東京亜熱帯の楽園　神秘の離島　八丈島３日間①　1日目の１ 羽田空港第2ターミナル～八丈島・南原千畳敷・あしたば工場

2022/01/06 - 2022/01/06

　明けましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
　 2022年の旅初めは、1月6日（木）～8日（土）阪急トラピックス主催　「東京亜熱帯の楽園　神秘の離島　八丈島　3日間」その1日ごとの旅行記です。羽田から55分と言う近さなのに、南国。冬は冬眠したい私にとっては、近くて暖かいというのが何より。福岡雨女ですがここで、パワー発揮、東京は雪で、100分遅れと言うハプニングに始まりました。が、島では、島時間が流れる中、密にはならない空間で、ゆったりと過ごすことができました。主な行程は次の通りです。①②③・・は旅行記①②③・・の番号です。
1日目　1月6日（木）羽田発　13：40　ANA1893便　八丈島着14：20
　　　　　　　　　　〇南原千畳敷〇宇喜多秀家卿の墓〇あしたば工場
　　　　　　　　　　△八丈富士一周〇永郷展望台・大越園地①
　　　　　　　　　　リードパークリゾート八丈島連泊②
2日目　　 7日（金）〇ふれあい牧場〇都立八丈植物公園〇陣屋跡・玉石垣
　　　　　　　　　☆民芸あき★あそこ寿司③〇裏見ケ滝〇名古の展望台
　　　　　　　　　〇末吉温泉みはらしの湯〇登龍峠展望台④
3日目　　 8日（土）〇大坂トンネル展望台◎服部屋敷
　　　　　　　　　 〇えこあぐりまーと八丈島地熱利用農作物直売所
　　　　　　　　　 〇黄八丈染め元
　　　　　　　　　八丈島発　13：50　ANA1894 羽田着　14：30⑤
　　　　　　　　　カイロ（整体）直行→自宅
　　　　　　　　　

エリア 八丈島(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2022年1月6日（木）旅行１日目　晴れ・曇り・雪
　集合は11：20　羽田第2ターミナル14カウンター。普段成田のLCCか、羽田第1ターミナルのJALかなので、きょろきょろ。方向音痴なので、やはり係りの方に尋ね、こちらへたどり着きました。パワーラウンジセントラル。入り口を入って左の3階の端っこ。そう予習してきたのに、右の端っこに行って？で、尋ねました。

　綺麗な大きな花瓶。
　以前、海外ツアーで、高速が事故渋滞となり、リムジンバスで70分のはずが180分！集合時間に遅刻した苦い経験があるので、常に、早め早めの行動を心掛けています。羽田は怖い！でも、今日は渋滞の「じ」の字もなく、高速の入り口でスピードを緩めた以外は、全く止まることなく。いつも渋滞する、TDL付近でさえ止まらず。なんと到着予定時刻より10分も速く着いてしまいました。あまりにも早く着きすぎて、集合まで140分もあります。受付はせいぜい30分前からでしょう。それまでここで過ごします。

　博多人形。お顔が今風の感じ。
　受付を済まさないと搭乗券は貰えないので、入口で、名前入りの行程表をスマホで見せ、カードも見せ、入れていただきました。

　スロープがあるので、キャリーもすいすい。ここは68席しかないし、ご時世で使えない座席もあるので、もっと収容人数は少ないはず。後半ほぼ満席と言う、混み具合でした。でも、密にはならない空間です。

　これくらいあれば100分は過ごせるでしょう？ちゃんと家から新聞も持参しましたし、スマホもあるし。ホットミルク1杯と、トマトジュース一口と、青汁と、黒酢。実際、黒酢でむせて、口直しにりんごジュースも一口。お腹がちゃぽちゃぽしてます。伸び縮みできる胃袋も、持参しているので大丈夫なはず。トイレもあるし。
　新聞を端から端までじっくり読んでも60分。まだまだ。スマホも充電できるけど、充電器を出すのが面倒なので、ほどほどに。
　外の景色も見えないので、退屈です。

　滞在時間が100分すぎて、飽きたので、そろそろ受付してくれるはずとラウンジを出ました。搭乗案内も出ているので、飛ぶことは間違いありません。

　受付は右の端っこ。横に広いターミナルで、慣れないせいもあって、右膝も痛くて、より広く感じます。
　ラッパの集合体のオブジェ？

Croud Cloudについて
　言語は人と人との障壁となる一方で、音はギャップを埋める懸け橋となり、摩擦を緩衝するものとなる。ふむふむ、なるほど。
　添乗員さん（以下ＴＤ）にご挨拶。ベテランそうなふっくらした方。（体形についてはご同様ですが）島のお母ちゃんのイメージです。ｅチケットなどを貰い、荷物を預けに行きます。

　JALとはタイプが違うけれど、自動荷物預け機。タグを付け、この網戸のようなシェルターの中にキャリーを置くと、シャッターが下りて、吸い込まれていき、預かり証が出てきます。全部一人でできました！JALでの学習の成果が出てます！手荷物検査を受け、水筒のお茶を一口飲んで見せ、搭乗口へ。

　58搭乗口、10分遅れなのね。LCCで3時間遅れということも経験済みなので、これくらい十分許容範囲です。
　中のラウンジは52ゲート左3階と言うことも予習済みなので、そこへ向かいます。

　ここ　パワーラウンジノースではｅチケットとカードを見せて入場。窓側席にします。背の低い紅葉木。

パワー ラウンジ ノース 空港ラウンジ

　見えますか？雪が降り始めました。天気予報が当たってます。午後から雪と。最近の天気予報は正確ですね。

　お腹がちゃぽちゃぽだけど、一口くらいなら温かいものが欲しいです。ここはポットの青汁なんだ。

　トマトジュースも、オレンジジュースも好きだけれど、冷たいものはもういりません。

　コーヒーサーバーが、ここにも2台。世の中には、コーヒー党が多いのでしょうね。かといって、私はコーヒー党ではなく、紅茶党だし、ホットミルクももういりません。

うん？希望すればお茶も頂けるのね？知りませんでした。

　温かいお茶！ティーバックですが、言えば頂けるなら、遠慮なくリクエストします！おばさんの辞書に遠慮と言う言葉はありません！お姉さんに「紅茶もありますか？」「はい、アールグレイとアップルナッツ？がございます」えっ、紅茶がいただけるならそうしたかった。でも、ここで引き下がらないのが、私。「さっきセントラルに寄ってきたのですが、そこにはないのですね？」「いえ、リクエストしていただければございます」そうなんだ。紅茶派なので、次回そうします！

　ここは座席が140席あり、広々しています。お客の数も少なく、外も、飛行機も見えるので、ここでゆっくりしたかったです。もう一つ、65ゲート右にサウスがあり、座席数は100席だそうです。機会があれば行ってみましょう。

会津塗。綺麗ですね。

　どのラウンジにも伝統工芸が展示されています。海外からの方を意識しているのでしょうか？郷土愛？愛国心？どちらにしろ、美しいもので、心は癒されます。

　eチケット
　搭乗前QRコードを読み取らせようとしたのに「一歩お下がりください」と読み取ってもらえず、グランドスタッフにやっていただきました。140分待って、さらに搭乗機遅れで結局20分待って、計160分待ったので、気持ちが先走りしすぎていたのかもしれません・・・

　ようやく機内に入れ、座れました。やれやれ。雪が激しく降っています。雪の結晶が溶けて行きました。

　座席は３－３。空席は少ないみたい。個人画面が付いているのは嬉しいけれど、搭乗時間が55分だから、映画1本は見終わらないよね。帰り続きを見ようかな？なんて思っていると機内放送。「遅れて申し訳ない、除雪処理をするのに、2，30分かかる。その機械を待つのに、2，30分程度かかる」英単語の「apologize」（謝罪する）を覚えることができるほど繰り返されました！日本の飛行機で、只で英語のお勉強ができるなんて素敵！

　「鬼滅の刃　竈門炭治郎」ですね。
待ち時間の間に、冷たいお茶か、リンゴジュースが配られました。もう入りません・・・でもお気持ちだけ、一口　頂きました。

　温かい物なら一口欲しいけれど・・・
　映画「ヒノマルソウル」長野オリンピックのテストジャンパーの物語、田中圭主演をひたすら見てました。

　やって来ました。
　除雪と言うと、滑走路をトラックの除雪車でと言うイメージでした。雪は全然積もってないのに？と思っていました。
　それで、後でググりました。

　そうしたら、まず雪を溶かし、機体の羽根が凍り付いてしまうと支障があるので、そうならないように、噴射するのだそうです。そしてその後なるべく早く離陸するそうです。勉強になりました。夏なら強力な水鉄砲、楽しそう、やってみたいです。

　こんなに間近に見られてラッキーです。寒い地方にはあるそうですが、羽田などにはこの機械が少ないため、順番待ちで時間がかかったようです。この寒い雪の中、外での作業お疲れ様、ありがとうございます。結局離陸は13：40　と100分遅れ。飛行機に缶詰めでテレビっ子。羽田空港に4時間40分滞在しました。ツアーとしては、以前成田空港搭乗口で、スイスエアが突然欠航となって8時間待機という記録に次ぐものでした。ANAのせいではないけれど、やはりJALマイラーとしては、アンチANAになってしまいます。八丈島にJALは飛んでないので、乗せてくれて、こんな雪の日に飛んでくれてありがとうと思わなくてはいけませんね。八丈島行きは1日二便、これを逃すと明日。空席が33席＋1席あるかどうかは分かりません・・・旅行キャンセル？？？それは嫌！

空の上は快晴！気持ちを切り替えます。

八丈島が見えてきました。高層ビルはないみたい。

八丈富士、初めまして。

カジキマグロ？がお出迎え。

ウミガメもお出迎え。

　ポインセチアもお出迎え。八丈島高校の園芸科の生徒さんの作品だそうです。いい仕事してますね。キャリーがなければ買いたいです。

空港の外のモニュメント。

八丈島空港 空港

「一瞬濡れます」とバスガイドさん（以下ＢＧ）はおっしゃったので、一瞬ならいいやと傘は広げず。でも、先に乗り込んだ方たちが、座席表の見方が分からず、右往左往していて、なかなか乗り込めず、屋根のない所で、待ち時間少々の間、ちょっと濡れました。バスに乗り慣れていない、シニアが多いツアーのようです。離陸がかなり遅れたせいもあり、皆さんイライラされているようです。

八丈富士 自然・景勝地

まずは南原園地へ。

　お雛様みたい。宇喜多秀家卿と豪姫です。島流しにされた後も、島妻をめとらず、過ごしたそうです。

宇喜多秀家公と豪姫の碑 名所・史跡

　八丈新島。今は無人だそうです。ヤギが残され、大繁殖したけれど、その後食べられてしまったと聞きました。

　八丈富士とお二人の銅像の2ショット。

南原千畳岩海岸です。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

　八丈富士が噴火して、流れだした溶岩が広がっています。ごつごつした黒い溶岩が、畳を千畳も敷き詰めたように見えることから、名づけられました。

南原千畳敷 自然・景勝地

　お世話になった八丈島町バス。島の道路は狭いので、大型ではなく、中型。座席幅が狭く、恰幅の良い某マダムは、補助席も広げてお座りでした。ツアー客が33人なのは、このバスに合わせた人数のようです。

　手書きの看板が島らしいです。
　八丈富士は1605年の噴火が最後で停止している休火山だそうです。溶岩が何段にも重なっています。

次は宇喜多秀家卿の墓へ。

　宇喜多氏は、秀吉の全国統一、朝鮮出兵に活躍した人です。でも、関ケ原の戦いに敗れ、1606年八丈島に流されました。1655年に83歳で亡くなりました。とあります。罪人が遠島と言うのは、時代劇でよく聞きますが、武士でも、負けると遠島と言うのは初めて知りました。それに、当時そんなに長生きできたのか、それについては疑問です。ま、いいですけど。
　バスに乗り、お墓へ。

宇喜多秀家の墓 名所・史跡

　宇喜多秀家卿のお墓。苔むした五輪塔。
　ストレチアが枯れています。これが葬式の時、お墓にも供えられると聞き、びっくり。　

宇喜多秀家の墓 名所・史跡

　次は住居跡へ。民家の軒先を通って入って行きます。こんな所をぞろぞろ入ってよいのかしら？いつ誰が入ってくるか分からないなんて、私が家の持ち主なら嫌だけど。

　彼が、1606年34歳から83歳で亡くなるまで、住んだ家の跡とあります。確かにそれが分かって、残っているというのはすごいことです。でも家は跡形もないのに、ここが観光ポイントになるっていうのは、どうなの？とも思います。

ソテツが元気よく育っています。

　彼が手ずから植えたとあります。400年も代替わりしながら育っているのでしょうね？

　でも、私はこちらの方に興味津々。路地もののパッションフルーツ。温室では育てているそうですが、1月なのに、路地でも育つのですね。食べたい！どこかで売っていたら買いたい！先月奄美大島で、「津のかがやき」という新種の果物を買い損ねた後悔が未だに残っています。お土産は一期一会！
　そしてあしたば工場へバス移動。

　あしたばと言うのは、明日にはもう芽が出ているというほど、成長が早い植物です。BGが途中で見つけ、ここを食べますと指さしてくださいました。

ここがあしたば加工工場です。

　工場で、ウェルカムドリンク　明日葉ジュース。粉を溶かしたものです。青汁と似たお味で、全然苦くありません。

　座ってビデオ見学。工場長が、昔関西在住だったそうで、関西弁で、楽しいお話をして下さいました。東京都地域特産品認証食品だそうです。

　明日葉についての説明
　実際明日新しい葉が出てくることはないそうですが、成長は早いとのこと。カルコン酸が体に良いとのことです。

科学的根拠もあるよとのことで。

　ドライの明日葉を、一人ずつ配ってくれました。苦くて好みではありません。

でも、お菓子なら好きです。（笑）

工場で買うと、消費税分安くしてくれるというので、飴を買いました。1袋300円

次はトイレではなく、この上の展望台、永郷展望台です。

大越無人灯台が見えます。

　夕方だし、さっき雨が降ったので、御蔵島や三宅島は見えません。夕日も望めません。残念！

南の島と言う感じですね。

木立アロエも沢山植えられています。