2009/09/07 - 2009/09/12
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funasanさん
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私はビーチリゾートで海を眺めながら優雅に滞在するのも好きであるが、透明な海の中、美しいサンゴを求めて海中を泳ぎ回るのが何より好きである。生きているサンゴのまわりには必ずカラフルな熱帯魚が群れている。しかも、サンゴは群生しているので「竜宮城」のような世界が展開する。私は本当に久しぶり(9年ぶり)に「真栄田岬とチービシ」に出かけた。竜宮城は復活したのか?それを確かめに‥‥
写真:無人島のチービシ(ナガンヌ)
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅』案内あり)
http://www.e-funahashi.jp/
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ルネッサンスオキナワから真栄田岬(写真)のダイビングポイントへは、車で5分程度で行ける。
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以前に来た時は未舗装の駐車場に小さな売店があっただけであるが、今では見違えるように整備された。全面舗装された広い有料駐車場、ショップ、レストラン、ロッカー等がある大きな建物(写真)もできた。
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真栄田岬は隆起サンゴ礁に囲まれた風光明媚な景勝地で、遊歩道(写真)の先に絶景の展望台がある。写真には写っていないが、左側にトイレ、着替え室、温水シャワー室(有料)等がある。
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展望台からの絶景の眺め!切り立った断崖絶壁が恐い。この切れ落ちは海の中まで続く。
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青い空に青い海、ダイビングボートが停泊している。ここの周囲はダイビングポイントとして有名である。
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岬から海に直接エントリーできる道(写真)がある。以前は単に崖(がけ)を下る自然の小道だったが、今では舗装された立派な階段が出来ている。
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天気はいいのであるが、台風が去った後のうねりが高く、大きな波が真栄田岬の岸壁(写真)に打ち寄せている。よって、この日は岬からのエントリーは全面禁止。ボートによるダイビング・シュノーケルはOK。
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今日のシュノーケルはダメか?とあきらめかけていたが、念のためショップの人に聞くと、「岬の西側のビーチでみんなやってるよ」という。大喜びで歩いてビーチ(写真)へ行く。
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このビーチ(写真)が素晴らしい。青い海から隆起サンゴ礁が突き出し、見るからに絶好のシュノーケルポイントである。波もそれ程高くない。
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ダイバー、シュノーケラー、サーフアーその他、多くの人がこの小さなビーチに集まってきていて、まるで海の学校である。実に賑やかで初体験のビーチでも恐くはない。これはラッキー。
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しかも、ほとんどが20才前後の若者に見える。9月上旬、まだ大学は夏休みで学生さん達は夏休みを沖縄の海でエンジョイしているようである。我々の目の前でサーフィンスクールの一団(写真)が練習をはじめる。
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10分程度地上練習した後、すぐに「では、行きましょう!」と言って、沖の荒波に向かって出発(写真)した。大丈夫かよ‥‥?
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ビーチ近くに3〜4mの落ち込みがあり、そこでダイビング練習ができる。しかし、ここは遠浅の海岸なので本格的ダイビングには適さない。しかし、シュノーケルには抜群である。写真正面の隆起サンゴ礁の沖合いから左側にかけて鮮やかなサンゴ礁が群生している。もちろんカラフルな熱帯魚も。
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翌日の午前中、ルネッサンスホテルのシュノーケリングツアー(青の洞窟:6000円)に参加した。写真正面のルネッサンスホテルからボートに乗ってすぐにポイントに着く。
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真栄田岬の東側は断崖絶壁で、海の中も深く切れ落ちている。よって、ボートから海に入ると底の見えない深い海が待っている。少し怖いが素晴らしい世界が見れる。
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底の見えない深い海に太陽光線が差し込み、そこに大きな魚の群れが悠然と泳いでいる。この光景はすごい。(ダイバーなら見慣れた光景)ツアーは真栄田岬の「青の洞窟」をシュノーケリングで見て回る。イタリア・カプリ島の青の洞窟にも負けない?(注:行ったことがないので不正確)
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青の洞窟ツアーで、真栄田岬の深く切れ落ちた岩肌に新しいサンゴが復活してきているのを発見。うれしくなり、翌日、再び真栄田岬に行く。
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波は少し治まりインストラクター同行なら遊泳可能になった。ダイビングやシュノーケルのグループ(写真)が沢山入っている。実はここから青の洞窟にも行ける。
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足場が悪く波もあるので(ルール通り)個人での遊泳はやめて、先日行った西側のビーチで泳ぐことにした。この日は引き潮の時間帯だったためか透明度抜群で、かなり広い範囲でサンゴ礁と熱帯魚を見ることができた。3日連続で真栄田岬に行きサンゴの復活を確認した。ただし、以前とは比べものにならないくらい貧弱であるが‥‥。
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天気予報とにらめっこしながら、ある日、那覇から20分で行ける、日帰り可能な無人島「ナガンヌ島」に出かける。写真:那覇「泊港」から座間味行きフェリーが出航していく。
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ナガンヌ島は沖縄の渡嘉敷島や座間味島などのある慶良間(ケラマ)諸島に属し、那覇から西へ約15kmに位置するチービシ環礁を構成する一つの島。
写真:ナガンヌ島行きの高速船 -
ケラマの海は世界でも有数の透明度を誇り、特にチービシ(ナガンヌ島)は白い砂浜の広がる美しい無人島(写真)である。海の青さが恩納村とはまるで違う。
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ナガンヌ島への渡航は、すべて「ナガンヌ無人島ツアー」になっており、那覇・泊港より1日3便(7〜9月)出航する。写真:ナガンヌ島に到着した高速船
詳細は以下のナガンヌ島のオフィシャルサイト参照
http://www.nagannu.com/index.php -
以前は恩納村のホテルから直接ナガンヌ島へ行くツアーもあったが、現在は那覇からのみである。少々面倒だが、車で那覇・泊港まで出かけてツアーに参加する。写真:ナガンヌ島の桟橋
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私は今回で3回目のナガンヌ島訪問になる。強烈な太陽と青い海は以前と全く変わらない。嬉しくなる。高速船を降りて桟橋を島の方(写真)に歩いていく。心持ち小走りになる。
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朽ち果てた昔の桟橋(写真)。海をのぞき込むと海底までしっかり見え、魚が群れている。限りなく透明に近いクリスタルな海水!
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橋を渡りきった所に「ダイニングテラス」(写真)がある。ツアーは食事付きなので、全員ここでランチを取ることになる。
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島の中央に「総合カウンター」(写真)がある。ここでパラソル・デッキチェアー・シュノーケルセット、その他ツアー予約をする。
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ナガンヌ島は無人島でありながらも施設・設備はしっかりしている。特筆すべきものはビーチに並ぶ「レストコテージ」(写真)である。
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ナガンヌ島の太陽は強烈!ビーチのパラソルとデッキチェアーだけでは日焼けをするし、何かと不便。レストコテージ(写真)を一度使ったらもう止められない。
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レンタル料は「ビーチパラソル1本とデッキチェアー2台」で3000円、「レストコテージ1棟」で5000円。その差は2000円のみ。よって、私は必ずコテージを使う。ただし、数に限りがあるので確実に使いたい場合は事前予約が必要。
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私たちのコテージ(写真)の目の前は青い海。ビーチはギラギラの太陽が降りつけ真夏の暑さであるが、一歩コテージに入ると涼しい。素晴らしく快適なコテージである。
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コテージで休む暇なく、目の前のクリスタル・ブルーの海(写真)に入る。海水がひやっとして気持ちいい。そして、海の中。20mくらい先まで良く見える。透明度も沖縄本島とまるで違う!
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そして、探し求めていたサンゴは????やはり遊泳区間のビーチは海水浴客で荒しまわされているためか、サンゴは期待できない。しかし、遊泳区間のロープぎりぎりの所から外に向かって小さな枝サンゴが群生している。しかも、いっぱい育ってきている。その回りは小さな熱帯魚の楽園である。これには嬉しくなる。
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もっと、本格的にサンゴを探すためにボートシュノーケルツアー(3800円)に参加した。小船で10分くらい沖合いに行き、そこでシュノーケルをする。そこには巨大なリーフがあり、見た目には10?くらいではあるが色とりどりの枝サンゴが見事に育っていた。新生サンゴと熱帯魚の世界を十分堪能する。Very Good.
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午前中、ビーチで泳ぎ、シュノーケルツアーにも参加して、チービシのサンゴと熱帯魚にかなり満足する。お腹も減ってきたので、ここらでランチである。午後1時過ぎに「ダイニングテラス」(写真)に行く。
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ツアー客用のランチメニューからカレーライスと沖縄そば(写真)を注文。これでは少ないので、枝豆、ジュースも追加してランチタイムにする。腹が減っているので何を食べてもうまい!
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食後、自分のレストコテージに帰りデッキチェアーに寝転ぶ。狭くても楽しい我が家である。涼しい風がコテージを吹き抜けるので、持参したバスタオルを体に被う。極楽!天国!
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私のコテージからの眺め(写真)。妻もコテージには大満足である。2人で仲良く昼寝する。注:お昼ねタイムこそコテージの醍醐味
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30分くらい仮眠すると体の疲れがとれてくる。コテージがあまりにも快適なので、そのまましばらく海(写真)を眺めながらコテージでくつろぐ。
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目の前の美しい海(写真)を眺めていると泳ぎたくなる。その後、出発時間まで「サンゴ・熱帯魚探し→コテージで休憩」を繰り返す。
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天気が良ければ素晴らしい海水浴ができるナガンヌ島。残念ながら島での滞在時間が約5時間と少ない。「ナガンヌ島ツアー」なので、那覇発1便(8:30)の客はナガンヌ発1便(14:00)で帰らなければならない。以下、2便(那覇9:30発)→(ナガンヌ15:00発)3便(那覇10:30発)→(ナガンヌ16:00発)
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那覇発1便(8:30)で島に渡り、最終便(16:00)で帰りたいところであるが、基本的に不可。ただし、当日、船に空席があれば「現地での変更が可能」という。注:7月〜9月まで期間限定でナガンヌ島のレストハウスに宿泊するプランもある。
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今回の沖縄旅行は大いに成果があった。マリオットポイントによる無料のルネッサンスホテル滞在でありながら、食事やマリンスポーツなど特典のオンパレードに驚く。これによってマリオットポイントの凄さを再認識する。さらに、沖縄のサンゴの復活を確認できたことも大きい。サンゴは1年に1?くらい成長するという。よって、これから10年もすれば、かってのような素晴らしいサンゴのお花畑が沖縄の海で見られるようになるかもしれない。写真:最終便にてナガンヌ島を出発
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