アメリカ西部　16の絶景周遊 　No.1

2016/05/20 - 2016/06/03

アメリカの西部劇に興味を持ち、またアメリカ西部の雄大な自然に魅せられて「アメリカ西部16の絶景周遊」の旅に参加することとしました。訪問地はイエローストーン、グランドティートン、キャニオンランズ、アーチーズ、メサベルデ、モニュメントバレー、グランドキャニオン、ホースシューベンド、アンテロープキャニオン、ブライスキャニオン、ザイオン、ラスベガス、デスバレー、セコイア、ヨセミテの国立公園等です。旅はポートランドからソルトレークシティーに入り、そこから最初の訪問地「イエローストーン国立公園」に向かいました。2日目、3日目と同公園を見学した後、4日目に「グランドティートン国立公園」に向かいました。

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

1872年に世界初の国立公園として指定された「イエローストーン国立公園」です。
人の手を加えず、自然そのままを保存する法律が定められ、例え火事があっても見守るだけだそうです。（実際火事があっても何もしなかった事は世界を驚かせました）アメリカで最も人気のある公園だそうです。
「ローワー滝」です。高低差100ｍ、渓谷の深さは450ｍあるそうです。

イエローストーン・リバーを挟んだ大峡谷は38ｋｍに渡って雄大な景観を造っています。岩肌は硫黄を含んだ熱水により、黄色く変色しています。これがイエローストーンの名の由来だそうです。

標高3000ｍの山々に囲まれた、イエローストーン国立公園は広大で、その面積は四国の半分になるそうです。ここには、バイソン、クマ、シカ、オオカミ、ウサギ等が生息しており、アメリカ屈指の野生動物の宝庫になっているそうです。

ヘイデンバレーと呼ばれる、大草原地帯。バッファロー等の野生動物が生息しており、写真撮影に多くの人が訪れていました。

対岸には、バイソンの親子がいました。バイソンは乱獲の対象となり、1921年には僅か25頭を数える程になったそうです。その後、連邦政府が人工繁殖に乗り出し、現在は4000頭いるそうです。

イエローストーンのユニークな景勝地「テラスマウンテン」です。
地底より吹き上げる温泉に含まれる石灰分が幾重にも蓄積され、階段状になったテラスです。

自然が作り上げた壮大なアートに圧倒されます。

遊歩道が整備されており、いろんな角度から見学でき感激も倍増します。

テラスマウンテンからの遠望です。

「イエローストーンレイク」
イエローストーンには、湖が30以上ありイエローストーンレイクが最大で、広さは琵琶湖の半部だそうです。ボート遊覧もできるようで、水は大変透き通って綺麗です。

遊歩道を一周しながら、イエローストーンで最も有名な温泉「グランドプリスマティックスプリング」等を見学します。

世界第三位の規模を誇る熱水泉「グランドプリズマティックスプリング」です。

大地熱帯には、世界の半数以上の500もの間欠泉があるそうです。

人気の「モーニンググローリプール」です。

「オールドフェイスフルイン」100年以上の歴史を持つ人気ホテルで、常に予約で一杯だそうです。ホテル自体が観光名所になっているそうです。

「オールドフェイスフル間欠泉」です。80分間隔で吹き上がるそうです。
44ｍの高さまで上がるそうです。

イエローストーン観光の最後には（5月22日）雪、霰が降って来ました。イエローストーンの冬は長く半年続くそうです。しかも厳寒時にはー30度を超え、動物達には生と死が隣り合わせになる、大変過酷な環境にあるそうです。

4000ｍ級の山々が続くロッキー山脈の中で最も美しいと言われる「グランドティートン国立公園」
西部劇映画「シェーン」の舞台になったことでも有名です。残念ながら舞台となった所は、ここから少し離れた場所にあるそうで、見学はできませんでした。

トランス・フィギュレーション教会です。中の小窓から眺めるとティートン連邦が小窓とマッチし大変綺麗に見えました。

ジャクソンレイクに映し出されるティートン連邦の景色は壮観でした。
「あまりにも美しいので、足が地から離れなかった」とは、こういう事かと納得します。

グランドティートンを後に、今夜の宿泊地ソルトレークシティーに向かいます。所要時間は約5時間半です。途中の車窓風景が大変美しく、思わずシャッターをきりました。（表紙の写真もその1つです）

車窓風景　その2
広々と続く高原地帯。視界を遮るものが一切なく、とても綺麗でした。
　

車窓風景　その3

車窓風景　その4

宿泊地「ソルトレイクシティー」です。
アメリカユタ州の州都。市内人口約20万人。かつてはゴールドラッシュの中継地点として発展した町です。モルモン教が拓いた町として知られています。モルモン教は「起きてる間は原則的に働き、収入の１０分の1は教会に収める」等々の定めがあるそうです。