【未完となった日本縦断旅行】2日目：稚内から洞爺湖まで絶景車窓を楽しむ！

2021/08/23 - 2021/08/23

2021年8月22日より実施した日本縦断旅行(未完)の2日目です。

稚内を6:36に出発する特急サロベツに乗り一気に旭川、旭川から岩見沢まで特急ライラックに乗ります。岩見沢では昼食として名物の釜めしをいただき、室蘭本線で洞爺駅まで。洞爺湖温泉に宿泊しました。

宗谷本線では利尻富士が見えませんでしたが、素晴らしい車窓を楽しめました。使用車両がはまなす編成だったのもまた良かったですね。洞爺湖温泉も非常に良い温泉でゆっくりできました。

2日目行程
稚内6:36-旭川10:17
旭川10:30-岩見沢11:29
岩見沢で昼食
岩見沢12:45-苫小牧14:09
苫小牧14:17-洞爺15:22
洞爺湖温泉のホテル宿泊

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは出発前に宿泊先であるドーミーイン稚内で朝食をいただきます。多くのドーミーインは6:30から朝食をやっていますが、稚内は夏季のみ特別で5:30から営業しています。理由はおそらく利尻・礼文島へ行くフェリーのダイヤに合わせてくれているものと思います。
ドーミーイン稚内では海鮮食べ放題です！

小鉢も非常においしく、全国のドーミーインの中でもレベルが高めですね。

海鮮丼にして食べました。

朝食後はチェックアウトして稚内駅へ。こちらが本日乗車する特急サロベツのはなます編成です。

車内は普通の261系座席とは少々異なります。座席のシートが色鮮やかです。コンセントも完備です。あとは道内の風景写真が車内に貼られていたりします。

稚内を出ると隣駅である南稚内駅に到着。稚内駅よりも南稚内駅周辺の方が飲食店が多かったり、栄えているような印象です。

しばらく列車は旭川に向け南下し始めます。こちらが宗谷本線名物の利尻富士が見える絶景ポイントです。ただ、この日はうっすらとしか利尻富士が見えませんでした。残念ですが、また来た時に取っておきましょう。

こちらは豊富周辺です。牧草を刈った後でしょうか。豊富は牛乳で有名ですから、沿線でこのような光景をよく目にします。こちらも北海道らしい風景で素敵です。

こちらの川は天塩川です。
宗谷本線では幌延から士別あたりまで天塩川に沿って線路が敷かれています。そのため、天塩川が見えるポイントもいくつかあります。

列車は音威子府に到着。音威子府といえば音威子府そばですね。黒いそばでコシがあり風味もよく大好きです。実は音威子府だけではなく東京の四ツ谷でも食べられます。

塩狩峠を通過。塩狩峠って意外と旭川の近くなんですね。

旭川の手前あたりです。マンションや商業施設など都市的な風景が見えてきます。都市としては旭川が日本最北でしょうか。

旭川駅に定刻通り到着しました。ここからライラックに乗り換えです。ホームで駅弁の立ち売りがあるという噂は聞いていましたが、まだ開店時間ではなく駅弁は買えませんでした。

こちらがライラックで指定席をとりました。ガラガラでした。

深川あたりは稲作が大変盛んで田んぼをよく見ます。8月下旬ですが、もう稲は黄金色になっています。この翌日に青森に行きましたが、青森はまだ稲が青かったです。

あっという間に岩見沢に到着。

こちらが乗った特急ライラックです。電車特急のため、非常に乗り心地が良かったです。

ここで1時間15分の乗り換え時間があるため、昼食をいただきます。やってきたのは岩見沢駅1階にある岩見沢市観光協会です。ここで釜めしを販売しています。たしか1200円くらいだったような。

駅前の広場には誰もいなかったので、ベンチに座って食べましょう。

こちらが釜めしです。具材が鶏肉かホタテか海老で選べたのですが、海鮮ばかり食べていたので鶏肉にしました。正直言って峠の釜めしより美味しかったです…！あと釜めしを購入したときにレンジで温めてくれるサービスもあり、ホカホカの状態で食べられるのもなお良いところです。皆さんも是非食べてみてください。

荷物が増えてしまうため、食べ終わったら岩見沢市観光協会に戻り釜を返却しました。どうやら釜を返却すると50円キャッシュバックしてくれるようでしてビックリしました。むしろ釜の返却をする方がお金とられるのではないかと思っただけに。
一応次の列車まで時間があったため駅前で立派な建物を見学。これはJR北海道レールセンターで、明治時代からある建物です。現役で使用されているっぽいです。

岩見沢駅のホームに貯水槽が。これは蒸気機関車で使用していた貯水槽の名残でしょうか。

時間がきたので、観光はここまで。稚内から岩見沢までは宗谷本線・函館本線と乗り継いできましたが、ここからは室蘭本線です。ワンマン1両のはずですが、どうも後ろに何かついてきていますね

後ろについていた車両は観光列車。ただ、この車両は回送で苫小牧までくっつけていただけで乗ることはできませんでした。

室蘭本線では畑と田んぼがたくさんあります。お昼どきなのに座席はすべて埋まりました。しかも栗山あたりで空くかと思いきや追分まで多くの乗客がいました。意外と需要あるじゃん、という印象です。

線形が良いため、90km/h程度出して運転している区間もありました。

苫小牧に到着です。ちなみに今回乗車したキハ150形は非冷房でした。この日は最高気温が20度くらいであったため、非冷房でも問題なくむしろ寒いくらいでしたが、真夏の日はキツイかと思います。しかし北海道は涼しくて羨ましいです。

苫小牧から洞爺駅までは特急北斗に乗車。自由席でも座れました。

室蘭本線の車窓は海がきれいです。ちょうど雨が降っていたため海はきれいに見えず。

洞爺駅に到着です。ここから洞爺湖温泉まではホテルの方に送迎してもらいました。

洞爺湖といえば洞爺湖サミットが有名ですね。駅にもサミットの展示が少々あります。

宿泊先は洞爺観光ホテルです。古い温泉宿ですが、きちんと清掃されているため、清潔感はありますよ。一人で泊まるにはこのくらいで十分ですし落ち着きます。そんなに値段の高いホテルではないですし、コスパ良いです。

温泉ならやっぱり和室でなければね。

洗面台にキレイキレイがありました。ホテルは洗顔手洗い兼用のものを置くところが大半ですから、薬用石鹼が客室にあるのは嬉しかったです。

温泉ですが、塩気を感じる濁った泉質でした。実は洞爺湖は海から近いため、塩も含むようです。体がポカポカします。風呂上りは約束のサッポロクラシックです。

部屋からの眺めはこんな感じ。全室レイクビューのため、大体の部屋でこんな景色が楽しめます。

夕食はホテルから近くにある望羊蹄というレストランでいただきました。洞爺湖では有名な洋食屋さんです。
頼んだのはポークチャップです。ソースがデミグラスっぽい感じで濃厚でお肉とよく合います。美味しかったです。

部屋に戻ったあとは洞爺湖ロングラン花火を鑑賞します。こちらは冬季以外毎日夜にやる花火で、ホテルの部屋からは最初の10分間楽しめます。冬もたしか別の花火大会みたいなものをやってた気がします。

船の上から花火を打ち上げていて、船がどんどん移動していきます。

大変見ごたえがあります。ホテルの方曰く、雨でも雷でも花火はやるらしいですが、湖の波が荒れると花火が中止になるようです。実は洞爺湖に泊まるか登別温泉に泊まるか迷っていたのですが、花火があることが決め手で洞爺湖温泉に泊まりました。そのため大満足です。

翌朝、洞爺湖を散歩しました。このとき気温が14度で大変寒かったです。

ホテルの朝食はこんな感じです。セットメニューで、ごはんやお味噌汁、飲み物は自由におかわりできます。

ホテルをあとにしてまた洞爺駅より道南・東北へ向かいます。ここからはまた別の旅行記で。

道北より一気に洞爺まで長旅でしたが、楽しい旅行でした。温泉でもゆっくりできて最高でした。

閲覧いただきありがとうございました。