年末年始に沖縄中部を巡る旅2-慶良間で海洋実習-

2021/12/31 - 2022/01/03

なんとか初日の実習を終えて２日目の海洋講習を迎えることになった。
無事に海洋実習を終えれば、晴れてオープンウォーターダイビングのライセンス（Cカード）を取得となる。

初日の限定水域の講習でかなり苦労はしたものの何とか、海洋実習にこぎつけることができたが、初日の浅い海だから何とかなったものの実際にさらに深い海で生きて帰れるだろうかとか考えてしまい、いっその事取りやめにしようかという考えもよぎったが、ここまで来たので何とか頑張ろうと２日目の海洋講習を受講することにした

海洋講習は、昨日の波の上ビーチでも受けることができたが、せっかくなので6,000円を追加して、慶良間諸島での実習にした。
去年の夏に慶良間の海の美しさをもう一度体験して、さらに深く潜りたいという思いを実現したかったからである。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日同様外はうるさかったが、講習で疲れていたのでよく眠ることができた。
今日は、昨日よりさらに早い7時30分にお迎えが来る。

翌朝の朝食のバイキングのメニューは昨日とは一部メニューが変わっていた。焼きそばなどが追加されていた。

GRGホテル那覇 宿・ホテル

基本のメニューは変わらず沖縄そばは今日もあった。

昨日同様今日もダイビングで動くし、今日はボートに乗るのであまり食べすぎて気分が悪くなるのも避けたかったので、今日も控えめにした。

昨日なかったニンジンしりしりをいただく

沖縄料理のじゅーしーと中身汁もいただく。じゅーしーは沖縄に来るたびにじゅーしーの素を買って帰るくらい家でもよく食べるが、中身汁は知らなかった。
中身汁は、豚の内臓をかつお出汁でやわらかく煮込んだもので、沖縄のお雑煮としてお正月や、お祝いなどの行事に欠かせないそう。
もしかしたらお正月のというのもあって、提供されたのもあるかもしれない。

ホテルからインストラクターさんの車でボートが出航する波の上ビーチに向かう。
今日は、一緒にお二人の方がご一緒。一人は10本以上潜っているという方でもう一人は100本以上潜っているというベテランダイバーさんなので、足を引っ張らないか心配になってしまった。

ボートにはさらにほかのダイビングショップの方もいらっしゃり総勢20人以上の方とご一緒する。
どうやら、皆さんそれなりにもぐりなれている人ばかりのようで緊張感がさらに増してしまった。

波の上ビーチ ビーチ

ボートの中はこのような感じ。広さはまあまあ。トイレもシャワーも完備

ダイビングスーツ。寒さから体を守ってくれる。特にこの季節は必須といえる。

命綱といえるボンベ

酔い止めも飲んで準備万端で出航。沖に出るとどんどん天気が悪くなっていくのがよくわかる。

写真だとわかりづらいが波も少しずつ荒くなってきた。

7月にシュノーケリングをした渡嘉敷島の阿波連ビーチを通過して、1本目のダイビングスポットである渡嘉敷島の野崎へ到着

渡嘉敷島 自然・景勝地

緊張してきたが何とかと飛びこんでみる

中は別世界のようだった

感傷に浸っている間もなく、現実はとんでもない激流で流されないようにするのに精いっぱい。一本目からこれか…

流されないように海底の岩をつかみながら進んでいく。少し潜っては耳抜きを忘れないようにしないと

激流にもかかわらずこのきれいさ。天気が良ければもっときれいだったらしいが

魚を発見するたびにインストラクターさんがボードで魚の名前を教えてくれるのだが、泳ぐのに精いっぱいで名前を忘れてしまった

まるでロッククライミング

徐々に慣れてきたので、泳いでみる。フィンは、ゆっくりあまり足を動かさないようにしないといけないのだがなかなか難しい。
要するに中性浮力がうまくいっていないわけである

時々ボンベの酸素量をチェック

サンゴも美しい

ボートには綱を使って戻る。いきなりボートに戻るのではなく、安全停止といって浮上前の水深４～５ｍ付近で３分間停止し、その間に体内に溶け込んだ窒素を排出するのだが、3分間が結構長い

やっぱり外は天気が悪い。2本目は10分ほど移動してまた別のスポットドラゴンレディへ移動。

彼女が水着にきがえたらという映画の撮影地で、撮影のセットとして使用された場所で映画の撮影の為に、トウマ浜に沈められた飛行機は、座間味村の希望で、そのまま残された飛行機の名前から「ドラゴンレディ」というポイント名が付いたそう

呼吸の仕方が悪いのか他の方に比べると酸素消費量がかなり多い。

座間味島 自然・景勝地

2本目は他の方が中性浮力を身に着けたいということで中性浮力の実習もかねてのダイビング。
中性浮力とは、浮きも沈みもしない中立状態のことで、中層でバランスよくホバリングしている状態を指す。
まず初心者がつまずく第一歩ともいえる。

練習をしつつ先を進む。カクレクマノミを発見。

もちろん魚には触っていけないのだが、思わず触れそうになってしまった

右側の物体は、戦時中の物の不発弾なのだが、こんなものがあるのも戦争が激しかった沖縄ならでは。

少しずつ慣れてきた。でもまだ中性浮力の会得はまだまだ

本数をこなせば泳いでいる魚も分かるようになってくるのだろうか

2本目にもなってくるとだいぶ恐怖心がなくなってきた。

この世のものとは思えないような美しさ

だいぶ長い間泳いでいると、前を泳いでいるインストラクターがボードに何やら記入していると思ったら…

オープンウォーターダイビングライセンス認定となった。
苦労しただけあって、本当にうれしかった。
インストラクターさんに何度も感謝をしてしまった。

安全停止をして、ボートに戻る

ここでちょうどお昼ごはんの時間。なんてことはないインスタント焼きそばだが、この焼きそばの味は一生忘れないだろう。

船長さんの特別の計らいで、雑煮をいただいた。沖縄風の味付けだが、寒い体にとても染みて美味しかった。
この雑煮の味も忘れないだろう。

2本泳いでだいぶお腹がすいていたのかあっという間に完食。

私の講習は2本までなのだが、他の方はもう一本ダイビングがあるので、船上にひとりになってしまった。
どうせならもう一本潜りたかったな。

シュノーケリングならしていいとの事なので、船の周りを泳いでみたが、やっぱりダイビングしたいなぁ

自分が潜っているときは、時間の長さを感じなかったが、待っているのはなかなか退屈。
今のうちにシャワーを浴びて、着替えてみんなの帰りを待つことにした。シャワーも温水は限られている。

40分ほどで皆さん戻ってきた。うらやましいな

結局雨は降ったままで最後まで晴れることはなかった

1時間弱で波の上ビーチに無事に帰港。

波の上ビーチ ビーチ

戻ってきたら、ログブックに2日間のダイビングの記録（潜水場所や時間、消費酸素量等）、Cカードの申請をして終了。
本当に楽しい時間だった。

帰りはホテルまで送っていただく。インストラクターさんにせっかくCカードをとったのだから、あまり間を空けないで潜るのと年に2，3回は潜ることを勧められた。あまり間が空いてしまうとまた忘れてしまうからだそう。

波の上ビーチ ビーチ

Cカードは1か月くらい出来上がりまでに時間がかかるので、テンポラリーカードをもらった。

ホテルに戻ってシャワーを浴びなおして、少し休んだら散歩に出かける。

以前泊まったかりゆしアーバンリゾート那覇が閉鎖になったと聞いたので、立ち寄ってみた。

沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ 宿・ホテル

この光景を見るとちょっと寂しい。泊港に近くて慶良間諸島に行くときは、こちらをまた利用しようと思っていたのに…

でもこんなイベントをやっていた。ちょっと面白い

さらに歩いてこちらの富士家泊本店へ。タコスなどの沖縄料理の他、沖縄ぜんざいが昨日の千日と並んで有名だが、女優の国仲涼子が学生時代にアルバイトをしていたお店としても有名だとか（なんでそんなことを知っているかというと一時期結構好きだったのはここだけの話）

ぜんざいを食べたかったのだが、残念ながらお休み

富士家 泊本店 グルメ・レストラン

美栄橋駅に戻って

美栄橋駅 駅

ライトアップした沖映大通りを通過して

そのまま国際通りへ。しばらく散歩

国際通り 名所・史跡

お店が開いている時間に来るのも久しぶり

平和通り 名所・史跡

市場通りのお店はほとんど閉まっていた

ポーたまは閉店時間近いのにまだ人が並んでいた。

ポーたま 牧志市場店 グルメ・レストラン

こんなに人がいる国際通りも久しぶりだ。8時近くなったので、おなかもすいてきた。どこかいいお店ないかと思っていたら

波照間があったので入店。沖縄料理をがっつり食べたかったのでちょうどよかった。

波照間 国際通り店 グルメ・レストラン

ジーマーミ豆腐は、もちもちした食感とピーナッツの風味が香ばしくてとても美味しい

海鮮サラダを注文。たこやエビなどの海鮮の他には、海ブドウのプチプチした食感がたまらない

モズクの天ぷらも揚げたてサクサクで美味しかった。奥武島のことを思い出した。
一緒に注文したオリオンビーともよく合う。

本当はもうちょっと食べたかったのだが、もう一軒行きたい店が近くにあるので、こちらではこの辺でお会計。

歩いてすぐのところにある沖縄そばの有名店、どらえもん。修行中も来たかったのだが、どうも縁がなくて来られてなかった。

調べていたら短縮営業で閉店時間を過ぎていたが、ダメもとで行ってみた良かった

どらえもん グルメ・レストラン

雑居ビルの2階にある

人気店なので混んでいるかと思ったら、お客さんはだれもいなかった。

一番人気のどらえもんそばを注文。三枚肉、てびち、ソーキが入った豪華なそばで900円。
こちらは宮古島の沖縄そばが食べられる。鰹出汁が良く効いていてあっさりしていて美味しい。
てびちもソーキも良く煮込まれており、軟骨もほろほろ柔らかい。
お腹いっぱいになって、ホテルまで歩いて帰る。明日はついに東京に帰る日になる。

この旅行記へのコメント （4）

• たまこさん 2022/01/22 22:15:55

  余裕でしたね！

  Nickさん海洋実習は3本目も行けそうとは余裕だったみたいですね！さすがです。
  
  慶良間の美しい海、懐かしく拝見しました。
  私は間が空いてしまいましたが、忘れないように年2～3回は潜らないとですね　^^;

  Nickさん からの返信 2022/01/23 15:01:39

  いえいえ

  実際に潜ったら疲れると思いますが、せっかくボート乗ってわざわざ慶良間まで行ったのでせっかくなら潜りたかったなと。もう一本潜る時間あったわけですし。
  
  なかなか時間的には厳しいですけど、せっかくライセンス取ったなら潜りたいですよね

• メイリンさん 2022/01/22 20:54:28

  おめでとうございます！

  OWD認定、素晴らしいです＾＾ｂ
  海の中は神秘的できれいですね。
  
  全然関係ないですが、以前私はどらえもんを探して
  たどり着けなかった過去があります…(;´∀｀)
  googleマップをみながら歩いても結構ダメです。方向音痴の極み…

  Nickさん からの返信 2022/01/23 15:03:28

  ありがとうございます！

  メイリンさんも体験ダイビングもありますので、もし機会があったら是非！
  
  国際通りからは一本入るので分かりづらいですよね。たどり着いてみると案外簡単でした