どこかにマイルで函館旅。１日目。函館郊外を巡ったあと絶景の大沼公園へ。

2021/09/24 - 2021/09/24

JALのどこかにマイル。前回は沖縄だったので今回は北海道を狙います。
４つの候補の全部が北海道になるまで挑戦。
日をまたいでの挑戦２００回目くらいで新千歳・釧路・女満別・函館が出たのでこれで、どん。
結果、函館。
うーん。函館はいつか新幹線で行く気だったのでできればそれ以外が良かったなあ、が最初の感想。
でも、函館市街地はコンパクトに観光地まとまってるし、函館郊外、それも渡島半島の先っぽはまだ未経験だし、見たいとこはいっぱいあります。準備をすすめるうちに「函館でよかったわあ」になってきました。
さて、１日目は、函館空港からトラピスチヌ修道院、箱館戦争の戦跡、城岱牧場展望台をさらりと見てから大沼公園へ。すばらしい上天気だし、山も緑も水も空気もきれい。北海道、いいですねえ。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

JALのどこかにマイル。全部が北海道になるまで挑戦。
でました。２００回目くらい。日をまたいでの挑戦。
結果、函館。
うーん。それ以外のとこを狙ってたのに。函館はいつか新幹線で行く気だったのです。

どこかにマイルの旅行の欠点は準備期間が短いこと。
いろいろばたばた調査と宿泊やレンタカーの予約。行程検討。
そのころには函館でよかったあ、と思えるようになってきました。
見るとこ、圧倒的に多いですから。
さて出発。品川駅から朝の京急。

欠航はずいぶん少なくなってきた時期でした。

でもまだまだ人の少ない羽田。

閉鎖してる入り口もあるという。

こういう記録も過去のものになる日が早く来ますように。

この飛行機です。

D滑走路に向かう飛行機多数。
その横をC滑走路に向かう。

東京の街並みを見下ろす窓風景が珍しい私。
いつもは西方向にしか行かないし、前回の北海道は成田からだったし。

きらりと光る川。

新白河駅と白河の町。
関東を脱して東北に入りました。

と、ここから窓の下は雲の中へ。

機内サービス。
このマスコット、そろそろ見納めですね。

函館行きは小型のB７３７でした。

北海道に近づくと地上が見えてきました。

あ、明日登る恵山だわあ。

緑の大地。
田んぼじゃなく畑。北海道だわあ。

右下、国鉄戸井線の遺構だわ。川に橋脚が。

函館空港に定時到着。
すぐさま給油開始。

函館空港 空港

滑走路の向こうは函館山。

レンタカー屋さんは空港の広場の向こう側。送迎待ちしてる間に歩いていくこともできそう。順番待ちに結構時間食ってしまいました。飛行機停止からレンタカー出発まで５０分。
と、まずやってきたのは空港近くのトラピスチヌ修道院。
ここは駐車場はなし。近くの駐車場は有料の場所ばかり。隣の市民の森も一番近い駐車場は有料。なので端っこの無料の駐車場へ。

市民の森 公園・植物園

このような散歩道を歩いて５分。

到着。

修道院。
静かに見学。
基本、建物外観のみ。
なかに入れるのは展示館と売店だけでした。

トラピスチヌ修道院 名所・史跡

聖ミカエル。
懐かしい名前。
昔読んだ「笑うミカエル」を思い出します。

続いて函館郊外の「四稜郭」。
五稜郭は有名ですが、四稜郭はその３km北方の防御用の出城。
高校生くらいの時に地図で見つけていつか来てみたかった。
それから数十年経ってます。やっと叶いました。
なるほど２重の土塁で囲われているのね。

四稜郭 名所・史跡

土塁、かなり低いです。防ぎ切れるのだろうか？
やはり箱館戦争ではけっこう初期に放棄されたようです。
思ってたよりこじんまりしてます。

五稜郭方面の眺めは、と、五稜郭タワーが真ん中に見えます。
五稜郭よりかなり高い位置になるようです。
尾根の稜線上の台地に築かれたようです。

現地で解説板を読んで初めて知ることも多いです。
「四稜郭」は「権現台場」と連絡通路で繋がった陣地だったそう。
ならばその「権現台場」も行ってみよう。
旧北海道東照宮（現神山稲荷神社）にあった、というので、カーナビを頼りに。
五稜郭方向に１kmくらい。神社の境内に土塁がありました。
解説板はないですが、たぶんこれだろう、と思うことにしました。

旧東照宮と権現台場跡 名所・史跡

旧北海道東照宮（現神山稲荷神社）。
最近立て直されたのかしっかりきれいでした。

隣の空き地の木々の隙間から五稜郭と函館山が綺麗に見えました。
ここも案外標高のあるところだったのね。
まあ、そうでないと防御用の陣地は造れないですね。
でもこの程度の丘では防御も難しかったと思います。

さて、箱館戦争の戦跡のほとんどは市街地なので３日目にまわして、大沼公園に向かいます。
もう札幌から函館まで高速道路の時代なんですね。

途中で寄り道。最近知った函館の裏展望台「城岱牧場展望台」に向かいます。
本当は夜景が見たいとこですが、昼の景色もきれいだろう、と。
ここから登ります。

気持ちのいい一本道。ぐんぐん登っていきます。

城岱牧場展望台の駐車場到着。
函館山。あんなに小さい。
函館の街はその直下の砂州部分。小さいです。よくわかります。

その右の方。
海には上磯のセメントの積み出し埠頭。
陸には北海道新幹線の大カーブ。
地図をみるようです。

城岱牧場展望台自体は駐車場から反対側に登ったところ。看板の向こうが駐車場です。
駐車場は道の町側、建物は山側。どちらからもきれいに函館の町が見えます。
素晴らしい眺めにしばらく肉眼で、それからは双眼鏡で、計３０分ほどのんびり鑑賞。

城岱牧場展望台 自然・景勝地

展望台には建物が。

建物の中からでもきれい。
カフェ兼案内所のようですが、訪問時は無人、休業中のようでした。
壁に貼ってある北海道新幹線の路線図が興味深くてずっと見てました。
こんなとこ通る予定なんだなあ、とか。

さて大沼公園に向かいましょう。
あ、前方、駒ヶ岳。

山を下って大沼公園到着。
この駅の右側、大きな駐車場へ。
本来は有料のようですが、この期間無料になっていました。まあ、観光客少ないですしね。

駅で特急北斗の発車を見ます。
編成両数も上下車客も乗客もすごく少なかったです。
長編成満員の特急に乗ってた時代は遥か彼方。

大沼公園駅 駅

駅前のレンタサイクル屋さん。昔むかしにお世話になりました。
同じ名前で同じマスコットで同じ場所に。
なんか感激です。

フレンドリーベア お土産屋・直売所・特産品

さて、ちょっと何か食べましょう。
大沼だんご。
昔は知らなかった。最近できたのかなあ？
いえ、実はけっこう前からあったようです。

沼の家 グルメ・レストラン

こんな感じ。左右で味が違うのがいいです。
小さな餅は大沼小沼の小島を模しているそうです。
素朴で美味しい。でも昼食にはちょっと量が足りない。

というわけでやってきました。
前回の函館旅行（７年前）に食べる機会のなかったハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」。近くにお店がありました。森町赤井川店。
まさか函館市内ではなく、このような函館のはるか町外れで食べることになるとは。
なんと満員。行列。注文から作り始めるらしく、かなり待ちました。

ラッキーピエロ 森町赤井川店 グルメ・レストラン

メニューはこんなにいっぱい。
何回来ても楽しめる、というか、何回も来たくなる。
実際、この函館旅行中に３回も行ってしまいました。

代表作「チャイニーズチキンバーガー」。テイクアウトは３７８円。
ボリュームあるし、美味しいし。あつあつだし。満足満足。
あ、車の中がハンバーガーのにおいで充満。
返却の明日までには抜けるでしょう。
なお、お店到着からここまで４０分。
ファーストフードのようでファーストフードではないので、昼食時間配分に注意しましょう。

次にやってきたのは白鳥台セバット。
大沼と小沼の連絡水路。
セバットとは現地の言葉で「狭いところ」。
まあ、標準語でもなんとなく理解可能。

白鳥台セバット 名所・史跡

セバットに橋があります。月見橋。
道路と線路があります。
ちょうど列車の来る時間です。
来ました来ました。彼方に大沼公園駅到着寸前の特急北斗。
まだ踏切は鳴っていません。

踏切鳴り出してから相当経ってからやってきました。
うーん、曇ってるし駒ヶ岳が入らないのでつまらない構図だわ。

さて観光を開始します。
車をさきほどの駐車場に止め、湖畔まで歩きます。
晴れて来ました。いい景色。
大沼公園の遊歩道を一周します。短縮コース（４０分）と標準コース（６０分）があります。
初日で元気なので標準コースにします。

こんな細い通路を通ったり

大沼国定公園 公園・植物園

こんな岩を見たり

島の影から秀峰駒ヶ岳を眺めたり、

双眼鏡で剣ヶ峰をアップで見てみたり

こんな橋を渡ったりしてバラエティに富んだコースです。

一番大沼らしいかな、と思う風景。

あ、これも乗ってみたかった。
この台船。動くんです。湖の上でランチができるのです。
コロナ運休中のようでした。

ターブル・ドゥ・リバージュ グルメ・レストラン

橋のある風景。

あ、ハマナスの実。
秋ですね。

遊歩道は駐車場の左側がメインですが、遊覧船のりばのある右側もあります。
そちらにも行ってみました。
一番きれいに駒ヶ岳が見えた展望所。

駒ヶ岳。登ってみたいけど、山頂までは行けないし、歩く距離は長いし、いつになるかなあ。一本道が見えてます。

あ、遊覧船。
けっこう乗ってました。手を振りあいます。
小島抜きで湖上に駒ヶ岳を見るには遊覧船が一番、でしょう。
今回は時間なく省略しちゃいましたが。

あ、スワンボート。じゃなくイルカボート。
一所懸命頑張ってました。
この楽しみ方、アリだなあ、というか思いつかなかった。

千の風になって、の記念碑がありました。
この詩の訳者、２０２１年、亡くなられましたね。

千の風モニュメント 名所・史跡

ちょっとだけ秋の気配。
と、もう１６時。観光してると時間の経つのが早いですね。
ホテルに向かいます。

カーナビのコースから外れてしまい、いきなり踏切があったり砂利道を走ったりしましたが、

駒ヶ岳の麓の鹿部ロイヤルホテルに

３０分で到着。

ロイヤルホテル みなみ北海道鹿部 宿・ホテル

チェックイン。
ゆったりとしたお部屋です。
古くからのホテルは部屋が広いのがいいですね。

海側の景色。

山側の景色。

景色も料理も素晴らしいホテルでした。
以下、滞在編に。