湯河原・秋の休日 [紅葉-温泉-グルメ] 2021年11月

2021/11/29 - 2021/12/01

11月29日から2泊で湯河原温泉（神奈川）へ。1泊目は奥湯河原の加満田、2泊目は湯河原のオーベルジュ湯楽。紅葉の奥湯河原～湯河原を散策し、源泉掛け流しの温泉と美味しい料理を楽しみます。

エリア 湯河原温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆プロローグ
6月上旬に奥湯河原の加満田に泊まった際、もみじの新緑がとても綺麗でした。恐らく紅葉したもみじも最高だろうと、女将さんに紅葉の見ごろを尋ねたところ―。11月下旬をお勧めされました。そんなことで、湯河原の紅葉を楽しむ旅を計画したのでした。

◆旅程
▽11月29日(月) 1日目
　[鉄道] 大船 1037 - 1114 湯河原　特急踊り子
　[バス] 湯河原 1130 - 1153 奥湯河原　バス
　[散策] もみじの郷ハイキングコース～不動滝
　[宿泊] 奥湯河原 加満田
▽11月30日(火) 2日目
　[徒歩] 白雲の滝～もみじの郷ハイキングコース～万葉公園
　[宿泊] 湯河原 オーベルジュ湯楽
▽12月 1日(水) 3日目
　[バス] 公園入口 0916 - 0933 湯河原　バス
　[鉄道] 湯河原 0946 - 1044 大船　JR東海道

◆旅行本編
旅の出発は大船駅。通常、湯河原駅まではJR東海道線の各駅停車で向かうのですが、この日の午前中はダイヤが乱れていました。特急はほぼ時刻通り運行ということで、踊り子に乗車することにしました。

大船駅 駅

湯河原駅に到着しました。

湯河原駅 駅

奥湯河原行きのバスに乗り換えます。

伊豆箱根バス (湯河原駅～奥湯河原) 乗り物

終点の奥湯河原で下車。徒歩3分でこの日宿泊する加満田に到着。時刻は正午少し前。チェックインは14時半からなので、荷物を預かってもらいました。

奥湯河原温泉 加満田 宿・ホテル

加満田周辺の紅葉。

この日は、もみじの郷ハイキングコースを歩きます。

池峯もみじの郷 紅葉

真っ赤に染まったもみじ。

朱色のもみじ。

このもみじは、赤と朱色の中間ぐらいかな。

風が吹いていないので、静の紅葉でしょうか。

赤、黄、緑のハーモニー。信号機カラーの3色ですね。

真っ赤。

真っ赤。Take2

前を歩くお嬢さん。少し話をして、この後の予定が互いに異なるので、すぐに別れたのですが…。翌日湯河原駅へ向かうバスで再会。偶然出会った人と、翌日また会うのは、めったにないことで、少々驚きました。一体どれぐらいの確率なんでしょうね。

もみじの郷ハイキングコースを歩き終え、奥湯河原へ戻る途中で不動滝へ立ち寄り。滝の上は、温泉街をバイパスする「オレンジライン」。

不動滝 自然・景勝地

不動滝の近くには紅葉はほとんどありませんでした。

不動滝が流れ込む藤木川に居たキセキレイ。

奥湯河原のバス停まで戻ってきました。起伏は緩やかでしたが、3時間弱歩いたので少々ぐったりです。

バス停の近くに咲く花。シュウカイドウでしょうか。

14時50分ごろ加満田にチェックイン。

奥湯河原温泉 加満田 宿・ホテル

部屋の名前は「つつじ」。

部屋は広縁付き8畳＋踏み込み。

加満田はいつ来ても、生け花が素敵です。

お茶のセット。

テレビ。

クローゼット下に浴衣など。

洗面所は何故かピンボケでした。

トイレ。

浴室は温泉が引き込まれています。

広縁。

冷蔵庫の中には飲み物が色々。別料金です。

冷蔵庫の中。

冷蔵庫の扉側。

部屋の確認が終わったら、貸切露天風呂へ。

露天風呂は2室。左の「ほたる」の方が若干広いので、こちらに入ります。

脱衣所。

露天風呂。

泉温は多分標準的な温度。ぬる湯好きの私には、少し熱めの温度でした。

鳥の鳴き声がする方向を見ると、ヤマガラが居ました（スマホのデジタルズーム撮影なので画質は良くありません）。

お風呂からあがったら、チューハイを飲みながら雑用の片付け。

夕食時間になりました。加満田は夕朝食とも部屋食です。写真は最初の配膳。

続いての配膳はお造り。

お椀。このあたりで、女将さんが手作りの漬物をもって挨拶にきました。色々と長話をしてしまい、漬物の写真を撮り忘れてしまいました。

別注のサザエの壺焼き。

続いての配膳。

食事とデザートの配膳。加満田の料理はとても上品な味で美味しい。

▽11月30日(火) 2日目
午前5時ごろ起床。露天風呂へ。

今回も露天風呂は広めの「ほたる」。

部屋に戻ったら、前夜飲み切れなかった日本酒（相模灘の純米吟醸）を片付けました。

7時半ごろ布団をあげてもらい、8時前から朝食。

公式サイトで予約したので、コーヒー、紅茶、ハーブティーのいずれか1品がサービスされます。これ以外の特典は、加満田オリジナル石鹸1個（販売価格880円）と町立美術館無料入場券です。

9時15分ごろ加満田をチェックアウト。荷物を預かってもらい、白雲の滝までハイキングです。所要時間は2時間20分程度（現地での休憩や写真撮影時間込み）です。

蕎麦・活魚料理「紅葉亭」のモミジも見ごろです。

紅葉の赤い色が青い空に映えますね。

左上の赤から朱色、黄色を経て右下の緑までのグラデーションが綺麗。

こちらは、左から赤、黄、緑。

本格的な山道に突入。朝飲んだ日本酒のせいか、すぐに汗だくになりました。

去来の滝に寄り道。

去来の滝は、落差の少ない地味な滝でした。

天照山神社を通過。

天照山神社 寺・神社・教会

天照山神社の周辺は紅葉が綺麗です。

白雲（はくうん）の滝に到着。

白雲の滝・去来の滝 自然・景勝地

落差約30mの白雲の滝は「絹糸を流したようなとても美しい姿」と称されます。

白雲の滝で少し休憩して、天照山神社まで戻ってきました。

奥湯河原の温泉街に近づいても、綺麗な紅葉は続きます。

広河原のバス停まで戻ってきました。

蕎麦・活魚料理「紅葉亭」です。

加満田に到着。預けた荷物を回収しました。時間は11時20分ごろ。この後、オーベルジュ湯楽のチェックイン（15時）までの時間はノープランだったので、一旦湯河原駅へ移動することにしました。

奥湯河原のバス停から湯河原駅行きのバスに乗車。湯河原駅に着くころはちょうどお昼時ですが、朝ごはんを沢山食べたので、お腹はすいていません。

結局、重い荷物をコインロッカーに入れて、奥湯河原入口までバスで移動。前日に引き続き、もみじの郷ハイキングコースを歩くことにしました。

池峯もみじの郷 紅葉

ただし、この日は午後から曇ってしまい、明るい陽光で透かされた赤い葉っぱを観ることができません。

予想通り、この日もみじの郷ハイキングコースで撮影した写真は、見栄えの良いものはありませんでした。

湯河原の温泉街に移動し、万葉公園へ。

万葉公園 公園・植物園

徐々に雲は薄くなってきましたが、2日連続で歩き回ったため下半身に疲れがきてしまい、チェックインには少し早いのですが、この日の宿に向かいました。

14時半ごろ、オーベルジュ湯楽に到着。

ロビーでチェックイン手続きを済ませると、「部屋の準備はできていますが、大浴場の方はまだ清掃中なので15時少し前から入浴してください」との説明がありました。

湯河原温泉 源泉かけ流しの宿 オーベルジュ湯楽 宿・ホテル

今回の部屋は本館3階の山吹（206号室）。広縁付き和室10畳。ユニットバス付ですが、温泉は引き込まれていません。

テレビや加湿器など。

冷蔵庫の中。ビールとミネラルウォーターは有料です。冷たいお菓子はシェフの手作りです。

洗面所。

トイレ。

浴槽。

15時から古代檜風呂へ。

脱衣所。

洗い場。

檜風呂（大）。

檜風呂（小）。

部屋に戻ったら、冷えたフルーツゼリー。

続いては、レモンサワーを飲みながらPCで雑用。

18時から夕食へ。夕食のお品書き。

飲み物は白ワインでスタート。

前菜1品目。

前菜2品目。

前菜3品目。

白ワインを別な銘柄に変更。

白身魚のカルパチョに秋トリュフ。

トリュフを練り込んだじゃが芋のニョッキ。

シャモロックのコンソメスープに秋トリュフ。

ロゼワイン。

地魚のグリル。

グラニテ。

A5ランク黒毛和牛ヒレ肉のタリアータ。秋トリュフ。

赤ワイン。

食事。

土鍋で炊いたコシヒカリとイタリア産トリュフの混ぜご飯は、やみつきになる旨さ。

薩摩芋のモンブランとトリュフのジェラート。

トリュフ・チーズケーキ。最後に紅茶を飲んだはずですが、写真を撮り漏らしています。

▽12月 1日(水) 3日目
6時から貸切露天風呂を予約していましたが、あいにくの雨。

露天風呂の手前側半分には屋根があるので、手前側でお湯につかります。

8時から朝食。朝食のお品書き。

フレッシュジュースとサラダ。

ご飯のお供。

サラダのドレッシング。醤油、ポン酢、オニオンドレッシング。

副菜のメインはサバのみりん干し焼き。

ご飯と副菜。

茶碗蒸し。

パンナコッタ。

〆のコーヒー。

9時過ぎにチェックアウト。バスで湯河原駅へ向かいます。

湯河原駅から東海道線に乗車。帰路に就きます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
※写真はセンリョウ