2021/10/30 - 2021/11/02
1178位(同エリア1516件中)
あかべこさん
一年前から飛行機を予約して楽しみにしていた奄美大島旅。昨年子どもが爆誕し、今回はあかべこ家初・子連れでの大型旅行となりました。
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マイル消費のため、かねてより行きたかった奄美大島への航空券(羽田発JAL)を一年前から予約していました。
車なし子連れ旅行の課題その1、空港までの交通手段。ぐずった時に逃げ場がないリムジンバスはやめて、電車を選択(正解)
荷物はスーツケースとベビーカー、手荷物リュックと大きいママバッグ。スーツケースとベビーカーのW持ちは心配だったけど、そんなに大変じゃなかったです。ベビーカーを専用カウンターで預けたら、搭乗まで代わりのベビーカー貸し出してくれました。 -
搭乗前に昼食をとり、機内爆睡作戦のため散々子供を遊ばせ(なぜかロビーの絨毯で突然のハイハイ(歩けるのに))、いざ搭乗!往路はclass Jにしてみました。広くて快適~。ただ手すりが持ち上がらず、子供を横に寝かせられなかったのだけ難点。
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機内爆睡作戦成功!離陸前から爆睡。ちょうど保育園のお昼寝時間に重なってたのも幸運。
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飛行時間2時間程度なので、飲み物だけ機内サービスありました。子供は1時間くらいで起きちゃって、あの手この手(お菓子、ジュース、YouTube、絵本、おもちゃ)で気を紛らわしあっという間に到着。
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12時発フライトが30分くらい遅れ、到着は15時前。空港までレンタカー屋さんにお迎えにきてもらい、無事レンタカーをゲット。カローラアクシオでした。スーツケースとベビーカーがトランクに収まるか?が心配でしたが、無事収まりました。寄り道せずに最初の宿にチェックイン。
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この大きなガジュマルを見たくてこの宿にしました。paradise innという宿です。
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宿到着。復職したので奮発してスイートルームにしました。目の前にデイゴの木。窓開け放して気持ちいい!
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芝生がひろびろ~。普通に半袖でちょうどいい気候です。
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微笑ましくみえますが、椅子に座らせろと父をどかそうとしているところ。
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島内最大の品揃えと噂のスーパーで買い出し。
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ドン・キホーテみたいだけど、お土産コーナーもあり、品揃えも一番らしい。
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食べてみたかった島バナナ。ちっちゃくてかわいい。すごい美味しいと聞いていたけど、まぁ普通のバナナの方が甘くて美味しいかな?子どもは夢中でしたが。
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戦利品。
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夕食は、宿に隣接するイタリアンに行く予定だったけど、土曜日だったので予約で一杯。宿から歩いてすぐのところにあるアマネシアというレストランへ。YouTubeで予習したときに誰かが食べていた、油そば。いりこのだしが効いてて、おいしかった!
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夫は島の名物料理が中心の、ばしゃ山村定食を。真ん中の白いおからみたいなやつが、島の米味噌で和えたおかずで、おいしかった。
子ども向けの食事はあんまりなく、フライドポテトと私の油素麺を取り分けてあげました。
覚悟してたけどやっぱりレストランでは落ち着いて食べることは難しいな…。下にごはんを落としまくってちゃんと子供が食べられたのかすら定かではなかった。お子様用の椅子と食器やコップを用意してくれたのはありがたかったです。
このあと宿に帰って、家族全員子どもと一緒に就寝という健康生活。 -
2日目の朝です。みんな早寝だったので6時半には起床し朝散歩へお出かけ。宿を出るとすぐ海です。
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軽石がたくさん。夫が阿蘇山の噴火の影響と言っていた。?
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子どもはガジュマルを探検中。
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大きな窓が開放されていて、目の前にはガジュマルの木。本当に良い景色。
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8時に朝ごはん。宿は我が家の他にお客さんがいなかった様子。ロビーで外の景色を見ながらいただきます。どれもみずみずしくて美味しかった~!
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この日はまず珍しい野鳥を見に、自然観察の森へ。正規の入り口は工事中だった。
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道が舗装されていて、子どもを歩かせることができた(抱っこ紐に入れたら出したり)。人が少なくて、ゆっくり楽しめました。
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アコウの木。ガジュマルもそうだけど、暖かい地域特有の根っこを下に下ろして成長するタイプの木ってなんともいえない迫力と美しさを感じる。
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妖精や妖怪が住んでいる木と言われるらしい。気持ちはわかる。
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根っこを張って、他の木を殺してしまうので、中は空洞になってます。
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展望台があったので階段で登ってみると、海と森が一望できた!奄美大島はなんといっても圧倒的な密度の森が美しい気がします。
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結局野鳥は全然見つけられなかったけど、自然を満喫したのでお昼ご飯。宿のお姉さんに教えてもらった、あらば食堂へ!島のおかあさん料理が食べられるんだって。
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混んでたけど、テラス席なら空いてるとのこと。ここもまたいい景色!
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本日のおすすめ、まこもづくし定食。まこもだけは奄美の中でもこのへんの特産で、(夫の隣席夫婦の会話の盗み聞きによると)食堂の周りに生えてたやつを採ってきたものらしい。天ぷらが絶品だった!値段は覚えてないけど1600円くらいだったかな?子どもには島うどんを注文。ここでも子供用イスを貸してもらって助かりました。
※ちなみに旅行前にYouTubeで知った、キャリフリーのチェアベルトを持ってきました。出番ないけど一応。 -
お次はお子様ファーストで、あやまる公園へ。面白そうなアスレチックエリアがあったけど、一歳では遊ぶのが難しかった。唯一楽しめそうな、汽車の乗り物へライドオン(汽車といっても、足で漕いで動かす)
「100円で1周」って書いてあったけど、係のおっちゃんの独断で2周する権利を得ました。 -
子どもは無表情でしたが、色々景色が変わって楽しかった。海が見えるところに差し掛かると気持ちいい~。いい感じのところで汽笛がなるのですが、どうも係りのおっちゃんの独断でタイミングを決めてるっぽい。おっちゃんのワンマンアトラクション。
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アスレチックエリアから少し離れたところにある、ソテツジャングル。中に入るとジュラシックパーク気分!!フクロウの声がしたり、どでかいバナナがあったりで面白かったなー。
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ソテツジャングルの眺め。なぜか自撮りコーナーっていうのが沢山あったので家族で自撮りしました。
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ソテツジャングル取説。
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続いて、奄美パークへ。入り口で子どもにお菓子の詰め合わせを頂きました。ありがとうございます。
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目的はこれ!時間があったら来たかった、田中一村記念美術館。
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お宝鑑定団で、田中一村について紹介されてて、日本画なのにアンリ・ルソーみたいな骨太な絵だなぁと思い、興味があったのです。
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鑑賞作品は写真撮れなかったのですが、子連れでも見やすいコンパクトさでありながら、画家の絵画人生が凝縮されていて見応え十分。色々な描き方にトライしながら自分のスタイルを確立していった様子が分かります。後年の有名な作品群を見て、もし自分が田中一村で、死ぬまでにこんな絵を書きあげられたら最高に自分の画家人生を誇れるだろうなぁと思いを馳せました。
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この海の上にたつヤグラ?みたいな建物が展示室になっていて、素敵だった。展示室も天井の中央が高くて新鮮。本当はこのカフェに入ってゆっくりしたかったのだけど、お茶の時間でもなかったのでまたどこかの機会に来れたらと思います。
お隣のミュージアムショップで、家に飾る絵を買いました。 -
美術館のあと、同じチケットで奄美パーク内にある資料館?みたいな施設に立ち寄りました。これは先程のソテツになる赤い実を加工するおばあさんたち。
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この子は何をしてるのか確認し忘れたけど、うちの夫が髪の毛がスライムみたいというので一応撮影したやつ。
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リアルなおじいちゃん。子どもがこれを見て怯えていた。この日のアクティビティはこれで終わり。夕飯は宿の隣のイタリアンにしたのだけど、子どもが食べれるものがなく、激しくグズってしまったので食事をあんまり楽しめず写真もなし。子連れでおしゃレストランは不可能であることが証明された夜でした。(でもすっごく美味しかったです)
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3日目の朝。お天気はもたず、小雨。とても素敵な宿だったのですが名残惜しくもチェックアウトして中部のマングローブツアーへ!集合時間が早かったので無理を言って、朝食を早めてもらいました。
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島北部エリアから車で1時間、中部にある黒潮マングローブの森でツアーガイドさんと待ち合わせ!一歳児連れだったので、貸切ツアーができるアマニコさんのプランを予約しました。子供は抱っこ紐に入れて、レッツゴー。9時~12時のプランでしたが、午前中は干潮だったこともあり、かなり空いていました。
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前に母が乗り、子供は抱っこ紐にいれ、後ろで夫が漕いでいます。
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子どもは最初大人しかったけど次第にぐずり始めたので、ところどころで干潟に降りて気分転換しました。小さい子どもがいるなら、圧倒的に貸切&干潮がおすすめ。満潮の方が、いわゆるマングローブカヌーの景色を味わえるんだけどね。
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ガイドさんにも優しくしてもらいました。結構濡れるし汚れるので子供はガチの水着。
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夫と交替し、調子良く写真撮ってるけど、全く漕げていない。
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干潟だと、木の根っこまで観察できて面白い。いわゆるマングローブっぽいこの木はヒルギ(漂木)といって、種が海を漂流して根付く生態であること、メスの木とオスの木があること、メスの木は植る場所によって樹高を変えること、などなど教えてもらいました。
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地面に小ちゃい穴が空いているのは、カニの巣穴。みんな引っ込んじゃってるけど、近づくまではうじゃうじゃ歩いてて面白かった。
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木の雌雄は、根っこでわかると言われ、見せられたのがこちら。膝根といって膝を曲げているみたいな形の根っこが出るのはオスの木だけらしい。
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海水と淡水が混ざり合う地域に成るヒルギは、海水の塩分を排出するために葉っぱを黄色くして落とすんだって(オスの木だけ)
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子どもは疲れ果てて抱っこで爆睡。そうこうしてる間にマングローブツアーは2時間程度で終わり。後半はガイドさんの車に乗り込み、フナンギョの滝へ。離島なので、昔から船作りが必要で、船の材料となる木をこの滝から流し、下流で組み立ていたんだって(棒読み)
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降車して歩くこと10分、大きな滝に辿り着きました。高さ30mもあって、大迫力。雨が降っていたけど、カッパを貸してもらい、森が雨除けにもなってくれてさほど気にならず。森は雨に濡れて綺麗でした。
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念願のヒカクヘゴ。これもジュラシックパーク的な(ジュラ紀からあった)木なんだそうです。中が空洞で、年輪がない代わりに、幹に見える丸の密度が濃いほど樹齢がいってるんだそう。
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大きさ伝わらないけど、クワズイモの葉っぱもたくさん。この、「葉っぱ!」って感じがとても好き。トトロが持ってそうな。都内で観葉植物で買うとこのサイズで一万円以上するんだとか。
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続いて、ジャックと豆の木の話のモデルになったという、モダマの森へやってきました。
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天然記念物なので、実をもぎ取ったらいけないのだけど、落ちてるものは拾っていいルールらしい。ガイドさんは仕事のために拾った実を常に携帯してて見せてくれました。鞘袋はパリパリで、中から巨大碁石みたいなのが出てきたけど、この豆も本物らしい。
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キモがる子供。
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大きさ伝わらないけど、豆の実物大の大きさを示す看板。
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このモダマも東南アジアのどこかからもたらされて、この森で自生したらしい。これは、ごん太の親木。幹が太いのに豆の木みたいにグネグネしていて、かっこよかった。
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ツアーが終わり、黒潮マングローブの森の施設内のレストランでランチ。ずっと飲んでみたかった、たんかんジュース。甘めのみかんって感じ。
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こんなところで美味しい鶏飯を食べることができた。チキンスープが効いてて滋味深い。子供にはお子様ランチ頼みました。ここも子ども椅子や食器があった。
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さて本日の宿に向かいます。今夜はエアビーで予約した素泊まり宿なので、夕食用に島豆腐やに立ち寄り、お弁当を調達。最初の宿のお姉さんに豚軟骨煮込み定食がめちゃくちゃ美味しいと聞いてたので、忘れずに注文。店内は広かった。すごい賑わいで、イートインで出来立ての定食を食べてみたかった。
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買い出しで2度目のビッグツー。島豆腐屋のすぐ近く。パッションフルーツやらお酒やらお土産やら翌朝の朝食やら買い込みました。
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駐車場にこんなのがあって立ち寄ったら、ほとんど動物いなかった。
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宿到着。Shimaminka Uttabaruという小さい宿です。
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周りは森なので人目は気にならないはずなんだけど、全面ガラス張りで、なんかそわそわ。
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ハンモックもあった。帰る前に乗ったら、すごい気持ちよくてもっと乗っておきたかった。庭が広くて子連れにはいいですね。
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宿出るとすぐそこに海。
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誰もいなくて、波も穏やかで気持ちいい!
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先程調達した島豆腐やのお弁当。電子レンジはあるのだけど、やっぱり出来立てアツアツの美味しい状態で食べたかったー。すんごいボリュームで、お昼も遅かったのに子供の夕食時間に合わせて食べたもんだから、あんまりちゃんと味わえなかった涙。
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豚軟骨のお弁当。お腹いっぱいで全然食べられなかった。
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本来子供が21時ごろ寝てからが大人の時間なのですが、旅行中はずっとワンルームだったので、子どもの寝る時間に合わせて大人も就寝するスタイル。7時に全員起床(寝過ぎ)し、海へ朝散歩いってモーニング。キッチンの設備がめちゃくちゃ充実してました。
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帰る前にお庭の森で自然探索。奄美でよく見かけた月桃と朝顔が。さらにカマキリもぶら下がっているナイス構図。
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朝散歩で拾ってきた好きなデザインの貝殻とアダンの実(左上)を並べてみた。子供が気に入ったみたい。
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絵に描こうかな、と思ったけど、思っただけでフェードアウトしそうなのでここで成仏させておきます。
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ソテツの実。こんなに美しくて、おいしそうなのに、まずいんですって。
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最後にもう一度田中一村美術館のミュージアムショップでポストカードなどを買って、展望台で奄美を見渡してから帰りました。元々4泊の予定だったけど、3泊でちょうどよかったです。疲れたけど、楽しかったー。仕事頑張って、来年また家族で旅行したいと思います!
※帰路での学び
子連れで小さい空港を利用する時は、ギリギリまで保安検査場を通らないようにすること。(待合スペースで詰むため)
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