にわか山が～藻岩山に立つ！（＆美味しいもの巡り）

2021/11/05 - 2021/11/07

当初、上京予定だった友人が来られなくなり「代わりに来る？」と誘われ、ついでに「藻岩山でも登る？」と提案された言葉をちゃっかり聞き逃さず即決した今回の旅。基本は久しぶりに会う友人とのおしゃべりがメイン、プラス山プラスグルメで一層充実した週末を過ごすことが出来た！

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

14時、総武線で地元脱出。

15時過ぎ、無事羽田空港搭乗ゲートに到着。緊急事態宣言解除後すぐだったのでマイルでも割と楽に往復チケットを入手することが出来た。

いきなり札幌に飛んで…
この旅2連泊で世話になった「ソラリア西鉄ホテル札幌」。6年ぶりの札幌はオリンピックの影響もあってか、新しいホテルが随分増えた印象。ホテル選びでは「ONSEN RYOKAN 由縁」や「グランベルホテル」など大浴場併設のホテルから検討していたが、口コミや立地からこちらにお世話になることにした。

ソラリア西鉄ホテル札幌 宿・ホテル

折角なので札幌在住の友人も一緒に泊まることになった。ダブルベッドなのはご愛敬。。。

初日の夜は友人のご主人と一緒にオススメのお店、「かけはし」へ。

かけはし 北二条店 グルメ・レストラン

やはり北海道の海鮮には脱帽～さんまの刺身もタラの白子（マダチ）も新鮮で美味い。
こだわりの椎茸の炭火焼きは「風味を損なわずに食べてもらいたい」と味付けはお店から塩指定！醤油だと罰金なんですと(笑)

イカも透き通っていて甘い。お酒もすすんでしまうけれど、翌日山登りが控えていたので我慢、我慢。

道庁前、赤レンガテラスの映える銀杏並木。
初日終了。

赤れんがテラス ショッピングモール

2日目8:45、バスに乗って藻岩山の登山口へ向かう。

啓明ターミナルで下車。

しばらく歩いてまずは朝ごはんを。

喫茶 つばらつばら クラシック グルメ・レストラン

店内香ばしいコーヒーの香りに包まれる。

予約時、インスタのインフォメーションではこの日のモーニングメニューは和風オムライスと書いてあり、すっかりその心づもりでいたらチーズトーストが出てきてビックリ。美味しかったから良かったけれど。コーヒーが香り高く美味しかったので、お土産に「するり」（浅煎り）の粉を購入。

10:37、いざ藻岩山へ出発。

晴天のせいか、駐車場にも路肩にも車が沢山停まっていた。

10:42、靴を洗っている人がいるってことは、ぬかるんでる？

紅葉は終わって葉は落ちてしまっている。

知らなかった！

歩きやすいよく整備された道。地元の年配の方は長靴履いている人が多かった。

ゆっくり歩いて50分で稜線に到着。

12時過ぎ、山頂到着。
稜線に出てから山頂まで少し岩も出てきたけれど、非常に登りやすい山だった。

もいわ山展望台 自然・景勝地

えらく立派な三等三角点。

王ヶ頭？と見紛う電波塔。あ、こちらの方が古いかな？

展望デッキからは360度の絶景～

南側、遠くに山頂が平らな樽前山が見える。

北側には札幌市街の先に石狩湾。

東側、トムラウシ等の大雪山系の山々が見える。札幌から富良野は凄く遠いはずなんだけど、案外近く見える不思議。

次回は西側の神威岳や手稲山に登るのも良いかも。ヒグマ怖いけど。

下りは舗装された道を歩く。ここならサンダルでも大丈夫そう。

白樺が美しい。

前に来たとき乗ったはずなのに全く覚えてない可愛らしいケーブルカー。

ロープウェイ乗り場まで歩き、最後ロープウェイで下る。

藻岩山ロープウェイ 乗り物

失礼ながら、標高にそぐわない立派なロープウェイ。

歩き足らない私に友人が付き合ってくれて、藻岩山から札幌駅まで歩いて戻る。

15時前、道すがら魅力的な飲食店をやりすごして極限までお腹を空かして辿り着いたのがこちら。

北菓楼 札幌本館 グルメ・レストラン

六花亭の札幌本店とどちらにしようか迷ったけれど、友人から安藤忠雄の手によるリノベ建築と聞いてこちらに決定！

元図書館だった建物は天井高く贅沢な空間。
そこにゆったりと座席が設けられているので、客席は少な目。
接客は比較的おっとり目で、結果20分ほど待つことに。

しばし悩んで、

「北の夢ドーム」の入ったケーキセットを選択。
濃厚で美味しかったけれど、空きっ腹で濃い乳製品をがっついたせいで胃がビックリしてしまった…

ホテルに帰る途中、北海道庁の紅葉見学。

北海道庁旧本庁舎 名所・史跡

何度か札幌には来ているが、道庁に池があるとは知らなかった。銀杏の紅葉が映えてモネの絵画のよう。友人によるとこの池には毎年鴨の一家が引っ越ししてきてニュースになるらしい。

16時過ぎ、ホテルに戻る。沢山歩いたので、大浴場でリラックス。

友人が予約してくれたレストランに向かう。幸い乳製品でびっくりした胃腸は治ったので、準備万端！

前回、札幌を訪れた時に工事をしていて隠れていた日本の道100選の顕彰碑「札幌大通」ゲット。

地下鉄の西28丁目駅から歩いて5分。羊好きの私の為に友人が選んでくれたお店「ラ・サンテ」に到着。

今宵のメニュー

お供はお手頃なブルゴーニュを。

長年生きてきましたが、まだまだ知らない事が沢山ある。食に関しては結構詳しい方と思っていたけど、やはりまだまだ…写真の発酵キノコも未体験だったし、口直しのグラニテに添えてあったアイヌの人たちの食材「シケレペ」も初めて聞く名前だった。

想像の斜め上を行く鮮やかな色彩のぶり大根！

アラやマダチのお皿も美味でしたが、やはり拘りの羊、ラムとマトンの間のホゲットがうまかった！

目でも楽しめる美味しい料理、気さくなサーブ、お手頃なワイン、と大満足な時間を過ごす事が出来た。

最終日、散歩がてら朝食に出る。
このドでっかいサイズのアイスケーキやパフェが人気だったとか。

雪印パーラー グルメ・レストラン

昔好きだった絵本「小さなお家」状態の時計台も見方によっては風情がある。

札幌市時計台 名所・史跡

地下鉄に乗ってやってきたのは昨日モーニングを食べたつばらつばらの人も修行したという、札幌の老舗カフェ「森彦」。しかし、キャパの小ささと帰りの時間の関係で長い時間の順番待ちが出来ずあえなく撤退…

森彦 グルメ・レストラン

「森彦」の近くにあったかわいいパン屋でお土産購入。

円麦 グルメ・レストラン

「円麦」の近くにあったマンホール。
円山公園駅近くのベーカリーカフェで朝食をとることにした。

最終目的地はこちらのカヌレ。
日曜日だけ営業しているという希少性でとりあえず来てみた。

今まであまり美味しいカヌレに出会った事がないのだが、物珍しいことも手伝ってか、なかなか美味しいカヌレだった。個人的に無花果が良かった。（各種1個340円）

ホテルに戻り、友人と別れて札幌駅へ。
鉄男の息子の為に鉄道アイテム撮影。

今回コロナ出現以降初の飛行機だったので、飛行場の自動手荷物預けマシーンにワクワクした。

17時過ぎに羽田到着。空港内で展示されていたレスリー・キーの写真展。ぐっと来たのは一番クセの強いこのゾーン。今回の旅を締めくくるには、よい記念となった。
久しぶりの飛行機旅。色々と手配してくれて付き合ってくれた友人に感謝！札幌は近県の登山口より移動が楽だったかも。