2005/12/23 - 2006/01/23
124位(同エリア333件中)
わかばさん
初めての完全個人旅行、さらに、初めてのレンタカーの旅。ニュージーランドの大自然は忘れられない思い出の旅となった。
特に、レンタカーは国内にいるような自由な旅にしてくれる。疲れたら休む。行きたいところには自由に向かう。こんな旅をしてみたかった。
ニュージーランドレンタカーの旅④の続編です。
いよいよ憧れのミルフォードサウンド観光です。
息をのむような大自然。圧倒的な光景に言葉もなくただただ見とれてしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6日目 12月28日(水)
今回の旅の最大の目的地ミルフォードサウンド観光の日となった。朝から晴天で今日の旅が楽しみである。 朝7時30分頃にホテルを出発。この時期、ほとんどのツアーがクイーンズタウンから朝6時台に出発して、ティアナウで9時頃休憩に入る。私たちは少し早くであるが120キロの行程を考えてこの時間に出発することにした。
ミルフォードトラック
ティアナウ・ロード(TeAnau Road)ミルフォードサウンドまでは約120キロのドライブ、ティアナウからミルフォード・サウンドまでの道路はティアナウ・ロードと呼ばれ、数々の見どころも多い。テアナウから94号線に乗ると終点まで一直線で、迷う心配はない。
左にレイク・テアナウを見ながら北上し30キロほど走ると、有名なミルフォードトラックへの連絡船乗り場、テアナウ・ダウンズ (TeAnau Downs) を通過した。ここには小さな船着き場があり、ここから有名なミルフォードトラックのスタート地点である。以前、テレビの番組でここからのスタートを見た記憶が蘇ってくる。いずれかは、ここから歩いてみたい気持ちが湧いてきた。 -
湖と別れ、だんだん山の中に入って行く。少し行くと大平原である。広くどこまでも続く草原。遠くには氷河を頂く山々が見える。この国では、そんな自然がいっぱいである。ラストサムライやロードオブザリングの映画のロケ地としてこの国を選んだ理由がよく分かる。
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ミラーレイク
また、しばらく走ると、左手に通り過ぎてしまうほどの小さなミラーレイク (Mirror Lake) の駐車場がある。ウッドで作ったボード・ウオークの歩道が湖畔まで伸びて歩き易い。残念ながら鏡のように静かではなく看板も逆転して見ることができなかった。 -
緑のトンネル
さらに進むと、やがで緑のトンネルである。車を走らせると木々の隙間から新緑の光が差し込み実に気持ちがよい。左手に梢の間から細長い湖レイク・ガン (Lake Gunn) が見えてきた。更にそれから先の右手にも、レイク・ファーガス (Lake Fergas)と小さな湖が続く。 -
ディバイドの入り口
さらに進むとやがて右側に10台ぐらい停まっている駐車場があった。ディバイド (Divide) への入り口である。
砂利が引き詰められた駐車場へ、ここからの眺めは最高である。木々の木立の隙間から見えるホリホォード川の流れ、川に沿って延びる道を進むと数日でクイーンズタウンの方向へ向かうトラックがあるという。私にはこんなに遠回りせずにすぐにクインズタウンから道を付ければよいのにと思ってしまうが、そこがこの国のよいところである。
この、展望台を下るとすぐにレイクマリアンへの入り口のマリアンコーナー (Marian Corner) を通過する。
このホリホォード川にかかる吊り橋を渡り少し森の中へ進んでみた。うっそうと茂る木立、昼なお暗い道が続いている。マリアン湖までは3キロというが入り口で断念して先に進むことにした。 -
ホーマートンネル
やがて.深いU字型の渓谷に変り、正面の岩山の上には雪が見えてきた。いよいよミルフォードサウンドに近づいて来た感じである。
U字渓谷の終点は高い絶壁で、幾筋もの滝があり、その上には氷河の1部が見える。この位置には、ミルフォードサウンドのゲートとも呼ばれるホーマートンネル がある。
このトンネル、15分間隔の交互通行である。岩がむき出しになっていて、中は狭い以前は対面通行だったという。とても大型バス同士では大変であったと思われる。
日本のように光々と照明されたトンネルのつもりではいると戸惑う。トンネル内は真っ暗で照明がない!。トンネルの岩壁が黒いため、ヘットライトの光が吸収され側面が見えない。トンネル内の道は濡れていて、かなりの下り坂である。
トンネルを通過する、侵食された山々が続き、切り立った岩山からは幾筋もの細い滝が見えている。どうやら大自然の世界入ったようである。 -
ミルフォード・サウンド
予定の2時間ほどでミルフォードサウンドの観光船乗り場に到着。観光バスは桟橋のターミナルに進むことができるが、一般車は500mほど手前の駐車場におくことになる。
しかし、この距離がまたうれしい、いよいよミルフォード・サウンドの絶景が見れると思うとこの10分の道のりでワクワクしてくる。
桟橋のターミナルは実に立派で数社の船がある。私たちはレッドボート社のクルーズに参加することにした。
私たちは、途中にある水中博物館も含めたすべてを周遊するコースを選択した。
いよいよ乗船開始である。 -
① マイターピーク (Miter Peak)
標高1,692m、海面からそそり立つ山では、世界最高峰。その左の谷がシンバット渓谷 -
② ボーウェンフォール
サウンド内最大の滝「ボーウェンフォール」高さ160m。 -
③ ライオン・マウンテン
正面の山が 「ライオン山」 その右手、奥の白い万年雪の山が「マウント・ベンブローク」 標高2,000m。その谷が 「ハリソン・コープ」
④エレファント岩
正面の岩山が「エレファント岩」右が 「ライオン山」。像とライオンが、丁度向かい合っている、その鼻先にあるU字渓谷から流れ落ちる、高さ146mの 「スターリン・フォール」 が小さく見える。
⑤ コパー・ポイント
左前方の岬が銅が発見された「コッパー・ポイント」この切り立った絶壁は、数億年前の氷河によって削られた傷跡で、さらに海面下数百メートルも続いている。 -
⑥ アニタ・ベイ
観光船はサウンド内から「アニタ・ベイ に入って外海の「タスマン海」が見えたあたりで Uターンし、再びサウンド内に入って行く。
ここので来るのに何十分もかかっている。どこが海でどこまでがサウンドか分からないほど雄大で圧倒されてしまう。 -
⑦ シール・ロック
シール・ロックは、海豹(あざらし)の休息所。泳ぎ疲れてあったかい岩の上で、良く熟睡 している。次々と
観光船が近付いても、愛嬌もふってくれない、運よく、イルカの泳ぐ姿も見ることができラッキーであった。
⑧ スターリン・フォール往路で遠くから見えた「スターリン・フォール/落差 146m に、観光船は最接近する。
⑨ ハリソン・コーブ
サウンド内で随一の入り江「ハリソン・コープ」。この渓谷の奥に見えるのが、マウント・ ペンブローク/2,000m。
⑩ 海中展望台
ハリソン・コープ内にある海中展望台、別料金で水面下90mの様子を展望できる。
⑪ 桟橋に帰港
サウンド内の数々の景観を見ている内に、あっという間に一周し桟橋が近付いてきた。桟橋 方向の渓谷を見ると見事なU字型の谷が見える。何万年前には氷河で埋まっていたその姿を 想像すると感無量である。 -
下船して桟橋へ
約2時間30分のサウンド・クルーズが終わり桟橋に降り立つ。
クルーズ終了後、いつまでも感動の余韻は消えなかった。
クルーズには、昼食(幕の内弁当・ビュヘ形式)付きのものもあるが、私たちは事前に用意したサンドイッチを景色のよい海岸で食べることにした。
サンドフライ対策で虫除けを塗って来たが、その心配もなく、美しい景色を眺めながらのお昼もまた最高である。サンドイッチを食べながらミルフォードサウンドの景色を飽きることなく見とれてしまった。
ここが、もう一度訪れてみたいところの第1位である。 -
ティアナウまでの戻りは、ミルフォードトラックで紹介した部分を周りながら進むことにした。帰りの方がゆとりがあったのでゆっくりと楽しむことができた。
ティアナウの町は、ツチボタル洞窟ツアーが有名であるが、以前オーストラリアで観光した経験があるので今回は、ゆっくりこの地を楽しみ夕暮れに赤く染まる山々を眺めて時を過ごすことにした。
夕刻観光案内所を訪れ、次のダニーデンの近くのオタゴ半島にあるイエローペンギンの予約を入れる。
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