
2021/12/01 - 2021/12/01
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KOJI Takeさん
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2021年、新宿から青森まで東北縦断しました。路線バスだけで!
といっても、一気に乗りとおしたのでなく、2・3日間の旅を複数回にわけて行いました。
(だんだんと、前回終了地点までの往復が大変になってくるやつです)
某有名な番組で流行りだした前から、元々バス旅好きではあったのですが、あの番組は純粋な意味では「乗り継ぎ旅」ではない。
なぜって、繋がらなければ歩くから。(時間制限ある中でゴールするのが目的なので、繋がることにこだわっていない。)
ここは、純粋に「どんだけ繋げられるか」を追求すべく、こんな独自ルールでやってみた。
◎高速道路を通る路線は使わない。
これは番組と一緒。
◎都市間路線とか空港リムジンのようなものも使わない。
高速通らなければいいってものでもない。
都市間移動を目的とした路線(A地点発B地点行きで、A域内では乗車のみ、B域内は降車のみといったやつ)は使わない。
長距離路線でもよいが「ちょっとそこまでの買い物」用途でも乗れるような路線のみを使用する。
◎極力「歩かない」
基本、同一停留所から次のバスへ乗り継ぐ。もちろん駅の東口から西口へ歩くとかは同一場所とみなす。
ただ、どうしてもつながらない箇所があり(下記の○印)、
500メートルの歩き、3キロ歩き、8キロ歩きが各1回発生しました。
◎極力、THE路線バスタイプの車両を選ぶ
つまり前と真ん中に扉があって、降車ボタンがあって、観光タイプではない普通の車両のバスにこだわる。
とはいえ、田舎いくと、マイクロバスタイプや観光タイプは避けられずでした。
で、これがその全行程です。
延べ日数を計算したら<13日間>、乗った本数合計<61本>となりました。
<Day1> 新宿→金町
●新宿駅西口→早稲田(都営バス)
●早稲田→上野松坂屋前(都営バス)
●上野松坂屋前→浅草寿町(都営バス)
●浅草寿町→金町駅(都営バス)
<Day2> 金町→取手(東京都→埼玉県→茨城県)
●金町駅→三郷駅(東武バス)
●三郷駅北口→吉川駅北口(東武バス)
●吉川駅北口→エローラ(茨城急行バス)
●エローラ→赤岩入口(茨城急行バス)
●赤岩入口→野田市駅(茨城急行バス)
●野田市駅→岩井車庫(茨城急行バス)
〇徒歩1キロ以内(10分)
●岩井バスターミナル→守谷駅西口(関東鉄道バス)
●守谷駅西口→取手駅西口(関東鉄道バス)
<Day3> 取手→水戸
●取手駅西口→谷田部車庫(関東鉄道バス)
●谷田部車庫→土浦駅(関東鉄道バス)
●土浦駅→柿岡車庫(関鉄グリーンバス)
●柿岡車庫→石岡駅(関鉄グリーンバス)
●石岡駅→水戸駅北口(関東鉄道バス)
<Day4> 水戸→黒磯(茨城県→栃木県)
●水戸駅北口→大宮営業所(茨城交通バス)
●大宮営業所→北斗星(茨城交通バス)
●道の駅みわ前→烏山駅前(那須烏山市営バス)
●烏山駅前→那珂川町役場(那賀川町コミュニティバス)
●那珂川町役場前→西那須野駅(関東自動車バス)
●西那須野駅西口→黒磯駅西口(JRバス関東(那須塩原市地域バス))
<Day5> 黒磯→須賀川(栃木県→福島県)
●黒磯駅→追分(那須町民バス)
〇徒歩3キロ(40分)
●関の森公園→白河駅前(福島交通バス)
●白河駅前→石川駅前(福島交通バス)
●石川駅前→須賀川駅前(福島交通バス)
<Day6> 須賀川→福島
●須賀川駅前→郡山駅(福島交通バス)
●郡山駅→太田熱海病院(福島交通バス)
●太田病院前→本宮駅前(本宮市営バス)
●本宮駅前→岳温泉(本宮市営バス)
●岳温泉→二本松駅前(福島交通バス)
●二本松駅入口→福島駅東口(福島交通バス)
<Day7> 福島→仙台(福島県→宮城県)
●福島駅東口→国見役場(福島交通バス)
〇徒歩8キロ(70分)
●越河清水→白石駅(白石市民バス)
●白石駅→永野(ミヤコーバス)
●永野→中学校前(ミヤコーバス)
●中学校前→川崎役場(ミヤコーバス)
●かわさきまち→仙台駅前(タケヤ交通バス)
<Day8> 仙台→栗原
●仙台駅前→泉中央駅(ミヤコーバス)
●泉中央駅→大和町バスターミナル(ミヤコーバス)
●大和町バスターミナル→大衡村役場前(万葉バス)
●大衡村役場前→古川駅前(ミヤコーバス)
●古川駅前→栗原中央病院(栗原市民バス)
<Day9> 栗原→水沢(宮城県→岩手県)
●栗原中央病院→一関駅前(栗原市民バス)
●一関駅前→イオン前沢(岩手県交通)
●イオン前沢→水沢駅前(岩手県交通)
<Day10> 水沢→盛岡
●水沢駅前→免許センター入口(岩手県交通)
●免許センター入口→北上駅前(岩手県交通)
●北上駅前→花巻駅前(岩手県交通)
●花巻駅前→大迫バスターミナル(岩手県交通)
●大迫バスターミナル→盛岡駅(岩手県交通)
<Day11> 盛岡→八戸(岩手県→青森県)
●盛岡駅→久慈駅(JRバス)
●久慈駅→二戸駅(JRバス)
●二戸駅→軽米病院(JRバス)
●軽米病院→ラピア(南部バス)
●ラピア→八戸駅(南部バス)
<Day12> 八戸→野辺地
●八戸駅→十和田市中央(十和田観光電鉄バス)
●十和田市中央→野辺地駅(十和田観光電鉄バス)
<Day13> 野辺地→大間﨑
●野辺地駅→むつターミナル(下北交通バス)
●むつターミナル→フェリー乗場前(下北交通バス)
(1)では、新宿から水戸までのDay1~3までを掲載します。
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<Day1>
【1本目】新宿駅西口→早稲田(都営バス)
記念すべき第1本目。始発点としてはふさわしいターミナル、新宿駅からスタート。
最初はそんなに距離も長くない、早稲田まで。
三越などのデパートが並ぶ、新宿追分のあたりを通り、北へ進んで、終点までは20分ほど。 -
終点の早稲田。都営バスの早稲田車庫から、いくつかの行先があるため、乗り継ぎとしてここを選択しました。
車庫の上は、都営アパートとなっています。
都営バスのなど公営バス事業者の車庫は、このようになっていることが多いように思います。 -
【2本目】早稲田→上野松坂屋前(都営バス)
次は一本で上野まで。山手線上の北東にあたるところまで進みます。 -
都営バスの車内
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【3本目】上野松坂屋前→浅草寿町(都営バス)
ここから、またしても近場ですが、浅草まで。
平日ダイヤであれば、ここから金町駅まで行ける路線があるのですが、休日は運転なし。浅草まで行けば金町駅行きがあるので、浅草まで進みます。 -
【4本目】浅草寿町→金町駅(都営バス)
浅草は、いわゆるバスターミナルにあたるものがなく、周辺に発着点が点在しているので、わかりにくいです。浅草寿町は、駅からは離れていて、古くからの商店が並ぶ通り沿いにあります。 -
都営バスでは、最も北東にあたる金町駅に到着。
-
<Day2>
【5本目】金町駅→三郷駅(東武バス)
ここから東京都脱出。
JR武蔵野線の三郷駅へ向かいます。 -
JR三郷駅
次のバスは駅の反対側へ。 -
【6本目】三郷駅北口→吉川駅北口(東武バス)
武蔵野線の2駅隣の吉川駅まで。
吉川に行かないと、ここから先が繋がらないので。 -
JR吉川駅
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【7本目】吉川駅北口→エローラ(茨城急行バス)
埼玉に入ったばかりなのですが、乗るバスが茨城急行バス。
まだ茨城県には遠い場所なのだけど、なぜか走っている。
ところで、行先のエローラって一体どんなとこ? -
バスは、埼玉県の松伏町という、鉄道の走らない地域へやってきました。
ようやくバス旅らしくなってきた。
終点は、広大なバスの折り返し場があるだけで、近くは団地が立ち並ぶ。
よってここを乗り継いで別方向へ向かうことができるわけです。
ちなみに、エローラといったら、インドの石窟寺院しか思い浮かばないのだけど、隣接する公園内に「田園ホール・エローラ」というのがありました。それのことだったのか。 -
【8本目】エローラ→赤岩入口(茨城急行バス)
ここから北越谷駅行きのバスに乗ります。
北越谷駅まで行ってもよいのだけど、途中のバス停で次の目的地へ乗り継げるので、途中下車。 -
このあたりは、鉄道空白地帯。よって、町民はバスや自転車などで、越谷や春日部あたりの東武沿線に出るか、南のJR武蔵野線川に出るか、野田市のほうへ行くかと交通が不便なのですが、将来的にここに鉄道がくるかもしれないと。
豊洲から有楽町線(東京8号線)が北上するかたちで、八潮・越谷レイクタウンを通って野田市まで伸びる計画。ただ、このあたりを通るかも含め具体的計画の段階には程遠いようで、いつ実現するのかも未知数のようです。 -
まわりは住宅以外に何もないような場所だけど、待ち時間はそんなになかったので助かった。
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【9本目】赤岩入口→野田市駅(茨城急行バス)
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醤油のまち、野田にやってきた。
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東武アーバンパークライン(つまり野田線)の野田市駅。
最近高架化された。 -
周辺では高架化に伴い工事が進行中。
つい最近まで地上を走っていた跡地。
確かにむかし来たときは、もっと田舎っぽい駅だったんだよなぁと。 -
次のバスは岩井車庫行き。
埼玉県を脱出して、茨城県に入ります。 -
【10本目】野田市駅→岩井車庫(茨城急行バス)
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茨城県坂東市にある岩井という場所。
野田市からのバスの終点は「岩井車庫」
ここから先のバスは関東鉄道バスで「岩井ターミナル」という少し離れた場所から発着している。500メートルくらいだけど、初めて歩き区間が発生。 -
岩井ターミナルという名前がついているが、だだっ広いバスの折り返し場。
そして守谷駅へ行くバスしかないし、本数も決して多くない。
かつては東京駅までの高速バスも立ち寄ることから、ターミナル的な要素があったのかと推察。 -
【11本目】岩井バスターミナル→守谷駅西口(関東鉄道バス)
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つくばエクスプレスと関東鉄道が交差する守谷駅に到着。
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【12本目】守谷駅西口→取手駅西口(関東鉄道バス)
JR常磐線の取手駅まで行って、Day2は終了。 -
<Day3>
取手駅からスタート。
東京に住んでいても、このあたりからなら朝早めから来ることができる。 -
【13本目】取手駅西口→谷田部車庫(関東鉄道バス)
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つくばに近い関東鉄道バスの営業「谷田部車庫」
駅から駅へと結ぶ路線がない場合、中継地点は、「団地」「病院」「空港」「スーパー(イオンSCなど)」がありますが、「車庫(営業所)」も使える乗り継ぎの定番です。 -
乗り継ぎの待ち時間の間は近くにスーパーがあるので、そこで時間つぶし。
広大な駐車場があって、基本は車で来る場所のよう。バス停で待つ人の姿はそんなに見当たりませんでした。 -
【14本目】谷田部車庫→土浦駅(関東鉄道バス)
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土浦駅に到着。
土浦の近くには、琵琶湖に次ぐ大きさの霞ケ浦があり、自転車でまわる人のためのサイクルステーションが備わっている。
駅上には「BEB5土浦」という星野リゾートのホテルがあったり、興味深い駅です。 -
【15本目】土浦駅→柿岡車庫(関鉄グリーンバス)
次のまた車庫での乗り継ぎ。 -
この柿岡車庫、バスマニアでは知る人ぞ知るな場所。
NPOによって、全国の古いバスが保存されているのです。 -
ボンネットバスもおそらく動態保存かな。
そんなに古くない東急バスもあったりと、ボロボロの国際興業バスあったりと、結構なカオス。 -
このあたりのボンネットバスはきれいに整備されている。
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かと思えば、もうさびて朽ち果てているのもあり。
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古いバスが置かれている以外、店も何もない場所。
ひなびた待合所はあって、雨をしのげるようにはなっています。 -
【16本目】柿岡車庫→石岡駅(関鉄グリーンバス)
次は常磐線の石岡駅へ向かいます。 -
常磐線の石岡駅へ到着。
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忠犬ハチ公の話は有名だけど、ここ石岡駅にも似たような話がある。
はぐれた飼い主に17年間通い続けたという。
後に映画化され、銅像も出来た。「みんなのタロー」 -
石岡駅は、かつて鹿島鉄道(通称かしてつ)が走っていて、鉾田まで結ばれていた。
現在はその廃線跡にバス専用道が設けられ、BRTとして結ばれている。 -
【17本目】石岡駅→水戸駅北口(関東鉄道バス)
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石岡駅から水戸駅までは、主に国道6号線をメインにひた走る。
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JR水戸駅に到着。
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水戸駅は、茨城の一大ターミナル。
ここでDay3は終了。
東京から延べ3日かけて、ようやく水戸に到着しました。
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