四万温泉やまぐち館でひとり湯治

2022/01/21 - 2022/01/22

群馬県の四万温泉にある四万やまぐち館でひとり湯治をしました。コロナの影響で宿泊者が少なく露天風呂は貸切状態。温泉→お昼寝→夕食→温泉→就寝、早朝温泉→朝食→温泉→チェックアウトまで就寝ののんびり湯治で体調が整いました。

エリア 四万温泉(群馬)

上野駅から特急草津に乗って出発。コロナ禍と金曜日の昼間ということもあって車内は空いていました。

ちょうどお昼時だったので上野駅でチキン弁当を買ってのんびり食べながら中之条駅に向かいました。

中之条駅に到着。小さな駅でした。

駅前には中華料理店やお蕎麦屋さんがある程度でコンビニはありません。駅前のバス停からバスに乗りました。

山口バス停で降りると目の前が四万やまぐち館です。雪が積もっていました。

旅館のロビー。

吊るし雛が飾られていました。

ロビーの窓から川が見えました。雪景色が美しかったです。これとほぼ同じ景色が露天風呂から見えました。

チェックインを済ませて廊下を歩いてお部屋へ。

1人利用だったので洋室でした。湯治が目的だったのでベッドだと最初から寝る準備が整っているのでよかったです。

お部屋のタオルを持って早速温泉へ。3人ほどいましたがそのうち私だけになり露天風呂をひとりじめ。雪見の露天風呂は最高でした。

夕食メニュー。

盛り合わせです。

お刺身。

上州牛のすき焼き。

羽衣揚げ。いろんな揚げ物が包まれていておもしろいなと思いました。食べごたえもあり。

きのことお切り込み。お切り込みにつゆがよくしみて美味しかったです。

夕食の後は19時半からの女将さんの紙芝居を見に行きました。この日はゆきおんなを見せてくれました。女将さんの話し方がとても上手でまるでテレビでやっていたマンガ日本昔ばなしをライブで見ているようでした。知っているお話なのに見入ってしまいました。女将さんはチャーミングで可愛らしい方でした。

紙芝居の後はまた温泉へ。夜は寒いので内風呂へ。でもまたしてもひとりじめでゆったり。

朝食。

ひらめの一夜干しがおいしかったです。

朝食を食べてからまた温泉へ。露天風呂があるお風呂は9時まで入れるのでまたひとりじめしてゆったり温まりました。

11時チェックアウトだったので、温泉に入ってから10時半までひと休みしてゆっくり過ごせました。

夜のうちに雪が降って積もっていました。日が当たって雪がキラキラして清々しい空気の中を散策。

こんなすごい氷柱ができるほど冷え込んだ夜でした。

雪を被った山が遠くに見えました。とても気持ちの良い景色でした。

青空と雪と川。

川が青くてきれいでした。

飲泉所がありました。胃腸に効くそうです。ちなみに宿泊した四万やまぐち館の1階のお風呂の手前に館内飲泉所がありました。

1泊2日でした4回温泉に入り、ゆっくりお昼寝もしだおかげで凝り固まって鎖骨のあたりまで痛かった首と肩のこりがだいぶほぐれました。女将さんが紙芝居の後に話してくださったのですが、四万温泉の中でも四万やまぐち館の下から湧いている温泉は温度が低めだそうで特に今の時期は寒いから露天風呂はほとんど加水しないでもちょうどいい温度になるからほぼ源泉そのままのお湯を楽しめるとか。雪見もできたし寒いからしばらく入っていてものぼせないし、良い時期に来れてよかったです。

中之条駅に着いた時は「四万温泉て何もない」って思いましたが、帰る頃には「何もなくていいんだ、何もないのが良いんだ、四万温泉には温泉があるからそれだけでいいんだ」と思いました。東京から近いしまた湯治にきたい場所でした。