シェラトン沖縄サンマリーナリゾート（オーシャンスイート滞在）その１

2022/03/03 - 2022/03/04

本当に久しぶりにサンマリーナホテル（写真）に泊まりました。前回は1993年、何と今から29年も前のことです。当時の私は41歳、妻37歳、2人の子供は小学1年と4年でした。若かったな～。

今回は妻との優雅なリゾートステイのため事前にマリオットのスイートナイトアワード（SNA）を申請しました。その結果は合格で、しかも、我々の部屋はメインタワー最上階の海に一番近い角部屋「オーシャンスイート」でした。貴重な体験でしたので詳しくレポートします。

注1：SNAとはマリオットの上級会員特典で、年50泊（プラチナ）および75泊（チタン）に到達すると獲得できる「年間チョイス特典」の1つ。
注2：宿泊当日の空室状況によりSNA申請なしでもプレミアムカテゴリーのサウスタワーの客室又はメインタワーのスイートルームへの無料アップの可能性あり

近況報告
昨年の9月に出版した『ホテル上級会員の世界ーマリオットのプラチナに憧れ、ヒルトンのダイヤに目がくらんだ、シニア男性の夢物語』（アマゾン・キンドル出版）の英語版を出版しました。

私のホームページに旅行記・書籍の紹介等、多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm

エリア 恩納・読谷(沖縄)

サンマリーナホテル（写真）の開業は日本のバブル絶頂期の1987年です。この時、私は35歳！日本経済も私も「イケイケドンドン、怖いものなし、未来は輝いている」時代でした。

ホテル開業6年目の1993年、当時小学生だった子供達の夏休みの想い出にと豪華な沖縄旅行を計画しました。家族全員が初めての沖縄旅行でした。

サンマリーナホテルは開業以来JALホテルズの豪華リゾートホテルとして人気を集めていました。我々も当然のごとく日本航空JALに乗って新築間もないピカピカの「サンマリーナホテル」に来ました。ホテルエントランスは海に浮かんでいるような設計（写真）になっています。

沖縄に来てみると全てが輝いていましたね。海もホテルも‥‥。愛知県の海水浴場しか知らなかった私は沖縄の海の綺麗さにショックを受けました。海水は透明で飲めるくらい綺麗でした。山男から海男へ！私の心に革命が起こりました。

ホテル専用ビーチの海でもカラフルな熱帯魚が泳ぎ、ここで私はシュノーケルにはまりましたね。そんな想い出深いホテルに帰ってきました。そして、再び驚きました。外観もホテル内もピカピカで30年前と同じなんです。その訳はまた後で。
写真：ホテルエントランス

昔も今も最上階まで吹き抜けのアトリウムロビー（写真）が圧巻です。ここにシースルーエレベーターが上下します。この巨大アトリウムは1983年開業の「万座ビーチリゾート」で一気に人気がでました。

そして、巨大アトリウムロビーを誇るかのように1987年「サンマリーナ沖縄」、1988年「ルネッサンス沖縄」の開業と続きました。1993年開業の「初島クラブ」（現グランドエクシブ初島クラブ）もその１つです。
◎グランドエクシブ初島クラブ（施設編）
https://4travel.jp/travelogue/10347865

これらは日本経済が絶好調の時代の素晴らしいホテル群です。その中でも、このサンマリーナホテルのアトリウム（写真）は秀でていました。何とロビーの床は「海？」このホテルは海に浮かぶ白亜のピラミッドのような設計になっています。見事というしかありません。

そして、フロント前のロビーには本当に熱帯魚が泳ぎ、沖縄の海が再現されています。これも昔と同じで子供達も我々夫婦も感激したものです。ホテルの中に海がある！

午後1時頃、フロント（写真）でチェックインしました。本日はオフシーズンの平日、ボトム料金（2名1室総額18900円）の予約でした。ルネッサンス沖縄に比べるとお安いです。この値段でスイートルームに無料アップです。マリオットの上級会員の本領発揮ですね。

午後1時過ぎでしたが、もう既に部屋の準備は完了で、「今からお部屋に入れます」という案内でした。フロントスタッフの対応は非常にいいです。我々の部屋は最上階（9階）の一番海に近い910号室でした。期待を込めて廊下（写真）を急ぎます。

参考までに９階のフロアーマップ（写真）をアップしておきました。我々の部屋910号室「オーシャンスイート」はメゾネットタイプで２階のベッドルームを含めて客室面積82㎡です。

入室すると広々としたリビングルーム（写真）が出迎えてくれました。Goodです。中央に大型のソファー一式、壁に大型フラットテレビ、窓側に食事用のテーブルもあります。

このリビングルームの半分は畳敷きで布団が３人分敷かれていました。

テーブルの上にはお菓子と一緒にホテル総支配人からのメッセージ（写真）がありました。マリオットの上級会員（プラチナ、チタン、アンバサダー）にはサンマリーナホテルから様々な特典があります。

参考までに記します。
★ボーナスポイント：1滞在につき1000ポイント
★ウエルカムアメニティ：オキナワンスイーツ（写真）
★朝食：ダイニングルーム「センス」にてビュッフェの朝食

★ハッピーアワー：サンセットバー＆テラスにてドリンクサービス
→残念ながらこのホテルにはクラブラウンジがありません。ラウンジサービスの代替。
写真：リビングルームのバスルーム

★リゾートパス：ウエルネス＆スパ（屋内プール、大浴場＆サウナ）、カヤック、ペダルボート、テニス、ミニゴルフ、バスケットボール、パラソル＆チェア等無料。
写真：シェラトン特製バスアイテム

ユニークなサービスとして朝食付きの宿泊プランの場合は「朝食をランチに変更可能」です。よって、マリオットの上級会員が朝食付きプランで宿泊すれば「会員特典朝食＋ランチ振替」で２食付き宿泊になります。ただし、会員特典朝食はランチ振替不可です。
写真：バスタブ

以上に加えて、「スイートルーム＆サウスタワー特典」もあります。サンセットスイート、オーシャンスイート、及びサウスタワーに宿泊のゲスト専用の特典です。
写真：大型冷蔵庫

★ウェルカムドリンクギフト：部屋の冷蔵庫にあるオリオンビール各種（ドラフト、発泡酒、ノンアルコール）、さんぴん茶、シークワーサ―ジュースの計5本サービス。（写真）ただし、滞在中の補充はありません。
★サウスタワーラウンジの利用：コーヒー、紅茶、ソフトドリンク提供（セルフサービス、24時間オープン）

リビングルームの窓を開けると、そこは広々としたバルコニー（写真）でした。これには夫婦ともども「ワオ～、凄い、素晴らしい」の連発です。

早速、部屋でコーヒーを淹れウェルカムのオキナワンスイーツと共にバルコニーで午後のひと時を過ごします。

最上階の部屋から下を見てみると、末広がりの構造になっており、メインタワーの全客室にバルコニーが設置されています。よって、高層階の海に近い部屋の方が眺めが楽しめます。

この部屋はメゾネットタイプで２階に独立した部屋があります。らせん階段（写真）を上っていきます。

階段の上から下を見るとこんな感じ（写真）です。

２階には立派なベッドルーム（写真）がありました。大きなキングベッドで大人2人用です。リビングルームには畳敷３人用の布団が敷かれていますので、この部屋は５人用です。

ベッドルームにはトイレ（写真）と洗面がありリビングルームに下りていく必要がありません。

驚くべきことに、この２階のベッドルームの外にもバルコニーがありました。ホテル最上階の（さらにロフト部分にある）海に突き出した天空の絶景バルコニーです。

これほど素晴らしいバルコニー（写真）付きのスイートルームに泊まったのは私の長い生涯においても恐らく初めてです。

天空のバルコニーからの絶景の眺め（写真）。もう何もいらない。70年もの長い人生、幸せだったな～、もう思い残すことはありません。ありがとう皆様、そして、さようなら！（まだ死んでない）

妻もこの眺めとスイートルームに大変ご感激です。2020年の1月以来、コロナ禍で海外に行けず、やむなく国内旅行に変えたのですが、夫婦ともに国内リゾート再発見の旅になりました。

コロナ過でお客が激減していたためでしょうか、多くのホテル（マリオット・ヒルトン）でスイートルームにアップして頂きました。そして快適過ぎるホテルステイに、やっと妻が私のやっている「ホテル上級会員のステータス修行」に理解をしてくれました。
写真：我々の部屋のバルコニー＋ロフト部分のバルコニー

サンマリーナホテル（写真）の開業は日本のバブル絶頂期の1987年です。開業以来35年も経ち古くなったと思って来てみると、全てがピカピカで昔と何も変わりませんでした。これには驚きましたね。

その訳は‥‥この巨大なホテルの所有と運営は様々な変転をして、最終的に2016年6月、大規模リノベーションの後、「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」としてリブラドオープンしました。ホテルの所有は森トラスト、運営はサンマリーナ・オペレーションズ（株）です。ここにも大資本「森トラスト」が入ってきていました。
→シェラトン沖縄サンマリーナリゾート（オーシャンスイート滞在Ⅱ）に続く