2021/11/21 - 2021/11/22
75位(同エリア132件中)
タブラオさん
月曜日に有給休暇を取り、日月で相方と法師温泉長寿館に泊まってきました。「普段は泊まれない宿シリーズ」の宿ではないような気もしますが、1人25,000円近くしましたので、このシリーズにカウントしました。
で、どうだったかというと、一般的には評判の良い旅館のようですが、率直に言うとガッカリでした。どうしても25,000円の宿という目で見てしまいますが、25,000円の部屋・食事・サービスではありませんでした。20,000円ならまあそんなもんだろ、18,000円ならそれなりに満足と言ったところでした。外観こそ明治初期の建築で趣がありますが、中は拍子抜けするほど綺麗で快適でした。改装にお金が掛かったせいか、コスト削減が随所に感じられたのは残念でした。繰り返しますが、18,000円なら良い宿です。
取り敢えず、前から気になっていた旅館ですし、温泉はそれなりに満足ですので、行って良かったと思います。
PR
-
12時40分発の「とき321号」で上毛高原に向かいました。上毛高原は特に寄りたいところもなかったため、旅館に15時00分位に着くように便を選びました。日曜日の午後の新幹線のためか恐れていた程は混雑していませんでした。
-
上毛高原駅から法師温泉まではバスを乗り継いで行かなければなりません。上が上毛高原駅から猿ヶ京行きのバスで下が猿ヶ京から法師温泉行きのバスですが、それぞれ900円、630円掛かりました。距離の割に高いのが一つ。それと、上毛高原駅から猿ヶ京行きのバスは仕方ないとしても、猿ヶ京から法師温泉までのバスを自己負担というのはいかがなものか。色んな旅館に泊まってきましたが、普通は旅館が送迎バスを用意しています。これが不満の始まりでした。
-
「法師温泉長寿館」
道の右側が法隆殿で左が本館です。本館と法隆殿を結ぶ渡り廊下が印象的です。最初に見えてくる景色ですか、なぜか余りワクワクしませんでした。駐車場の車の多さでテンションが下がっていたためか… -
スリッパ、スリッパ、スリッパ、スリッパ
右が本館の建物です。まずはスリッパの多さに圧倒されました。大規模旅館だと思っていなかったため、スリッパの多さと受付で人がごった返しているのを見て、面食らってしまいました。 -
入口を入ったところです。風情があっていい雰囲気でした。
-
「日本秘湯を守る宿」のボードと登録有形文化財のプレート。ここでもスタンプを押してもらったため、スタンプは3つになりました。
-
「別館」
別館に泊まりました。別館も国の登録有形文化財です。どうして別館かというと、相方がトイレ付きでなければ嫌がるからです。他に泊まりたい部屋もありましたが、ややこしくなるのも嫌なので、素直にトイレ付きの部屋にしました。 -
別館もそうですが、建物の外観は歴史を感じさせる古い木造建築そのものですが、建物内も室内も綺麗にリノベーションされていました。
-
8畳とほとんど使えない4畳の2部屋でした。写真は8畳の部屋です。すき焼きのコースにしましたので一人24,500円でした。特別感は全くありませんでした。
-
8畳の部屋から4畳の部屋を撮ったものです。くっ付けて12畳の部屋にしたら印象も変わったのでしょうが…。狭かったという印象だけ残りました。
-
広縁スペースです。狭めではありますが、手すりが窓の内側にあって、3月に泊まった嵐渓荘のようでした。川と本館&浴場の建物が目の前に見えていい感じでした。
-
広縁からの景色です。私たちが泊まった別館と本館を繋ぐ渡り廊下が見えていますが、逆に渡り廊下から部屋が丸見えでした。
-
「カメ虫 撃退の話」
部屋に置いてあったものです。廊下を歩いている時から既にカメ虫の甘酸っぱい臭いが漂っていました。部屋の中にカメ虫がいたわけではありませんが、なぜかカメ虫の臭いがする箇所がありました。ちなみに、カメ虫の臭いにはそれほど不満はありません。 -
カメムシをガムテープで退治するのは万国共通のようです。乳頭温泉郷の鶴の湯温泉でも旅館の方がガムテープでカメムシ潰しているのを目撃しました。
-
お風呂に入る前に旅館内を探検しました。写真は本館と法隆殿を繋ぐ渡り廊下です。写真で見るとおんぼろの渡り廊下のように見えますが、内側はこの通り新しく綺麗でした。
-
渡り廊下から法隆殿を撮ったものです。法隆殿も外観こそ明治のままですが、内側は高級旅館のようでした。
-
法隆殿から渡り廊下を撮ったものです。
-
部屋の中までは見れませんので、廊下を歩いただけですが、とてもお金が掛かっている風でした。
-
館内探検の後、お目当ての「法師乃湯」に行くことにしました。
-
「法師乃湯」
入口を入るといきなりこの光景が目に飛び込んできます。温泉本でもよく見る景色ですが、実物を見ると圧倒されます。ちなみに、写真は翌日の朝食後、たまたま人がいない時に撮ったものです。 -
予想はしていましたが、常に5~10人位の人が入っていました。ただ、浴場そのものがとても広く、写真のように木で仕切ってあるため、圧迫感はありませんでした。
-
入口側を撮ったものです。「日本秘湯を守る会」の提灯がお湯に反射していて、とてもいい感じでした。お湯はさておき、この雰囲気の中でお湯に浸れるだけで幸せを感じました。
-
お湯は基本的に無色透明、無臭でしたが、湯口付近はほんのり硫黄臭がしていました。足元からもプクプクとお湯が湧いていて、お湯はとても新鮮なのだと思います。ここのお湯はとても温く、いつまででも入っていられます。常に5~10人の人がいたのは、宿泊客が多いからではなく、長湯する人が多いからだと思わます。
-
窓枠の模様がとても芸術的です。
-
別の角度から撮ったものです。
お湯も浴室内の雰囲気も良かったのですが、ただ、途中から入って来たオジサン二人組がずっとテンションが高い声ではしゃぎまくっていたのには閉口しました。それまでは10人近く入っていても、静寂そのものでしたが、いきなり銭湯のようなガヤガヤした空間に変わってしまいました。まあ旅館側の問題ではありませんが… -
「玉城乃湯」
法師乃湯が混浴の時に女性専用のお風呂となっているお風呂です。法師乃湯が女性専用となっている間は男性専用となります。法師乃湯ほどではありませんが、広々としていて、なかなかいいお風呂でした。 -
「長寿乃湯」
法師乃湯が混浴の時に男性専用となっているお風呂です。狭いですし写真を撮って終わりです。ちなみに、法師乃湯ではシャンプーを使えません。洗髪したい時は玉城乃湯か長寿乃湯に行く必要がありますが、朝7時以降は両方とも女性専用になってしまいます。それを知らずに7時過ぎに洗髪しに行って呆然としました。とことん相性が良くないようです。 -
本館の廊下に飾ってあったフルムーンのポスター。上原謙と高峰三枝子がモデルとなったこのポスターは大変話題となったようです。上原謙も高橋三枝子も余り馴染みのない世代ですが、このポスターはなぜか記憶があります。このポスターのせいかシニアな方も大勢いらっしゃいましたが、若い方も結構いました。
-
夕食ですが、率直に言ってガッカリでした。25,000円の食事ではありませんでした。おまけに部屋食でも個室でもなく、相部屋でした(衝立はありましたが)。
-
+2,500円ですき焼きコースにしました。お味も量も満足のゆくものでしたが、食べた後に「御献立」を見て驚きました。牛ではなく豚のすき焼きだったようです。豚でも牛と間違えるような味ならいいと言うべきなのか。今HPを見ると「上州牛のすき焼き」と明記してありますが、私が予約した時には「豚」と表示されていたのでしょうか? または「御献立」の間違え? 何か騙されたような…
-
すき焼きコースにしましたので、それなりにお腹は膨れましたが、スタンダードコースだと量が少ないと思います。その分、ご飯をお代わりすればいいのでしょうが、ご飯もおひつではないため、都度お代わりをお願いしなければなりません。お茶も急須ではありません。これもコスト削減の一環なのでしょう。それと驚いたのが、焼き物の鮭のサイズ。これ以上、もう書きませんが… -
朝食ですが、何だか民宿の朝食みたいだなあ。ちなみに鍋は湯豆腐です。
-
これにお金を掛けているのかな?
-
チェックアウト時にこれを渡されました。てっきり無料のバス券だと思い、「なんだ、行きの分もくれたら良かったのに…」と思ったら、しっかり630円請求されました。何だかとどめを刺されたようでした。
-
「うどん・そば 天丸」
新幹線に乗る前にここでお昼を食べました。まともに食べられるところはここくらいしかないため、結構混んでいました。出てくるまでかなり待ちましたが、お味はまあまあでした。 -
美味しいという情報を相方がどこかで仕入れてきたため、新幹線に乗る直前に急いで買った上毛高原ソフトクリーム。とても濃厚で、まあ確かに美味しかったんですが、注文してから550円だと知って、後悔しました。
-
特に寄るところもなかったため、12時22分発の「とき318号」でサクッと帰京しました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
猿ヶ京温泉(群馬) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37