オルセーで印象派　201812クリスマスのトスカーナ44

2019/01/01 - 2019/01/01

山田五郎さんのYouTube見ながら、オルセーの作品見直してみました♪

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

今日も地下鉄でお出かけ。

朝一でやって来たのは、オルセー美術館。

この前、午後来て、見る時間あんまりなかったから。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

うっわ～、けっこう並んでる。

意外とすんなり入れた。

並んでた人は、ピカソ展目当てだったみたい。

Cafe de l'ours カフェ

急がなくっちゃって思ったけど、大丈夫みたい。

だから、まずは、コーヒー。

そして、５階に直行。

なが～いエスカレーター。

時計に一番乗り♪

最初に目に入ったのがマネの「草上の昼食」。

ピクニックしてるお姉さん、どうして裸？

ラッファエッロの「パリスの審判」と、ティッツィアーノの「田園の奏楽」元に描いたって山田五郎さんが言ってた。

国の展覧会に出して、すっごく叩かれたって話。

マネ「牡丹の花」

先輩たちからは、人気なかったけど、後輩からは人気だったらしいわ。

マネの作品にダメ出しした、アレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」

裸でも、神様だったらOKなんだって。

モネ 「草上の昼食」

マネ、リスペクトでモネが描いた、おんなじテーマの作品。

なんで細切れ？

モネの「日傘をさす女」

３枚あるうちの２枚。

最初の１枚は、子どもいるのに、後の２枚は子どもがいないっていう謎。

最初の１枚は、モデルが奥さん。

２枚目、３枚目は、再婚相手の子どもなんだって。

この絵に顔がないのは、奥さん思い出しちゃうからかなって山田五郎さんが言ってた。

この絵の後は、人物描くの、やめちゃったらしいわ。

モネの「ひなげし」

ちなみに、これが、奥さんのカミーユと息子のジャン。

人の代わりに描き始めたのが、「積みわら」とか、

「ポプラ並木」とか、

「睡蓮」。

「ルーアン大聖堂」も連作ね。

そういえば、ジヴェルニーに引っ越ししたのは、パリから遠くて、お家賃安かったかららしいわよ。

ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

モネみたいな筆使いで描いてるから、服に埃ついてるとか、

ルノワール「陽光の中の裸婦」

紫の死斑がでてるって、悪口言われたりしたらしい。

そうかな？　そう言われたら、そう見える？

ルノワール「ブランコ」

単純な黒と白ないよね。　黒の中にも白の中にも色があるって考え方。

紫で影描こうとかチャレンジしてて、グラデーションじゃなくって、ブロックで色分けしてるから、死斑に見えちゃうらしいわ。

印象派っぽい、筆触分割っていう技法は、人描くのに合わないって気が付いて、もう使うのやめたってお話。

ドガの「バレエの教室」

目の病気だから、外の光で描いた印象派の人たちと違って、人工照明でどう見えるかっていうのを追求したらしいわ。

それに、バレリーナの絵って、人気があってよく売れたんだって。

ドガ「バレエの教室」

ドガのバレリーナの絵、いてもいなくてもいい、おじさんがいるっていうお話。

確かに。

オペラ座に出るような、バレリーナでも、お金持ちの愛人にならないと食べていけなかったんだって。

小っちゃく書かれてる、おじさんは、誰かの練習終わるの待ってるのかな。

恥ずかしがり屋のドガ、女の人とちゃんと話せなかったんだって。

だから、お顔ちゃんと描いてる絵がなくって、

背中とか足とか、描くのがお気に入りだったってお話。

セザンヌ「玉ねぎのある静物」

えっ、これ玉ねぎなんだ。

シーツとか落ちないのはなんでかな？

セザンヌ「青い花瓶」

山田五郎さんが教えてくれた。　絵だから。

リンゴ（たぶん）も、花瓶も、葉っぱも、お皿に、テーブルも、みんな同じ質感。

セザンヌ「水浴の男たち」

写真じゃないから、別にいいんじゃない？　どうせ絵ヘタだし。

な結果が、現代絵画の父。

スーラ「サーカス」

理論派のスーラ。

反対の色隣に打つことで、色が明るく見える　とか、
楽しい雰囲気は、暖色で明るい色、縦のラインが大切　とか。

こっちは、下書きかな。

モネとかルノワールには、ダメ出しされたんだって。

スーラの特徴、絵の周りの枠。

絵の補色で、枠描くことで、中の絵がはっきり見えるんだってこと。

ポール・シニャック「赤い浮標」

コンコルド広場の観覧車が見える。　乗りたいな。

そろそろ、休憩したいわね。

だけど、ここじゃなくって、

ザ カフェ カンパーナ フレンチ

下の階に、素敵なレストランがあるんだって。

お茶だけでもいいみたい。

レストラン前の廊下も素敵。

天井の絵も、

シャンデリアも。

レストラン ミュゼ ドルセー フレンチ

だけど、ティータイムなかったの。

ランチの時間になったら、もどって来ましょ。

ゴッホ「自画像」

寂しがり屋のかまってちゃんだったゴッホ。

ゴッホ「ゴッホの部屋」1889年

弟テオ君のお金で、アルルにうち借りて、芸術家の共同体作りたかったのね。

ゴッホ「銅の花瓶のアミガサユリ」

ひまわりの絵たくさん描いて、集まった画家の分、食堂に飾ろうと思ったけど、誰もこなかったっていう。。。

ゴッホ「オーヴェールの教会」

それで、弟テオくんが、頼み込んで、ゴーギャンに行ってもらったけど、結局うまくいかなかったっていう。

ゴッホ「日本の花瓶に生けた薔薇とアネモネ」

ちょっと筆遣い違うのは、浮世絵見た影響かな。

ゴッホ「ローヌ河の月明かり」

いろいろ作品見たけど、今日一のゴッホはこれ。

ゴーギャン「扇面のある静物」

ゴーギャンって、こんな絵も描いてたのね。

ゴーギャン「マンドリンと花」

フランス海軍に入ったり、株式仲買人だったりっていう社会経験豊富なゴーギャン。

意外に絵売れてたから、金融恐慌のとき証券会社辞めちゃって、絵で食べて行こうって決めたけど、不況で絵も売れなくなっちゃったってお話。

ゴーギャン「アレアレア」

交通費も食費も持つからって言われて、アルルに行ってゴッホと一緒に住むって決めたんだけど、

ゴーギャン「タヒチの女」

イヤだから、なかなか行かなくって、行ったけど、けっこうすぐに我慢の限界きたらしい。

ムーランルージュ、

名物のフレンチ・カンカン。

ロートレック「エグランティーヌ嬢一座」

カンカンとか、ムーランルージュって言ったら、ロートレックよね。

ロートレック「ムーランルージュ」

踊ってるのが、ラ・グリュ。　大食いって意味なんだって。

シルクハットの男の人は、骨なしっていうあだ名のヴァランタンさん。

ロートレック「ムーラン・ルージュのダンス」

きれいに描くっていうより、

ロートレック「ムーア人の踊り」

特徴大げさに描いたけど、愛されキャラで許されたらしいわよ。

そろそろ時間かな。

入れないとイヤだから、ちょっと早めに着いたのに、

レストラン ミュゼ ドルセー フレンチ

もう、並んでる人いた。。。

窓際の席に通していただいてたから、

セーヌ川見たり、

天井見たり。

雰囲気よくって、見た目もきれいで、おいしかった♪

ミュージアムショップも充実。

ああ、全部持って帰りたい。

やっだ～、こんなに並んでる。　早く来てよかった。

フランス最高の勲章のレジオン・ドヌール勲章。

ナポレオンが創設したんだって。

北里柴三郎、藤田嗣治、 三宅一生、高田賢三、池田理代子、北野武などなど
日本人も結構もらってるのね。

レジオンドヌール勲章美術館 博物館・美術館・ギャラリー