2021/11/02 - 2021/11/02
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昨年の11月の旅行記です。
寂光院に行きました。
学生のころ行ったことが一度あります。
そのときは、細い坂道にお店がにぎやかに並んでいた記憶がうっすらありますが、先日行ったときには
とても静かな坂道でした。
わが子を亡くした建礼門院がその後の人生を送った場所。
どんな苦しい想いをして日々を過ごしたことでしょう。
信仰に救いを求めて、世間から離れたこの地で、一生を終えたことがどんなに厳しいものであったかを考えながら、見学しました。秋もだんだんと深まって、紅葉も美しい光景になっていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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車を駐車場へ。
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坂道を登っていきます。
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宝石のような実、発見。
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道しるべもあり、わかりやすい。
古い桜の樹がありました。 -
のどかな田舎の風景。
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道しるべがあります。
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途中、りっぱな民家がありました。
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のどかな風景。
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イチオシ
そびえたつ山々の中にのんびりとした田園風景が見えます。
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秋。
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もう紅葉が始まってました。
オレンジ色がきれい。 -
綺麗な水でした。
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この道は大原女の小径。
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川の音が心地よい。
静かです。 -
こんな看板も。
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しば漬けの発祥の地。
歴史が説明されてます。
あの大原女のスタイルも、建礼門院のお付きの女官のスタイルがルーツだとか。
里の人から献上されたお漬物を「紫葉漬」という名前につけたのも建礼門院だったとか。。。かかれてました。 -
寂光院に到着しました。
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寂光院の説明。
天台宗の尼寺。
もともとは歴史が古く、もとは聖徳太子が父用明天皇の菩提をともらうために創建。594年。
その後、聖徳太子の御乳母の玉照姫が初代の住職、
二代目は大原女のモデルとなった、阿波内侍、宮中で、建礼門院に使えた女性。そして、三代目は建礼門院徳子。
平家が滅亡して1185年からこちらのお寺に入り、終生、平家一族、そして安徳天皇の菩提を弔いました。 -
謡曲とのかかわりの説明。
隠棲生活を送っていた建礼門院のもとを後白河法皇が訪れます。 -
こんな案内板も。
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イチオシ
山門までの石畳。
素敵でした。 -
イチオシ
山門。
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本堂が見えてきました。
2000年に焼失して、2005年に再建されています。 -
焼失前の本堂は、淀君と豊臣秀頼により再興されたもの。
本尊の地蔵菩薩立像や建礼門院の手紙や写経を使用して造られた
建礼門院と阿波内侍の張り子像も焼失。
残念なことです。 -
イチオシ
焼失した張り子の像のかわりに、木製の建礼門院と阿波内侍の像があります。
時間を決めて、案内説明をされてました。 -
お抹茶もいただけるみたいです。
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南蛮鉄の雪見灯篭は豊臣秀吉の寄進で桃山城から移されたものだそうです。
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庭も風情があります。
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平家物語の時代を残した庭園。
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こちらは北側の庭園。四方正面の池。
林泉、木立、清浄の池として表現。
良く見えませんが、三段の瀧があります。 -
苔の蒸した様子や宝篋印塔も。
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樹齢千年の姫小松がありましたが、火災で枯死しました。
平家物語のなかで、建礼門院と訪ねてきた後白河法皇とのくだりに出てくるそうです。。 -
碑があります。
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説明もありました。
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苔むして、ちょっと読みにくいですが、歌が刻まれています。
調べてみましたら、柳原安子も中山綱子も江戸時代の公暁親町三条実同の子供、柳原安子は歌人としても有名。 -
ピンク色がどことなく切ない、、。
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諸行無常の鐘。
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小さく端正なお庭でした。
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建礼門院が住んでいたという庵の跡のほうに行ってみます。
高い樹々の茂った、山のなか。 -
イチオシ
こんな山の中で、ひっそりと隠棲生活を終生おくってきたこと、
平清盛の娘として生まれ、栄華の中で日々を送り、中宮となり母となり、平家滅亡とともに子供も失い、どのような苦しい思いで生きてきたことでしょう。 -
説明。
苦しい中にも、強い女性だったに違いありません。1185年に入寺してから1191年に亡くなるまで6年間を過ごした場所です。 -
こんな山奥深く、不自由な生活だったに違いありません。
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とても悲哀を感じました。
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尼寺らしく、端正に整えられた雰囲気。
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秋なのに、紫陽花が。
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華やかさはありませんが、高貴な雰囲気がありました。
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宝物館がありました。
自由に見学ができます。 -
美しい小さな門があって、
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苔が美しい~。
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ここからも庭が見えますが、入れません。
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この辺りは歴史的な風土があるところ、保存されてます。
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真っ赤ではないけれど、青もみじから赤色に変わるオレンジのもみじ。
綺麗でした。 -
石段近くにあった佃煮のお店。
昆布の佃煮など、いくつか買いました。
塩分控えめで優しい味でした。 -
建礼門院の大原西陵へ向かいます。
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イチオシ
こちらも石の階段。
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さらに上へ。
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建礼門院の大原西陵。
五輪塔の仏教式御陵、珍しいそうです。 -
翠黛山には阿波内侍など5人の侍女のお墓もあるそうです。
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結構急な坂です。
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石畳も紅葉も美しいです。
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学生のころ、40年も前のことですが、一度訪れたときは、
この道はお土産物屋さんでいっぱいだった記憶がありますが、
今はこの時期で、ひっそり。 -
道端の小さな花々を見ながら、帰りました。
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建礼門院の時代は、もっと険しい山道だったことでしょう。
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秋を感じます。
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