秋の秩父路　渋沢栄一が命名した旅館「養浩亭」に宿泊してのんびり過ごす

2021/11/04 - 2021/11/05

都内からだと日帰りでも楽しめる秩父・長瀞エリアですが紅葉シーズンに入り天気も良かったので、せっかくだから泊まってこようと関東屈指のパワースポット三峯神社を参拝してから上長瀞駅に移動して渋沢栄一命名の旅館「養浩亭」に宿泊してきました。埼玉県出身の私ですが宿泊を伴う旅行は今回が初めてなので特徴のある宿を選んでみました。

旅のミッションは３つ。
■渋沢栄一命名の旅館「養浩亭」に宿泊
■秩父三社参り（三峯神社・秩父神社・宝登山神社）
■毎度の地元グルメ

エリア 長瀞(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

西武秩父駅から路線バスで75分、三峰山の山頂（標高1102m）に鎮座する三峯神社を参拝して市内に戻ったら

宿に向かうため秩父鉄道の御花畑駅に移動してきました。埼玉県出身の私ですが宿泊を伴う旅行は今回が初めてなので、せっかくだから特徴のある宿に泊まりたかったんです。

久しぶりに乗る秩父鉄道。日陰で最初はわからなかったけど

列車はラグビーワールドカップ2019仕様でした。
開催地の熊谷は停車駅だもんね。

乗車時間は20分、荒川を渡ったらもうすぐだ。

長瀞駅のひとつ手前、上長瀞駅に到着。

意外とホームが長いのね。

駅舎を撮ったけど逆光気味で暗いです。

上長瀞駅から長瀞駅までの位置関係。道路からも渓谷沿いの遊歩道からも行けるようなので、明日は渓谷沿いを歩いて移動しよう。

宿に向かう途中・・・(長瀞駅から歩くと15分位かな)

渓谷に下りてみました。

時間的に逆光になってしまった秩父鉄道の陸橋。
さっき、列車から撮影したトコです。

反対側は順光でいい感じ。

長瀞の岩畳は明日の楽しみにとっておいて

こちらが大正11年創業の宿「養浩亭」です。渋沢栄一が秩父セメント工場予定地を視察した後、長瀞に立ち寄った際に旅館の命名を請われ、孟子の言葉「浩然の気を養う」に基づき「養浩亭」と名付けたそうです。
（住所：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1446）

こんにちは～♪

フロントにはレプリカですが渋沢栄一揮毫の書「養浩亭」が飾られてました。実際の書は深谷市の渋沢栄一記念館に保存されてるそうです。

売店には

渋沢栄一のポテチ。450円也
買わなかったけど…

渋沢栄一コーナーもあるぜ！
買わなかったけど…

チェックインして２階のお部屋へ。全22室の館内は横に長いのが印象的。

客室はスタンダードタイプの和室10畳/トイレ付き。今回はじゃらんnetから一人旅プランを予約。(2食付/14,300円)
一人で過ごすには十分な広さです。

客室は全て荒川側なので晩秋から初春にかけては長瀞渓谷を望めるそうです。私が訪れた時期はフォレストビューでした(≧▽≦)

お茶請けは渋沢栄一のクッキー。
売店で買えますよー(^-^)

では、ひとっ風呂いっときますか。

お風呂は温泉ではないですが滞在中いつでも利用可能です。

おっ、誰もいない。

大浴場には内湯と露天風呂があり

まあ、必然的に露天風呂にいる時間の方が長くなるわけですな。

実は３時間半前に秩父名物わらじかつ丼を食べてきたばかりですが

夕食は18時スタートでお願いしました。

個人的に猪鍋ってとこがご当地感があって嬉しいです。

夕食その１

夕食その２

就寝前に露天風呂でのーーんびり。来週から隣の公園で紅葉の夜間ライトアップが始まるので、この日の宿泊客は少なく常に貸し切り状態でした。

朝食は７時半から

自分で作る卵とじ・・もうちょっとで出来上がり。

最後にもう一度、露天風呂に入ってから10時前に宿をチェックアウト。

向かいの「埼玉県立自然の博物館」で秩父盆地が海だった頃に生息していた謎の海獣パレオパラドキシアの化石や岩石標本を見学してから
（住所：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1）

宿に隣接する月の石もみじ公園で紅葉を楽しんでから渓谷沿いの遊歩道を散歩して長瀞に向かいます。(つづく)