京都南座で歌舞伎、そして清水寺へ

2022/03/11 - 2022/03/11

読売ファミリーに申し込んであった京都南座の歌舞伎の日になりました。
そのときには、オミクロン・コロナも落ち着いて来ているであろうと思っていたのですが、大阪も京都もまん延防止等重点措置が延長されるという事態になっています。
それでも公演が中止になっているという話もないので、京都にでかけました。
せっかくの京都、歌舞伎の後は清水寺へ。
人の少ない清水寺を期待します。

【写真は、開演前の公演者による挨拶です】

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲから阪急電車に乗り継いで、終点の河原町へ。
地下のホームから地上に出ると、すぐ鴨川に。
鴨川の向こうに、目的地の南座が見えます。

鴨川のキラキラ、もうすぐ春ですね。

四条大橋を渡って、南座を撮っている間に、歩行者信号は青に。

右の方に石碑が有ります。
阿国歌舞伎発祥の地の碑です。
慶長８年（１６０３）この辺りで出雲の阿国が初めてかぶきをどりを披露したと伝えられています。
昭和２８年１１月、歌舞伎発祥３５０年を記念して建てられました。

四条通にでると南座の入り口に。

この日は「三月花形歌舞伎」、演目は「番長皿屋敷」と「芋掘長者」。

花道の隣の席とはラッキーです。

開演まで時間があるので、パンフレットのあらずじを読むと。「番長皿屋敷」は、よく知られている怪談ではなく、１９１６年岡本綺堂作の戯曲で、悲恋の物語です。
お菊が家宝のお皿を割って、切られて井戸に捨てられます。
この辺りは怪談とよく似ています。
主役の青山播磨には、テレビ「大富豪同心」を演じた中村隼人さん。

「芋掘長者」は、滑稽な舞踏劇で、能での狂言のような感じみたいです。
三月花形歌舞伎、中村隼人さんをはじめ若手役者の公演のようです。

舞妓さんも観劇に入ってきました。

はじまる前に、出演者のご挨拶。
たぶん中村橋之助さん中村米吉さんのお二人と思います。
おもしろおかしく客席をわかせます。
写真タイムということで、撮影フリーです。
ＳＮＳにアップして、三月花形歌舞伎をＰＲしてとのこと。
歌舞伎の方から近寄ってくるこの取り組み、良いですね。

歌舞伎面白かったです。
コロナの感染対策のため、大向うや掛け声は禁止になっています。
禁止になっていなければ、もっと盛り上がっていたでしょうね。

四条通りを八坂神社の方へ。
人出はかなり少ないように感じます。

ちょっと時間は過ぎましたが、八代目儀兵衛で昼食にします。
ご飯の美味しいところとして有名なところです。
この時間になっても列が出来ています。

儀兵衛の銀シャリ鯛のだし茶漬け御膳です。
ご飯だけを一口食べると、これがまた美味しい。
お茶漬けにするのはもったいないような。
食べ方のメモがついていて、簡単に言えば次のように。
①まずはご飯だけで②鯛を半分くらいお造りとしてご飯のおかずに③鯛や薬味をすべて入れてお茶漬けに
とても美味しかったです。

人の少ない清水寺を想定していたのですが、なーんか多い。

多国籍にはなっていないので、コロナ前ほどではありませんが。
さすが清水寺！！

仁王門の横にこけしが横になっている。
若手作家主体のアートフェアが行われているようです。

仁王門の脇に、紅梅がきれいに咲いています。

西門のまえに、ロボットのような狛犬が。
これもアートフェアのようです。

その狛犬の胴体に風景が写り込んで。

京都駅の方。
京都タワーが見えます。

ここから有料ゾーンになります。

龍の手水で手を洗います。

出世大黒さんが迎えてくれます。

舞台からの音羽の滝です。
すこし列も見えます。

舞台、工事が終わってほぼ一年が。
床も汚れが。

舞台を横から、霞んだ遠景が良いですね。

これぞ清水寺という角度で。

道をおりていき、ぐるっとまわって、音羽の滝へ。
そこからの舞台です。

先程の紅梅の反対側に咲く白梅です。
久しぶりの京都散策、結構疲れが出てきました。
東大路通りにでて、バスで京都駅に。

（おしまい）