アメリカ西部　16の絶景周遊 No.5

2016/05/20 - 2016/06/03

アメリカ西部16の絶景周遊も12日目に入りました。ここからの訪問地は「デスバレー国立公園」「セコイア国立公園」「ヨセミテ国立公園」です。そして14日間の旅も無事に終え、サンフランシスコからシアトル経由で帰国しました。長い旅をおえての感想は、アメリカの人達の自然、観光に対する取り組み姿勢です。広大で美しい自然に手を加えず守ろうとする姿勢、ビジターセンターでの充実した展示内容、観光地でのトレイルの整備等々。そして長い旅の期間中、観光地にしても道路沿いにしても、ゴミの投げ捨ては一切見かけませんでした。お陰でとても気持ちよく旅することができました。

エリア デス・バレー(アメリカ)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

デスバレー国立公園の中で、最初に訪れたのが黄金の丘と呼ばれる「サブリスキーポイント」です。鉱物の配合の具合から、さまざまな色合いを持つ岩山です。デスバレー国立公園内の人気スポットです。（ネットで他の旅行者が撮影した写真をみると、朝日、夕陽に輝く岩山、砂丘が驚くばかりに美しい所です）

金、銀、銅、鉛などの鉱物資源を求め多くの人が採掘に携わったそうです。1933年に国定公園に指定されましたが、鉱業者が露天採鉱を行ったため、景観に傷跡を残すようになり、多くの市民から非難が沸き起こり、景観保護が行われるようになったそうです。

アジア系の多くの労働者が、採掘に携わったそうです。写真は採掘模様を描いた絵で、ビジターセンターに掲出されていたものです。

死の谷と呼ばれる「バッドウオーター」をミニハイキングしました。余りにも暑いので、先端まで行くのは諦め、途中で引き返しました。記録に残る最高気温は57度だそうです。また、西半球で最も低い低地（ー86ｍ）だそうです。

昔はこの山の中腹までが、海面だったそうです。

ビジターセンターに展示されている、当時の機器類です。

デスバレー国立公園を終え、次の訪問地「セコイア国立公園」へ向かいます。ここもまた、長距離移動となります。（2日間にわたり連続8時間半の移動）途中、多くの風車が立ち並ぶ光景や、広々とした大地でのオアシス等、ここも大変綺麗だったのでカメラに収めました。

車窓風景　その2

車窓風景　その3

車窓風景　その4　

車窓風景　その5

世界最大の巨木で有名な「セコイア国立公園」です。

最大の木は「シャーマン将軍の木」といって、高さ84ｍ、根元の周囲は約31ｍあるそうです。樹齢は推定2300～2700年だそうで驚きます。

公園内はほんとに綺麗に整備されています。

最後の訪問地「ヨセミテ国立公園」です。巨岩あり、またそこを流れ落ちる巨大な滝あり、岩と木々に囲まれた池があり、谷間を流れる大小の澄み切った川があり・・・
「百聞は一見に如かず」です。旅の締めくくりに相応しい、感動ひときわのところでした。

落差739ｍのヨセミテ滝。夕日が特定の角度から当たると「炎の滝」になるそうで、2月の一定期間にのみ現れるそうです。

ヨセミテのシンボル的な存在「ハーフドーム」です。

旅も無事終わり、広大な平野を走りながらサンフランシスコへ向かいます。土地も青々としてきました。