2021/10/31 - 2021/11/03
171位(同エリア585件中)
pua-naniさん
- pua-naniさんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ40件
- Q&A回答0件
- 121,585アクセス
- フォロワー15人
もう、1年半前になってしまいましたが、秋の長野を堪能してきた旅行記です。
1日目は善光寺参り、2日目は戸隠神社へ。
3日目は小布施経由で渋温泉へ。
小布施では北斎館の企画展「北斎 視覚のマジックⅡ」を見て、岩松院では北斎89歳の時の天井絵「八方睨み鳳凰図」を鑑賞することができました。
栗の季節はもう終盤でしたが、きれいな紅葉を見て、りんごをお土産に買って帰りました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
2021年10月31日(日)
朝早く車で出発。関越道~上信越自動車道で長野まで。
早速、善光寺参りです。
参道の入り口付近にある大門駐車場は10:30くらいでほぼ満車状態でした。 -
参道には大好物の歴史的建築物が沢山。
右を見たり、左を見たりで歩くうちに仁王門が現れました。 -
筋骨隆々マッチョな仁王像は必見です。
-
六地蔵。
-
山門。
共通券を購入したので、山門の上に上がってみました。 -
四国88カ所参りがついでにできちゃう山門です。
-
重厚で立派な山門。
-
本堂。(国宝)
ちょうど時節柄、着物を着た七五三参りの家族連れを沢山見かけました。 -
-
資料館。
-
-
経堂。
-
-
-
仲見世。
日曜だからか、なかなかの人出でした。 -
参道には宿坊が並んでいます。全部で39もあるそうです。
宿坊は本来「お寺」で、住職がおり、僧侶兼宿の主人なのだそうです。
宿坊に泊まると、早朝の「お朝事」(朝の法要)に参加できます。 -
お昼はここ、竹風堂で。
1階は売店で、2階がレストランになっています。 -
栗粒あんの「どら焼き山」も試食でいただきました。
栗おこわ定食。
ご飯がしっかりした栗おこわでした。 -
デザートはクリーム栗あんみつ の栗三昧。
ちょっと食べすぎ~! -
和菓子の木型が沢山展示してありました。
-
本店は小布施だそうですが、小布施へ行く前に一足早くこちらで食べてしまいました。
-
なんだかとても面白い車を見つけました。
まさか、中身は満タンの七味唐辛子? -
今日から2泊、お世話になります、「善光の湯 ドーミーイン長野」。
長野駅からすぐです。 -
モデレートツイン。
椅子が2つあるのは嬉しいです。
お部屋で飲んだり食べたりする時に、椅子がひとつしかないツインのお部屋はとても不便なので~。 -
テレビも大きくて見やすいです。
-
ドーミーインはお部屋の設備が過不足なく整っているので、安心です。
-
トイレとシャワー。
天然温泉の大浴場があるので、シャワーは使いません。 -
連泊ですがエコな取り組みでお部屋のお掃除やベッドメイキングは不要にしました。
ゴミの回収とタオルとアメニティの不足分だけ補充してもらいます。 -
お隣のお部屋も連泊だったようで、毎日ドアノブにタオルの入ったアメニティーバッグが掛けられていました。
-
11月1日(月)
ホテルの朝食です。
洋食にしてみました。
柿が甘くて美味しかった。
ブッフェ形式で、もっと色々たくさんありました。
控えめに取っています。 -
今日は戸隠神社へ行ってみます。
駅の観光案内所で、「ループライン」を勧めていただいて、何とか行けたのですが、下の宝光社から上の奥社へ回るはずが、直前で左の脇道に入ってしまい、迷子に・・・。 -
「こんな細い道を戻るのは無理だ!」と夫が言うので、そのまま前進すると、たどり着いたのは、奥社の近くの「鏡池」でした。
-
逆ルートになってしまいましたが、まぁ、いいでしょう。
-
ということで、奥社へ。
-
杉の並木道を歩きます。
歩きます。 -
-
そしてまた歩きます。
-
途中から坂になり、石ころだらけの階段になり、なかなかハードな道のりでした。
-
お尻を持ち上げた狛犬。
-
こちらは角が生えてる。
-
やっとたどり着きました。
奥社(御本社)。 -
九頭龍社。
-
結構な距離を戻ります。
最初に奥社でよかったかも。
最後がこの苦行だったら、もう、ヘロヘロで、途中でやめて引き返したかもしれません。 -
奥社の駐車場です。
ここだけ有料で¥600でした。 -
中社まで降りてきました。
御神木です。 -
中社。
-
-
右が男坂、左が女坂。
ジェンダーレスの今の時代にはそぐわないネーミングですね。 -
歴史を感じる大木。
-
こちらはすごく混んでて並んでたので、さっさとあきらめて、
-
お昼はこちら「久山館」(旧本坊勧修院)で。
-
戸隠蕎麦 天ぷらそば。
-
かわいい置物がありました。
-
紅葉がきれいです。
-
-
宝光社入り口。
-
また階段です。
-
-
宝光社。
-
-
-
戸隠神社五社参拝。
奥社から九頭龍社、中社、宝光社と回ったけど、もしかして火之御子社を忘れたかも~。
残念~! -
きれいに黄色く色づいています。
-
11月2日(火)
ドーミーイン長野の朝食です。
和食にしました。
栗ご飯に「おやき」もあります。 -
今日は小布施へ向かいます。
途中、リンゴ園があちこちに点在していました。 -
桜井甘精堂。
-
小布施堂。
-
竹風堂。
3店でどら焼きを買って食べ比べてみました。
が、どれもそれぞれおいしくて、「甲乙つけがたし」でした。 -
北斎館。
北斎は80歳を過ぎてから門人で小布施の豪商、高井鴻山に招かれて数回小布施を訪れ、滞在しています。
町の祭屋台2基の天井絵は北斎の作とされ、その保存展示のために北斎館は開館しました。 -
こちらの企画展が開催中でした。
-
北斎館は北斎の肉筆画を80点所蔵、管理しています。
こちらは北斎の最晩年(90歳)の作「富士越龍」 -
「菊図」
北斎88歳の作とされますが、北斎関連の本をあれこれ読みました私といたしましては、北斎の娘、お栄(葛飾応為)の筆がかなり加わっているのではないかと思っている作品です。 -
東町祭屋台 天井絵「龍図」
北斎85歳の作品です。 -
「龍図」
-
鳳凰図。
-
-
上町祭屋台 天井絵「男浪・女浪図」
北斎86歳の作品。 -
妻飾りや欄間も素晴らしく美しいです。
上町祭屋台には「水滸伝」に登場する皇孫勝と応龍像が飾られています。 -
-
上町祭屋台 「男浪図」
-
「女浪図」
-
一見の価値があります。
-
高井鴻山記念館。
幕末の豪農商で画家、書家、文化人でもあった高井鴻山の屋敷の一部が記念館になっています。
北斎館のすぐ近くにあります。 -
数え83歳の北斎が鴻山に招かれて初めて小布施を訪れた時、鴻山は37歳でした。
北斎を師と仰ぎ、パトロンになり、アトリエも用意し、北斎は89歳までの数年間に数度にわたって小布施に滞在し、数々の作品を残しています。
車も新幹線もない時代に北斎は驚異の健脚、元気老人でしたね! -
お昼はこちらのフレンチレストラン「Vent Vert ヴァンヴェール」で。
-
ホテルでもあるようです。
-
そば粉のガレットです。
サーモンとアボカド。 -
生ハムとトマト、だったかな?
-
岩松院。
北斎の天井絵を見に来ました。 -
立派な仁王門です。
-
本堂内の大間の天井、21畳の大きさの極彩色の天井絵「八方睨み鳳凰図」
北斎89歳、制作に1年を費やした晩年最大の作品です。
NTT東日本のCM に出てくるのでご存じの方も多いかと思います。
北斎はこの翌年江戸に戻って、90歳で生涯を終えました。 -
この「鳳凰図」素晴らしく鮮やかなのですが、制作後、一度も塗り替えをしてないのだそうです。
「朱、鉛丹、石黄、岩緑青、花紺青、べろ藍、藍などの顔料を膠水で溶いた絵具で彩色されており、周囲は胡粉、下地に白土を塗り重ね金箔の砂子が蒔かれています。 制作時の痕跡として、絵皿の跡が残っています」 パンフレットより
写真撮影NG なのがとても残念でした。 -
本日のお宿はこちらです。
渋温泉 歴史の宿「金具屋」さん。
歴史的建造物が大好きなので、1度は泊まってみたいと思っていました。 -
創業260年余、もとは鍛冶屋だったのが温泉が湧いて宿屋を始めたので「金具屋」
6代目の館主が最高級の旅館を造ろうと地元の宮大工と一緒に日本中を視察して回り、1936年(昭和11年)に出来上がったのが木造4階建ての「斉月楼」でした。 -
帳場、こちらでチェックインします。
-
ロビー。
雰囲気のある空間です。
斉月楼と大広間が完成当時のまま使用されており、国の登録有形文化財になっています。 -
17:30 から館主が案内してくださる「館内文化財巡りツアー」があります。
館内の廊下。
廊下なのに外のように軒があります。
床にも室内らしからぬ小石が。
宮大工さんの遊び心で、左右のショーケース部分は以前は売店として使用していたそうです。 -
格天井が見事な大広間。
館主の説明。 -
お部屋はすべて造りが異なります。
宮大工さんがそれぞれ競って意匠をこらしたので、館内はいろんなお楽しみがあります。 -
当初の「斉月楼」に建て増しして「神明の館」や「居人荘」、「潜龍荘」と大きくなってとっても複雑。
-
階段があちこちにあって、貸切風呂も各階に点在しているので、迷路のようで確実に迷います。
-
夕食はこちらの大広間で。
-
信州サーモンや凍み豆腐、治部煮など。
-
-
信州とろろそば。
-
きれいな額絵。
-
ライトアップもいい感じです。
-
金具屋の入り口です。
-
「金具屋」のお風呂全部入るのだけでも大変なのに、さらに「外湯巡り」もあります。
-
1番湯 初湯
外湯9湯は共同浴場で本来は住民の皆さん用です。
でも、渋温泉の宿泊者は「一泊住民」として無料で利用できます。 -
2番湯 笹湯
入浴時間は朝6時~夜10時。 -
3番湯 綿の湯
どこも小さい湯舟なので、3~4人ぐらいが適正人数。 -
4番湯 竹の湯
ドポンと浸かってはすぐ出る、の繰り返し。 -
5番湯 松の湯
-
6番湯 目洗の湯
-
7番湯 七操の湯
-
8番湯 神明滝の湯
-
9番湯 大湯
脱いだり着たり、とても忙しかったです。
外湯巡りするなら、夏の方が脱ぎ着が簡単でいいかもです。 -
金具屋さんの下駄。
これをお借りしてカランコロンと外湯めぐりをします。
でもね、悲しいことが起きました。
外湯を利用して、先に入っていた方が出られて、私が最後に出ようとしたら、私の下駄がなくて、ほかの旅館のゴムのサンダルが残っていました。
とても素敵な下駄だから出来心ですり替えて、きっと自宅へ「お持ち帰り」したんだろうなぁ、と思います。
おかげでテンション、一気に下がりました。
帰って金具屋の番頭さんに謝りました。 -
金具屋の貸切風呂「斉月の湯」
予約不要、無料、空いてれば内側から鍵をかけて利用できます。 -
タイル絵の富士山。
貸切風呂は他にもあと4つ、
「岩窟の湯」「美妙の湯」「恵和の湯」「子安の湯」
すべて源泉かけ流しです。
館内の蛇口、シャワーから出るお湯もすべて温泉です。
14の客室と2つの宴会場は、温泉の熱を利用した自然エネルギーの「温泉暖房」だそうです。 -
2日かけて全部制覇しましたが、「美妙の湯」は熱くて熱くて入れませんでした。
-
大浴場「鎌倉風呂」と「浪漫風呂」は午前0時で男女入れ替えです。
露天風呂もあるので、全部制覇するのはなかなか大変でした~。 -
11月3日(水)
金具屋の朝食です。
お風呂三昧してチェックアウトしました。 -
最終日は祭日で帰りの高速道路が渋滞しそうだったので、道の駅でお土産をあれこれ物色して、サービスエリアにちょこちょこ寄りながら早めに帰宅しました。
栗のソフトクリーム。
美味しいものがいっぱいの秋の信州はとても魅力的でした。 満足。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
125