到着即観光 カラファテの町とアルヘンチーノ湖を一望するウイリチェの丘へ

2021/12/24 - 2021/12/24

３泊４日のカラファテ旅行初日。飛行機は８時に到着。ホテルのチェックインは午後からだろうし、それまでにさくっと終わる短めのツアーがないかと探していたら、4WDで行く、見晴らしのいいフイリチェの丘へのツアーがあったので参加しました。

エリア カラファテ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

定刻8:20のところ8:00にカラファテに到着。10時からのツアーには余裕と思いましたが、予約していたホテルまでの送迎バスが、自分たちの次の便の乗客まで待っていたので、ちょっとやきもき。

空港からカラファテ市内までは30分ほどです。

ホテルで荷物を預かってもらおうと思っていたのですが、もうチェックインできるとのことでありがたい。客室からアルヘンチーノ湖の眺めを楽しめます。

時刻通りにツアーへのピックアップがやってきました。家族連れ4人がすでに乗っていて、さらに２人連れの参加者を迎えに市内を走ります。

湖沿いのコテージに宿泊しているもう一組の参加者。女性２人で３ヶ月、車でパタゴニアをまわっているそうです。

湖の浅瀬にはフラミンゴの群れがいてテンション上がります。あとで行こうと思いました。

市街地を抜け、ウイリチェの丘への行程が始まりました。

あの丘へ登ります。地層が見事ななだらかな丘です。標高900メートルほど。六甲山くらい？

ヒルウィリチ 自然･景勝地

エスタンシアとよばれる農園がいくつか点在しています。

自分たちでゲートを開けて敷地に入ります。

山道が始まりました。

隣のカラファテの丘との間に挟まれた谷に、谷底の地下水で育つひときわ緑の鮮やかな植物が。名前は忘れてしまいましたが、ちょっと日本語っぽいひびきでした。

基本乾いた大地で風が強く、背の高い植物が育たないので牧畜に適さないカラファテ。主な産業は観光だそうです。

どんどん登っていきます。

アルヘンチーノ湖が見えてきました。

辺りがなだらかになって丘の頂上へ近づいてきました。

車が止まりましたが、窓から写真を撮るだけ。えー。

さらに車は先へ。丘の最高点を目指します。

ここが目的地です。

丘の背後には荒野が広がります。

いい天気で素晴らしい眺め。円形の石組みは、死者を追悼する意があるそうです。

断崖ですが、例によって柵などありません。自己責任。危ないですが、ロッククライミングをする人もいるそうです。

アルヘンチーノ湖の先にはアンデスの山々が。

案内板がありました。読まなかったけど。

カラファテ市内を見下ろします。緑の濃いところがダウンタウン。その先の２つの池のところがラグーナ・ニメス。水鳥が生息する自然保護区です。ここも行ってみたいとチェックしていたところです。

ニメス湖 滝・河川・湖

町の左側にひろがるレドンダ湾。冬には厚さ30センチほども氷が張り、スケートを楽しめるそう。

レドンダ湾 海岸・海

コンドルが。けっこう近くまで飛んできたのですが、写真に収めるのは難しいです。

高山植物のようなささやかな花が。

ときどきダイナミックに雲がかかります。

別のツアーグループがやってきました。

というわけで下りていきます。

行きはもったいぶってゆるゆると進んでいたようなんですが、下りは容赦なく下りていきました。4WDの本領発揮です。

ここで放置プレイ。この先にある山小屋で、ガイドが昼食の準備をしてくれます。我々は600メートルほどですが、山歩きを楽しみます。

なだらかな高原にポツポツと岩が転がっているのですが、氷河があった時代に、氷河に流されて運ばれてきたんだそうです。

軍艦の舳先のような岩です。

カビなのか苔なのか。不思議なカラフルさです。

すいません。野生動物のフンです。ウイリチェの丘にはグアナコやキツネ、ときにはプーマが見られるそうですが、今回目にしたのはコンドルだけでした。

山小屋に到着。

天気が悪くないので外のテラスに陣取ります。

年季の入った調理道具が。

牛肉と玉ねぎのソテーをパンにはさんで。赤ワインもありましたがコーラをいただきました。

奥に座っている子供の一家は、お父さんが沖縄からの移民三世で、20年ほど前に仕事で群馬に住んでいただそうです。当時はネットが無かったからたいへんだったと言っていました。

帰ります。どんどん下ってカラファテの街が見えてきました。

行きで見た農園のところまで下りてきました。

ふたたび自分たちでゲートを開けて、ツアーは終了です。

いったんホテルに戻ってから、カラファテの街歩きを楽しみました。