2022/01/03 - 2022/01/03
865位(同エリア2431件中)
ちゃんさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年、新年を迎えた九州地方。年末の北九州でのクラスターも落ち着きを見せ、コロナ新規感染者数は再び減少局面を迎えていました。観光地はひさびさの賑わいです。
2日目は、僕の思い入れも深い別府の子どもたちの遊び場「ラクテンチ」に、親子3代で訪ねてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅館をチェックアウトして、竹瓦温泉前の木造アーケード「竹瓦小路」を抜けて、流川通りへ。
このあたりも学生時代、設計課題の一環で足しげく通った場所です。ヨメさんと子どもと手を繋いで歩いていると、とても不思議な気分になります。竹瓦小路アーケード 名所・史跡
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流川通りから亀の井バスに乗車。途中のバス停で両親と合流し、流川通りをバスでのぼります。道路沿いの景色も変わっていて、目をパチパチ。
立駐を備えてたマルショクが、大きな平面駐車場の広がる普通のスーパーになったのは、時代の流れですね。非日常の買い物は、ゆめタウンに流れているんだと思います。路線バス (亀の井バス) 乗り物
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バスで10分、老舗遊園地のラクテンチに到着しました。僕は3歳まで別府に住んでいて、その後もよく訪ねていたので、小さい頃は何度も遊んだ遊園地です。
大分の大学に進学して、21歳の時に懐かしくて来て以来。あれから…20年かぁ!人生で最も長く、ラクテンチに来なかった期間になりました。ラクテンチ テーマパーク
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ラクテンチは山の上にあり、ケーブルカーで登ります。入場券はケーブルカーの乗車券含みなので、遊園地の規模の割に高めなのが弱点です。
それでも今はシニア割や誕生日割など、千円を切る割引あり。正規の入場料1,300円も、以前より安くなったように感じます。 -
ケーブルカーの車両は、僕が子どもの頃から変わっていません。天窓がふさがれているのは残念だけど、雨仕舞いが大変だったんだろうと察します。
ほぼ満員の客を載せて、出発進行! -
ものすごい傾斜にドキドキ。線路の先には、バスで登ってきた流川通りがまっすぐ伸びています。
ワイヤーが切れたら、そのまま流川通りを走って別府湾に落ちちゃうんだろうねと話していたことを、懐かしく思い出しました。 -
急傾斜もなんのその。ぐんぐん登っていきます。
山上には見慣れぬ観覧車。20年の間に二度経営が変わっていて、岡本製作所に1度目の経営交代した時に設置されたものです。 -
山上駅に着けば、もうそこは遊園地。ホレ我が子よ、君が主役だと放ったものの、慣れぬ環境に抱っこをせがまれました。そういえば我が子にとっては、3歳にしてはじめての遊園地です。
歩いてすぐに名物、アヒルレースの会場が現れ、僕と母は「?」。昔のままのようで、場所はずいぶん変わっています。 -
前のレースで元気だった赤と白のしましまリボンのアヒルに賭けたところ、見事一着! お風呂用のプカプカアヒルをゲットしました。やったね。
別府の子どもたちは、ここで賭け事を覚えます(笑)。 -
山の上の遊園地なので、眺めはバツグン。快晴のこの日は、四国まで見えそうでした。
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谷を迂回するように延びる遊園地の「奥」まで、一気にショートカットする吊り橋ができたのも、岡本製作所時代。
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そしてその「奥」には、演芸場・食堂・温泉がありますが、演芸場と食堂は閉鎖中。温泉の2階には広い畳敷きの休憩所があって、ゴロゴロできたはず。なんで2階が浴室になってるの?と、ここでも母とうろたえました。
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帰宅後、20年前の写真を見てみれば、温泉の建物自体が建て変わってますやん。20年前の記憶を元に計画を立てるだなんて、僕も歳を取ったものです。
大正ロマン溢れるレトロな建物でしたが、木造とあって、改築はやむなしですね。 -
温泉前には足湯があり、5人でチャプチャプ。3歳の我が子は嫌がるか、水遊び状態になるかのどちらかと思ってたら…
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のんびり浸かって、いい笑顔。遊園地に来て温泉を楽しむとは、さすが我が子だと思います。
昼食後も、遠くに足湯を発見して駆け寄ったくらいだから、よほど気に入ったみたい。 -
足湯からは、別府の市街地と高崎山を一望できます。
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足湯の湯の吐出口には、泡がプクプク。しかし泡が水面に沸いてくるわけではなく、不思議な光景です。湯が新鮮な証拠でしょうね。
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我が子は昨夜、はじめての大浴場にごきげんだったので、展望浴場にも連れてきてみました。
別府らしいアチチ湯なので、少し浸かっただけで、後はお湯遊び。手桶でジャンジャンお湯を流しはじめて、家の風呂場では勘弁してほしいけど、ここはそれ以上の量の湯が掛け流されているからいいか。 -
温泉からの眺めも素晴らしい! 奥で目立たないからなのか、遊園地で温泉という発想に至らないのか、空いているのは20年前と変わりません。
遊園地で遊ばずとも、ケーブルに乗って景色を楽しんで、温泉に入るだけでも充分入場料のモトは取れると思います。 -
とはいえ乗り物券も買っちゃったので、遊具にも乗りましょう。温泉でリラックスした我が子は、先ほどまでが嘘のように歩くようになりました。
スカイサイクルは、場所が場所だけに大迫力の風景。ちょっと怖いくらいです。 -
我が子の表情も強ばっていたけど、少しだけ笑顔も見せてくれました。
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メリーゴーラウンドは、機構の方に興味津々。我が子らしいね。
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動物園のエリアもあり、こんなに充実した遊園地だったかなと思います。温泉やお昼ごはんを含めたら4時間ではとても足りず、今度はゆっくり1日遊びに来たいです。
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お昼を過ぎ、園内はどんどん混んできました。正月とはいえ、2度も経営危機に陥った思い出の遊園地が賑わっているのは、心強い限り。
かつてのキャッチフレーズ、「おじいちゃんもおじいちゃんと来たケーブルラクテンチ」を、我が子の孫も実現できたらいいなと思います。 -
別府らしく、地獄蒸しも味わえますよ。
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最後に覚悟を決めて、つり橋を渡ってみましょう。
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3歳の僕も遊んだというプールを見下ろしながら、ソロリソロリ。
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さすがに、ここからの景色が一番きれいに見えます。我が子は、一番堂々と渡ってくれました。
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2時前、下山する人も増えてきて、駅は大混雑。所定の20分間隔にこだわらず、随時臨時便が出ているようで頼もしいです。
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おかげで密にならず降りられて、安心できました。決してコロナが終わったわけではないので。
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楽しい時間はあっという間で、知人の車で別府駅に送ってもらえば楽しい正月休みは終盤です。
別府~亀川間で人身事故があったとかで、日豊本線のダイヤは大幅に乱れてました。別府駅 (大分県) 駅
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帰路に乗る「ゆふいんの森」も、亀川の留置線に引き上げるダイヤなので気を揉んだけど、乱れに巻き込まれなかったようで安心しました。
ゆふいんの森 乗り物
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この列車でも、ボックスシートを確保できました。
母は大分の友人ともう1泊遊んでいくので、帰路は大人3人+幼児1人。ボックスシートは3人分の運賃で4人分の席を使えるので、大助かりです。 -
由布院観光がメインの列車なので、別府~由布院間はガラガラです。
もっともインバウンド観光客が隆盛を極めた近年は、JR九州PASSを利用して、この区間だけ乗る海外の人も多く見られました。この間にビュッフェも1回転してたので、効率もよかったろうと思います。 -
空いた車内で、少し高い視点から別府湾を眺めるのもいい気分です。https://www.youtube.com/watch?v=Nt-7Oi1gR5o
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予想通り、大分駅でもさほど乗客は増えませんでした。
高架ホームにずらりと列車が並ぶ姿は、どこの都会の駅かと思ってしまいます。 -
2日間遊びまくった我が子は、さすがに疲れたのか、うとうと。
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ボックスシートはビュッフェに隣接しているのも、もう一つのメリットです。
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テーブルも大きくて飲食もしやすい。というわけで、いきおいこのような絵になってしまいます。
生ビールは姿を消しており、写真は地ビールのゆふいん麦酒を注いでもらったもの。これも昨年11月には瓶で売っていたのですが、事故でもあったのか、安全のためコップ販売になった由。 -
青空にそびえる由布岳が見えてくれば、由布院の街へ。3が日の最終日とあって乗り込んでくる人は多く、ほぼ満席の盛況となりました。
由布岳(豊後富士) 自然・景勝地
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沿線では災害復旧工事が進みます。久大本線も毎年のように被災しており、コロナ禍との二重苦です。今年は平穏な年であってほしいと、切に願います。災害に対しても、疫病に対しても。
三隈川 自然・景勝地
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日田を出る頃には我が子も起き出したので、客室乗務員さんにお願いしてパチリ。
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夕方5時半、2日間の充実した旅は終わりました。
2年ぶりの自由な正月を楽しんだのも束の間、数日後にはオミクロンによる感染爆発へ。1月もいろんな楽しい予定を立ててたけど、すべてキャンセルになりました。どうか早く収束しますように。久留米駅 駅
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