「横浜・八景島シーパラきっぷ」の旅

2022/02/14 - 2022/02/14

2022年2月14日（月）京浜急行の「横浜・八景島シーパラきっぷ」というお得なきっぷを利用して八景島周辺を1日ブラブラしてきました。
神奈川県内の日帰り小旅行でしたが、思っていたよりも見どころの多くて楽しめるエリアでした。

エリア 八景島(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

京急電鉄には色々なお得きっぷがありますが、今回はその中で「横浜・八景島シーパラきっぷ」というものを購入しました。京急の各駅から八景島駅までの往復切符と、シーサイドライン1日乗車券、横浜・八景島シーパラダイスのアクアリゾーツパスと島内クーポン券500円分がついて、京急川崎駅からは3250円でした。
結構お得な切符だと思います。

八景島からシーサイドラインに乗ります。

初めてシーサイドラインに乗りました。車窓からの景色がなかなか良いです。
八景島の美しい景色を上から眺めることができます。

せっかくシーサイドラインが乗り放題なので、南部市場駅までやって来ました。

横浜南部市場でお昼ご飯を食べることにします。

それほど規模は大きくないようです。
平日の午前中なのであまり人もいませんでした。

南部亭という食堂に入ります。

広い食堂には3店舗食堂が入っていました。

どの店もなかなか美味しそうです。

こちらは鈴というお店のマグロの中落ち丼。
シラスもたっぷり入ってとても美味しかったです。

こちらはキッチンＫのカツ定食。
ボリュームもあってとても美味しかったです。

食後に少し市場をぶらついてみました。
特に欲しいものはなかったのですが、バレンタインデーということで、訳あり品を安く売っているお店でスペインの板チョコを購入しました。のどが痛くなるほど甘いチョコレートでした。

市場の昼食を終えて、再びシーサイドラインに乗ります。

最近どこへ行ってもアニメのキャラクターがお出迎えしてくれます。鉄道むすめ「柴口このみ」というそうです。

最初に乗った時は最前列の席が空いていたのですが、金沢シーサイドライン新杉田駅逆走事故の記憶が脳裏によぎったので後部車両に座ってしまいました。
車窓が楽しかったので帰りは最前列に座りたいと思ったのですが、残念ながら席が埋まっていました。

八景島駅下車。
金沢八景大橋を渡って八景島へ。2月のどんよりと曇った平日、遊園地は当然閑散としています。小学生の遠足？の団体が何名かグループで遊んでいました。バレンタインデーに遊園地に連れてくるなんてなかなか気の利いた学校です。

遊園地を素通りして、水族館に入ります。

ウミウシの展示。
小さいけどカラフルでいいですね。ウミウシの飼育は非常に難しいという話を聞いたことがあります。たくさんのウミウシを水族館で見たのは初めてかもしれません。

アザラシが昼寝しています。

オオカミウオだったと思います。

フウセンウオというらしい。

シロクマ
元気に泳いでいます。

セイウチの泳ぐ姿も初めて見たかもしれません。
かなりの迫力です。

ペンギンはいつ見てもかわいいです。

シュモクザメ。

ウツボ。
一度だけ食べたことがあります。なかなか美味しいお魚でした。

お祭りをやっているようです。

深海魚はグロテスクなのがいいですね。

目がとても大きな魚。

ヌタウナギというそうです。

ヌタウナギ料理も出しています。この辺りが祭りということなのでしょう。

グソクムシ。
巨大なダンゴムシみたいなものです。

タカアシガニ。
でかいです。

エイがガラスに張り付いています。
顔みたいです。

クラゲ。

定番のイルカショーも見ます。
新型コロナの影響で、ショーも短縮を余儀なくされているようです。

イルカは賢くてかわいい。

屋上のエリアには小動物もいます。
コツメカワウソの親子がエサをもらっていました。

カピバラ。
でっかいネズミですが、動きがノソノソしていて結構かわいい。

マーラ
小さいシカだと思ったら、これもテンジクネズミ科なんだそうです。

フラミンゴ。
このエリアは檻の中に人間が入って間近に動物を見ることができます。

よく見るとカピバラはかわいい顔をしています。

レッサーパンダ。
さっきまで昼寝していていました。まだ少し眠そうな顔をしています。

ドルフィンファンタジーという建物に入ります。

巨大水槽の中のトンネルを歩きます。頭の上をイルカたちが泳いでいます。

なぜかマンボウもいました。
これはあまりかわいくない。

ふれあいラグーンエリアでのショー。

色々な動物が出てきます。

オタリアの投げ輪がなかなか迫力ありました。

先ほど見たタカアシガニが食べられる売店があったので、ここで得きっぷいついてきたクーポンを利用することにしました。

タカアシガニはなかなか美味です。

ついでに甘いワッフルも頼みました。

鳥たちがエサを貰おうと群がってきます。
人間に慣れていて、パンをちぎってあげると手から食べてくれます。

八景島シーパラダイス観光終了です。
海からの風が寒くて観光日和とは言えませんでしたが、かわいらしい魚や海獣が見られて大満足です。

ふたたびシーサイドラインに乗って金沢八景駅にやって来ました。やっぱり最前列の座席には座れませんでした。

ここからもう少し観光します。
金沢八景 瀬戸神社という所にやって来ました。

境内奥は崖になっていて、祠があったり石仏があったりします。

続いて海側の琵琶島に行きます。

きれいに整備された小島へ渡ります。

シーサイドラインの車窓から見えた小さな社。

この辺りはとても良い景色です。

明治憲法草創の碑が建っています。
明治２０年（１８８７）、伊藤博文を中心に、井上毅、伊東巳代治、金子堅太郎の４名が、ここにあった東屋という店で明治憲法の草案づくりをしていました。

洲崎神社

きれいに整備されています。

お隣の龍華寺。

なかなか歴史の古いお寺のようです。

植木がとてもきれいで、いろいろな花が咲いていました。

お寺の詳細は全然知らずに立ち寄ったのできれいな花を眺めるだけで観光を終えます。

もうすぐ春です。

花見客などはいないのでゆっくり鑑賞できます。

龍華寺の石垣沿、歩道の脇にひっそりと狛犬が置いてありました。

真ん中の碑は青面金剛と彫ってあるので、庚申塔のようです。

なかなか年季の入った狛犬です。

以前は寺内の不動明王社を守っていた狛犬らしいです。
今は敷地の外の庚申塔を守っています。

続いて安立寺にやって来ました。

船中問答御着岸の霊場ということらしいです。
日蓮上人の伝記の舞台になっているらしいですね。
特に見どころはなさそうなので先に進みます。

道の反対側にもお寺があります。天然寺というそうです。すべてを見て回る時間はありませんが、この通りの両側に神社仏閣がとても多いです。

町屋神社
通りの反対側にありました。遠くから見ただけです。

金澤八幡神社がありました。

ごく普通の神社ですが、Y字路の真ん中にあるのでなんだか由緒がありそうです。

とりあえず境内をうろついて先に進みます。

三療山薬王寺
門だけ見て先に進みます。

今回の旅行の最終目的地、称名寺の赤門にやって来ました。

金沢北条氏一門の菩提寺。
鎌倉幕府の要人・北条実時が六浦荘金沢の屋敷内に建てた持仏堂から発展が起源とされます。

参道の途中にある称名寺塔頭光明院表門。

称名寺仁王門

鎌倉時代に造られた高さ４ｍの大きな仁王像がお出迎えしてくれます。

結構な迫力です。

仁王門を入ると、阿字ヶ池を中心に中之島・反橋・平橋を配した「浄土庭園」が広がります。

新宮古址。
称名寺の鎮守なんだそうです。

金沢文庫トンネル。
この先に金沢文庫がありますが、今回は行きません。

中世の隧道跡。

こちらでもきれいな梅の花が見られました。

金堂。
本尊の弥勒菩薩立像は、鎌倉時代の建治２年（1276）の銘があり、国の重要文化財に指定されています。

釈迦堂。
中に安置されている木造釈迦如来立像は鎌倉時代の徳治３年（1308）に彫られていて、大正１４年（1925）に国の重要文化財に指定されています。

鐘楼。
金沢八景の一つ「称名の晩鐘」で知られています。

そろそろ日が傾いてきました。

橋を渡って帰ります。

夕日に映える仁王門がとても美しい。

シーサイドライン海の公園南口駅に到着。
本日4回目のシーサイドライン乗車です。やっぱり最前列の座席は埋まっていました。
今回は神奈川県に生まれ育っていながら、初めて訪れた金沢八景でした。思いのほか観光スポットが多くて楽しめるエリアでした。