2021/12/01 - 2021/12/01
323位(同エリア7256件中)
polnpolnさん
- polnpolnさんTOP
- 旅行記111冊
- クチコミ141件
- Q&A回答0件
- 226,803アクセス
- フォロワー157人
この旅行記スケジュールを元に
2021年7月末、東京五輪が始まりコロナ禍がピークを迎えようとする中、収束は無理としても沈静化を祈念しながら11月下旬からの沖縄旅行を計画しました。計画の概要としては、羽田早朝発の直行便で石垣島に向かい石垣島に2泊、その後は沖縄本島に移動し那覇に1泊、都合3泊4日の旅行です。もちろんコロナが沈静化せず、中止になるリスクも考慮しました。でも、その際はキャンセル料に便宜が図られるのではと都合よく考え、交通手段や宿泊先等は個別手配とし、予約後も変更を重ねながら楽しみつつ11月末を迎えました。
4日目は最終日。那覇市内を観光後、昼すぎの便で羽田に戻ります。まず、ホテルをチェックアウトし、首里城復興ツアーに参加。その後、牧志公設市場に立ち寄り、レンタカーを返却し那覇空港に向かいます。今回はこうした内容を纏めてありますので、よろしかったらお付き合いください。
PR
-
朝イチの天気は雲が多めですが、所々に青空が覗いています。
-
今日はスタートが早めなので、出かける準備を整えてから朝食会場にやってきました。
ホテルコレクティブ 宿・ホテル
-
私のチョイスです。料理の飾りつけ等は大変洒落ているのですが、郷土料理系に特色がなく、カレーもありませんでした。今回の旅行で3回の朝食バイキングがありましたが、残念ながら3番目かなという感想です。取るべき料理が少なく寂しい皿になってしまいました。
-
チェックイン時のトラブルでバイアスがかかっていることもありますが、立地以外は総じて残念な印象が残るホテルステイとなってしまいました。
-
ホテルを8時過ぎにチェックアウトし、首里城公園に向かいます。目的は8:45スタートの「首里城60分ぐるっとツアー・御開門見学コース」に参加するためです。定員5名なので受付開始時間には現地に到着しました。(結果的にはツアー参加者は我々だけでしたw)
-
ガイドの方から解説を聞くためのイヤホンを受け取り、使用方法のレクチャーを受けます。その後、首里城公園の全体像について模型を使った説明を受けます。
首里城 名所・史跡
-
有料エリアの入り口でもある捧神門(ほうしんもん)にやってきました。首里城の一日は「御開門」の儀式で始まると言われるそうですが、8:55から儀式が始まり銅鑼の合図と「御開門(うけーじょー)」の発声で開門します。
-
これは大龍柱です。大龍柱は竜をかたどった一対の柱で正殿前にあったものが、幸運なことに2019年の火災で焼け跡に残ったそう。通常はこのようにガラス越しでしか見ることが出来ないのですが、ツアー参加者は「大龍柱」を保管しているプレハブ小屋に入って内側から見ることが出来ます。
-
大龍柱は暫くプレハブ小屋で展示し、正殿復元の際に新たにつくる大龍柱の見本とするそう。その後も、火災の記憶を伝える史料として場所を変えて展示されるそうです。
-
2019年火災の熱によるヒビに樹脂を注入して接着し、剥がれそうな部分はステンレス棒を挿入して固定しているそうです。もともと大龍柱は3つのパーツに分かれてていて、そのつなぎ目やヒビに樹脂を注入したところも間近で確認することが出来ました。
-
捧神門から中庭広場「御庭(うなー)」にやって来ました。奥には復元された「正殿」がありましたが先の火災で焼失。御庭には赤いタイル状のものが敷かれたていましたが、現在は、復元工事のためにタイルが取り除かれていました。
今後復興が進むことを考えれば、今しか見ることが出来ない姿なのかもしれません。 -
こちらは薩摩からの役人接待の儀礼などに利用された「南殿」があったとされる場所です。復元された南殿も先の火災で焼失。
-
行政施設や中国からの使者をもてなしたといわれる「北殿」があったとされる場所です。復元された北殿も先の火災で焼失。
-
復元に向けた取り組みが写真とイラストで説明されていました。
-
今年10月末に、復元作業を見ることができる仮設見学デッキが一般公開されたそうで、とても奇麗に整備されていました。
-
火災の前と後の様子が写真で説明してあります。
-
正殿の屋根にあった龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)の髭や鱗の焼け残りが展示されています。
-
首里城は世界遺産に登録されているのですが、登録されたのは復元された建物ではなく、残された遺構部分なのだそうです。
-
その遺構部分の一部がこちら。古い時代の石積みが広がっているとのことです。因みに首里城は琉球王国時代に3度焼失し、廃藩置県後は激しく荒廃。そして第二次大戦の沖縄戦では完全に焼失し、その後1992年に復元され、それが2019年の火災で焼失したということです。
-
これは世誇殿(よほこりでん)内にモニターの画像ですが、過去に遺構を調査した際の画像が時代毎に整理されており、遺構の変遷を見ることが出来ます。
-
東(あがり)のアザナにやって来ました。時刻を城内に知らせる役割を担った場所でもあったそう。
-
世誇殿(よほこりでん)内にある18面の4Kモニターです。琉球王国の歴史と首里城正殿跡の魅力を紹介する映像を上映しています。ここでツアーは終了です。60分の予定でしたが、我々の歩くスピードの影響もあって終了時間は5分程度押しました。
-
最後に記念のペンやシールなどのグッズを頂きました。見せる復興をテーマにしたツアーでしたが、とても内容が充実していて、料金以上の価値があったと思いました。次にいつ訪れることが出来るか分かりませんが、5年後の2026年に予定されている首里城正殿の復元がとても楽しみです。
-
首里城公園から仮設の牧志公設市場にやって来ました。前日宿泊したホテルコレクティブの斜め裏側に位置しています。
第一牧志公設市場 市場・商店街
-
目的はこちら、歩のサーターアンダギーです。昨年のJGC修行時にも購入するため立ち寄りました。オーブントースターでちょっと温めて食べると美味しさが増します。
歩のサーターアンダギー グルメ・レストラン
-
その後レンタカーを返却、送迎バスで空港に到着。保安検査を済ませサクララウンジにやって来ました。平日の昼前後でしたが、そこそこの入りとなっていました。
那覇空港 JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ
-
この日は朝方に関東地方で天候が荒れたため、羽田空港では大幅にダイヤが乱れた模様で、那覇12:50発が到着便の遅れを理由に出発が45分遅れることになりました。
-
13時頃に搭乗予定のA350が羽田から到着しました。
-
普通席後方の非常口席を確保できましたので、足元はゆったりです。荷物を足元に置けない点だけは面倒ですが。
-
変更時刻から更に少し遅れてゲートを離れ、第一滑走路から離陸しました。楽しかった沖縄を後にします。
-
控え目に富士山が見えました。
-
羽田空港の混み具合か、風の具合かわかりませんが、千葉方面から大きく回り込んでからアプローチします。眼下に東京タワーなど都内の建物が良く見えます。
-
レインボーブリッジが見えてくると間もなく羽田空港に到着です。
4日間の沖縄旅行(主に石垣)は無事終了しました。嵐の初日の際はどうなることかと案じましたが、2日目から天候の回復と共にテンションが上がり、概ね最終日まで維持できたと思います。観光では天候による不満が残り、グルメではほぼ満足、ホテルも概ね満足、買物はまずまずと、トータルとして充実してたと思います。今後のコロナの沈静化を願い、旅行に行ける幸せを噛みしめながら、次の旅行を計画したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
沖縄2021
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
那覇(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 沖縄2021
0
33