めぐりめぐって大分♪その2　地獄巡り編

2021/10/29 - 2021/10/31

さぁ「解禁」だ！
観光施設も開くしお店でお酒だって飲める。
満を持してJR西日本の「どこでもきっぷ」も発売。
博多まで行けば3日券でも十分元が取れる。
温泉浸かりたいなぁ。。

となると、行き先は４トラ地図未着色の大分！
せっかく解禁なんだから一人旅じゃなくていいね。
というわけで、Sヌーピーに声かけてみる。（すでに大分行きを決めてることはまだ言わない）
２週間前にふたつ返事でOKくれたSヌーピーも旅に出たかったご様子。
あっという間にプラン完成。

せっかくの３日券なので、金曜の仕事終わりから博多へ向かって博多グルメを楽しみましょ♪

今回の行程↓↓↓
１日目　博多でもつ鍋。
２日目　鉄輪温泉で温泉と地獄めぐり。そしてにゃんこの宿。
３日目　昭和の町へ。博多で水炊き。

鉄輪温泉街で地獄蒸しとひょうたん温泉を楽しんだので、別府王道の観光地「地獄めぐり」へ。

すっごい幼い頃に家族旅行で来たぶり。
高崎山の猿とかサファリパークとか水族館の記憶しかない。
小学校の修学旅行でも来たような気がするけど、大分は由布院の記憶しかない。

エリア 別府温泉(大分)

鉄輪口のバス乗り場が境目になってるかのように、乗り場より下ると温泉密集地帯。
上ると地獄めぐりって位置関係ですね。（これが方向音痴の感覚）

「青い池から卵が出てくる」という幼き頃の記憶のみで向かいます。

まずは白池地獄へ。
特に地図を見なくても、キョロキョロしたら次の地獄が見えてる。

白池地獄・鬼山地獄・かまど地獄・海地獄・鬼石坊主地獄の5つが徒歩圏内に集まってるのね。（下からこの順番でまわりました）
血の池地獄と竜巻地獄が少し離れたところ。

1地獄400円。
7地獄の共通券は2,000円。
私達は5つしか行く予定ないけど、共通券買うのと値段変わらないから共通券購入。

※地獄めぐりのホームページに共通券10％割引チケットがあるのを後になって発見。

スタンプ帳もいただいたので、スタンプも集めましょう♪

わぁー☆
煙出てるー！
これ温泉なの？？（何もわかっていない）

展望スポットから見下ろすと「何か」に見えるそう。
私には何にも見えないんだけど、心のきれいなSヌーピーには魚に見えてるそうでした。

この池は温泉の蒸気で温められて、南国並みの水温になってるらしい。
次の鬼山地獄もだけど、その水温で南国の生き物が飼育されているようです。

スッポンモドキ・・・。
「モドキ」だなんて、アイデンティティ。。

グッピーはカラフルなイメージだったけど、この池にいるのはほぼグレー。

白池地獄の見どころ「熱帯魚館」へ。
ピラルク、ピラニア、アロワナ等、約16種類 の熱帯魚がいます。

ピラルク。
アマゾンの大王魚って呼ばれてるんだってね。
大きくなると4ｍにもなるとか。

ウヨウヨ。

「世界一うまい」ですって・・・？

お味が気になるけど、食べてるのが淡水魚。
こんな顔して肉食なんですね。

アロワナちゃんが可愛く見える。

グッピーだーって撮った写真なんだけど、下に何かいる。

プロトプテルス・エチオピクスって魚でした。
なんか凶暴そうなこと書かれてるね。

やっぱりアマゾンって危険。

熱帯魚館の出口にはお触りできるピラルクの剥製。

魚とは思えないゴツゴツさでした。
鱗、おっきー！

なかなか見応えあったよ、白池地獄。

出口付近に張ってあったポスター。
そうそう、こんな鬼がいると思ってたんだけど会えなかったな。

次の地獄へ向かいます。

シャッターに描かれてるのは優しそうな鬼たち。

その向かいには胡散臭さが爆発してる小屋が笑
「入るだけで運気が上昇します」って。。。
中にはありとあらゆるありがたそうな仏像スーパーマーケット。

白池地獄から徒歩数分。
鬼山地獄へ。

共通券からチケットをちぎって自分で投函口へ入れて入場です。

入口には折り紙で作られた鬼が置かれていました。

すごい湯けむり。。
99.1℃！
「危険」の文字多数。

あ、いたいた。鬼。

昭和23年からこの石に座ってて、そろそろ立たないと尻が痛くて無理らしい。（HPより）

南国っぽい建物。
マレーシアの伝統建築らしい。

中にはワニに関する展示やお土産。
記念スタンプもこちら。

ここ鬼山地獄ではワニが飼育されているようで、ワニの誕生フローが。

赤ちゃんワニかわいい。
Sヌーピーからは同意を得られず。

鬼山地獄で飼育されてたワニの骨。

ボルネオ生まれのクロコダイル「イチロウ」。
生後3ヶ月からここで過ごし73歳まで生きたらしい、世界一の大鰐。
名前の由来がまさかの富永一朗氏。（同年代の友達に言っても誰にも通じないんですが）

こちらがそのイチロウの剥製。

先程の建物の前にもひっそりとワニプール。

ワニはあの一匹だけなんかなって話してたら、でっかいワニプールあった。

大ワニの三代目「イチロウ」。

悲しいことに誰も見ていない。

みんな見てるのはこちらのワニ密集プール。
うわぁ。。。
ウヨウヨいます。

ワニの上にワニが乗ると、下のワニがイラッとするのがワニが暴れます。
なかなか悪臭のするワニ水を浴びてる女子がいてかわいそうに。。

スタッフさんも、「いつ水がかかるかからないので移動しながら見てください」とアナウンスされてました。

動物園や水族館に行くと、これまで何でもなかった生き物が可愛く見える。

なぜだろう、ワニは全然かわいく思えなんです。

出口に置かれてあったワニの玉子の殻。
こんなにちっちゃいんだー！！
この大きさで生まれて、あんなに大きくなるんやね。

やっぱり赤ちゃんワニはかわいいな・・・。
この気持ちは最後までSヌーピーには同意を得られず。

鬼山地獄のほぼ向かいに、かまど地獄。

入場してすぐ、ハロウィンのフォトスポットで迎えられます。
明日ハロウィンやもんねぇ☆

ただ、なんかこれまでの地獄と雰囲気違う・・・？

後で書きますが、おみやげコーナーをまず通過。

かまど地獄には住所がつけられてる。
まずは、かまど地獄の一丁目。

粘土がボコボコと湧いています。
そんな風には見えないけど、90℃あるみたい。

続いて二丁目。
なんかやっぱり他の地獄と雰囲気が違う笑

岩の上にいるのは、八幡竈門神社の朝日を見て逃げた鬼だそうです。
（改心してかまど地獄の門番やってるってよ）
鬼の足元にいるのは鬼を見張ってる龍神様。

こちらは100℃。

どんどん行きまーす。
三丁目！
きれいな水色。
シリカという白い物質の色らしい。

こちらは85℃。

そういや、東北の山でポコポコ湧き出てた水もこんな感じだったなぁ。

地獄の中に極楽区域がありました。
極楽はこんな風に屋根付き。

一丁目は岩盤浴。
ベンチに座ると足の裏が暖かくなるっていうか熱い。

お隣の二丁目は飲む温泉。

80℃もあるので、飲む時にはお気をつけを。
紙コップにちょっとだけ入れて飲みます。
なんだかしょっぱいような不思議な味でした。

三丁目は「手・足湯」。

なるほど、極楽は温泉と触れ合える系なのね◎

四丁目は喉と美肌の湯。
ひょうたん温泉で私がむせたやつやね。
Sヌーピーと並んで吸い込む。

ギャァァァ！！！
ゲホゲホゲホ・・・！！

二人揃ってめちゃくちゃむせる。
熱い！また気管支終了かと思った！
ひょうたん温泉のより熱かったです。。。

そばにいたおじさんに「鼻から吸わなきゃ」みたいなことを。
なるほど・・・。

また地獄へ戻ります。
四丁目でーす◎

ここで超元気なガイドさんが湯けむりを大発生させるという技を見せてくれました。

ポコポコと湧き出てるお湯と煙に向かって線香（だったかな？）の煙をドライヤーみたいなので吹き付けると、モクモクと湯けむりが大発生。

不思議ー！！

かまど地獄もクライマックスに。
五丁目です。
この池は年に数回色が変わるらしい。
三丁目みたいになにか物質が関係してるのかと思いきや、「原因はわからない」笑

さっきの湯けむりおじさん（ピンク）が大学生グループみたいな人たちを引き連れてあちこちで煙を上げています笑

おじさんの豪快な喋りと湯けむり・・・笑

私達はちょっとだけ離れて順路を歩いていきます。

六丁目。

湯けむりおじさんはさっきの学生さんグループに煙の上げ方を指南中。

ここは赤い色なんやね。
鉄が何らかの原因で酸化されて赤褐色になってるって。
ここも原因はっきりしてないのね。

Sヌーピーと覗いてたら、湯けむりおじさん戻ってきた笑
私達にも煙をあげさせてくれ、「動画撮った！？動画！」「はい！交代して写真！」って元気良い。

「温泉も触れるよー！」って五丁目のお触りスポットへ案内してくれた。
どこも高温の表示があったからドキドキしたけど、丁度いいお湯加減♪

私達に案内を終えた湯けむりおじさんは「足湯に入っていってー！」と言い残し休憩に行かれました。
朝からずっと同じテンションでやってるらしい。
（何人かガイドさんいたけど、ピンクのおじさんが一番元気でおもしろかった）
楽しかったです、ありがとうございました◎

色もいいし、いい温度過ぎて入りたくなっちゃう。

せっかくだし足湯に行きましょう。
ここもブルーのお湯がよいね♪

思うより深そうなので、ドボンしないように気をつけて。

あ～～～
丁度いい温度で気持ち良い◎
ずっといられそうだけど、まだ2つ地獄を残してるからね。

足湯に入った後は足がとっても軽くなりました。

さて、行きも帰りもおみやげコーナーが通り道です。

「かまど」って名前なだけに、鬼滅にあやかる姿勢が凄まじいです。
※鬼滅の刃の主人公が竈門炭治郎（かまどたんじろう）

地獄おみやげよりも鬼滅おみやげのほうが多い笑

来た時には別府温泉Tシャツをめちゃくちゃ勧められました。

次は海地獄へ向かいますよー。
国指定名勝なので期待♪

さっきまでの3つの地獄からちょっとだけ（言っても徒歩数分）離れてます。
金木犀がいい香り♪

途中に現れた「山地獄」。
え？？？そんなんあったっけ？？？

よくよく見たら共通券に入ってないししっかり別料金。
なんか、動物と触れ合えるみたいでした。

4つ目の地獄、海地獄です。

駐車場には観光バスもたくさん。

入ってすぐ目に入るのは睡蓮。

睡蓮の花が咲いてるの初めて見るかも。
かわいいなぁ☆
水温が高いからまだ花が咲いてるんかな。

地獄でありながら、極楽のごとく睡蓮が咲き乱れる中を進んでいくと煙が。
あそこは地獄なんだろうね。

極楽から地獄へ踏み込むにはおみやげコーナーを通過せねばなりません。
この辺りの地獄一の規模でした。

海地獄。
あおいーーーー
けど湯けむりすごすぎて全然映らない笑

わぁ・・・きれいなコバルトブルー♪

白龍稲荷神社っていうのがあった。
青に白って爽やかな組み合わせやね。
龍と狐どっちが祀られてるのか気になるところだけど。

時間もなくなってきたので行かなかったけど。

地獄めぐり＝温泉卵というイメージを持っていた私。
これこれ。
私の幼少期の地獄めぐりの記憶。
この卵が茹でられてるのだけ覚えてる。
地獄で作られてる温泉卵が見たかった♪

地獄蒸しでたっぷり卵食べたのでここではスルー。

動物やエンターテイメント性に長けてた3つの地獄の後だからちょっと物足りない。

ちょっと登らなきゃいけないところにある赤い地獄。
これで血の池地獄に行ったことにする。

海地獄にも足湯があったけど、人多いしそろそろ地獄が閉まる17時が近づいてるので最後の地獄に行きましょう。

さて、本日最後の地獄。
海地獄の真横っていうか併設？くらいのところにある鬼石坊主地獄。

ポコポコと湧き出る感じ、そろそろ見飽きてきた感。

どうやら海地獄＆鬼石坊主地獄から巡るのが一般みたいです。

鬼の高鼾。
ぐぉーって音が鳴ってた。
「鶴見颪の寒さに震え上がった鬼たちが石の布団にくるまって高鼾のうたた寝をしてるんだとさ」だってさ。

なんかもうたくさん見てきた感じの地獄だった。

足湯があったので入ろうねぇ。

ここの足湯は熱いしスカート濡れるしであんまり長居できなかった。
そろそろ地獄が閉まる17時だしね。

地獄スタンプラリー。
5つの地獄をめぐりましたが、かまど地獄が一番楽しかったな。
オモテナシ指数が高いというか、スタッフさんの楽しませてくれる感じがめちゃ伝わりました。

それじゃお宿に向かいましょう。

地獄めぐりグループには属してない山地獄。
馬やらヤギやらがほっぽりだされてるのが見えました。
そして吸い込まれていく人の多さよ。

本来ならここから始まる地獄めぐり。

お宿まで向かう途中に見つけた地獄蒸し用っぽいお釜。
現役かは不明。

やっぱり王道観光地って楽しいな。
外国人がいない時に来れて良かった。

それでは、本日のお宿編に続きます。