストは格別

◎ウインドサーフィンスクール
初心者又はブランクのある方向けです。シェラトン沖縄サンマリーナリゾートのマリンスタッフが丁寧にアドバイスし、安心してお楽しみいただけます。
◎ウェイクボードスクール
ウェイクボード初心者やブランクのある方向けです。 マリンスタッフが丁寧にアドバイスし、安心してお楽しみいただけます。ジェットスキーでけん引します。
◎ロケットボート (バナナボート)
不変の人気。 安全でスリリングな、お子様にも楽しめる乗り物です。
◎ジェットスキー遊覧
大海原を駆け抜けよう！文句なしのスピード感！
◎ペダルボート
海上の自転車のような乗り物です。陸地とは違う不思議な経験をしてみては如何ですか？安定感は充分にありますので、安心してお乗りいただけます。

◎カヤック（写真）
水中を泳ぐ魚たちが見えるほどに透き通った海で、カヤックを楽しんでみませんか？
時間: 60分
宿泊者料金：￥2,200
外来料金：￥2,750
最大乗船人数: 2名様
注意事項: カヤック1艘あたり1～2名様

リゾートパスにはカヤック（写真）が入っていたので挑戦してみました。まだ、３月上旬、水はとっても冷たく転覆したら凍えて死にそうです。

慎重にペダルを漕いで海に出ます。ただし、沖合の堤防の内側です。インストラクターのお兄ちゃんがジェットボートに乗って追っかけてきてくれました。そして、サンゴ礁が綺麗に見えるポイントまで連れってくれました。

サンマリーナのビーチは今でもとても綺麗で、堤防内の海にもサンゴが沢山見えました。次回は泳げる時期に来てみたいものです。（The End）