北八ヶ岳縦走後半

2022/01/05 - 2022/01/05

雪山入門の講習会に参加して、1泊2日で北八ケ岳を縦走しました。
二日目は、白駒の池(2115m)→麦草峠→茶臼山(2384m)→縞枯山(2403m)→雨池峠→北八ヶ岳RW山頂駅(2237m)。

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 観光バス JR特急 徒歩

朝食は午前6時半。食堂の窓から朝日が昇り始めた白駒池が見えました。

朝食も、美味。外の気温は零下17℃、降水確率は10％。やや風があるも雪山登山日和。出発前に、保温水筒に湯を入れてもらいました(2百円)。

午前8時にアイゼンをつけて玄関前集合。初日に引き続いて、遅れがちな人にガイドさんが手早くアイゼン装着を手伝って、ほぼ時刻通り。この日の日程を確認、体操をして出発。

まずは白駒の池駐車場方面へ降り、駐車場手前で左手に分れる道を進み、8:20白駒の奥庭。これまでは先行登山者の踏み跡や荷揚げのキャタピラーで圧雪された道を進んできましたが、ここから麦草峠までは新雪が積もった道。ガイドさんが、この先の様子を見に行っている間に小休止。見えている範囲でも、膝上まで雪に埋まっている。

吸い込まれるような青い空。雪化粧した木々が美しい。

結局、雪が深すぎて山道はあきらめて、白駒の池駐車場から国道(冬季閉鎖)を通って麦草峠に向かいました。

9:00、麦草峠で小休止。この後、北八ヶ岳RWまでトイレがないので、トイレに行きたい人は麦草ヒュッテへ。

麦草峠から少し進んだところでアイゼンが外れた人がいて、つけ直す間に撮影。北八ヶ岳は苔の森とも呼ばれています。

急登を15分ほど登り、大石峠。

10:00、景色の良いところで、休憩。風もなく陽射しが暖かい。これから登る茶臼山と、奥に縞枯山。

右から仙丈ケ岳、甲斐/東駒ケ岳、北岳。

様々な樹氷

10:45、茶臼山の山頂を通って、展望台へ向かいました。

茶臼山展望台からの南八ヶ岳方面。

八ケ岳の一番北に位置する蓼科山と、右に北横岳。

ここまで来ると、北八ヶ岳ロープウェイで登ってきた人たちを見かけるようになりました。

11:35、縞枯山の頂に向かう途中、ガイドさんから縞枯れについての話を聞きました。

11:55、山頂の手前から南八ヶ岳方面の眺め。真ん中、白い雪煙が上がっているのが赤岳。その左、なだらかな硫黄岳、手前に東西の天狗岳。

縞枯山から急坂を下って、雨池峠を通過して、ロープウェイ山頂駅はもう間近。13:10、新雪の積もった斜面でしばし時間調整を兼ねて雪遊び。
画像は、坂を下ってきたノウサギの足跡。

13:25、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅。ロープウェイで山麓駅へ向かい、駐車場からマイクロバスで市内の日帰り入浴施設へ。

市営「縄文の湯」は、市内や近隣からの人たちで結構賑わっていました。市外利用者大人6百円。

15:50、茅野駅で解散。茅野駅16:20発のあずさ号は5分遅れで到着し、一部トイレが故障。そして隣の席のランプはずっと赤の空席表示。韮崎辺りで黄昏に染まる富士を眺めつつ、残った行動食とワインで乾杯。有意義な雪中山行でした。