2021/10/24 - 2021/10/25
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UKICOさん
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近郊の紅葉の色付きもクライマックスの10月24日(日)、以前から宿泊予約していた支笏湖畔の「丸駒温泉」へ出掛けました。
お天気もグッ。
紅葉もグッタイミング♪
「日本秘湯を守る会」の会員「丸駒温泉旅館」さんの秘湯っぷりを紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
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10月24日、例年であれば紅葉は名残り見納め時期ですが、今年はというと、遅れて今見頃を迎えています。
恵庭(えにわ)渓谷は、我が家から車で20~30分ほど。近場の紅葉の名所で、毎年見に出かけるローカルスポットです。
こちらは「ラルマナイの滝」。恵庭渓谷 紅葉
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「三段の滝」には三段になって流れ落ちる滝の上には高速道路があり、撮影ポイントが難しい。
全国に余りある義経伝説がここにも。。 -
恵庭岳公園線から支笏湖方面に進むと、支笏湖ほぼ全景を見渡せる展望台があります。
おぉ~、何度見てもいい景色だ! Best view point! -
15時のチェックインと同時に丸駒温泉旅館到着。
「湖畔の宿丸駒温泉旅館」は湖畔は湖畔でも、支笏湖温泉街とは離れた場所にあり、閑静な一軒宿です。
少し哀愁も漂わせて、ポツンと一軒、湖畔の温泉郷。丸駒温泉旅館 宿・ホテル
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緊急事態宣言も開ける気配がない9月初旬に、丸駒温泉旅館を予約していました。
秋が深まるこの時期に、ゆっくりぽっかり温泉に浸りたかったのです。 -
1975年に設立された「日本秘湯を守る会」。
会員は全国に117軒あるそうです。
北海道には6軒あり、我らは旭岳湧駒荘の続き、ここ丸駒温泉旅館は2軒目になります。
この提灯が会員の印、なんとも風情があるんですよね~。 -
大正4年創業の丸駒温泉旅館は、そこかしこにその歴史を綴る物語に溢れてました。
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丸駒百年!
開湯は大正4年。今年は106年目になります。
しかし、丸駒温泉旅館は今年8月に札幌地裁に民事再生法適用の申請をしました。
いわゆる「倒産」というやつです。
すでに再建を担うスポンサーが決まっており、何も無かったように、旅館の営みは続いています。 -
このまま「ひょうひょう」と続いてほしいですけど、ある程度変容するのは致し方ないですねぇ。。
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ロビーは吹き抜けになっていて、2階から見下ろすとこんな感じ。
フロントが見えますね。
ここは日帰り入浴もできるので、日帰り・宿泊客ともここを通ります。
日帰り入浴の利用時間は10時~17時。 -
和室が多い丸駒温泉旅館ですが、我らは部屋は和洋室にしました。
丸駒マーク入りのお茶請けのお饅頭がありました。
温泉のお饅頭って、なんでか美味しく感じますよね。 -
窓からは湖を一望できます。
景色を見ていたら、お天気もいいし湖畔に出てみよーよ、と…。 -
国民宿舎のような落ち着き感があるよね(笑)
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前庭=湖畔。
湖畔に出ると風の冷たさに、秋の気配の深まりを感じます。 -
向こうにカタチのいい風不死岳(ふっぷしだけ)が。
樽前山は風不死岳のちょうど裏側になって隠れてしまってる。 -
「エーデルワイスは丸駒温泉旅館のホスピタリティ・フラワーです」と刻まれてます。
足元をよく見ると、エーデルワイスが、ちらほら植えてあるのが確認できました。 -
そういえば売店にあった丸駒オリジナルワインのデザイン画は、エーデルワイスなのでした。
夕食は部屋食なので、我らはマイ・ワインを持参してきました。
最近のマイブームは「シャブリ」。 -
夕食の前にお風呂タイムです。
日帰り入浴のお客さんが帰られる17時めがけて入ります。 -
女湯は「高温」「低温」の二種類の浴槽ですが、オットが言うには男湯は「中温」もあったと。
泉質は塩化物泉で、海水の成分に似た食塩が含んでいて、保温効果が抜群とのこと。
確かにそうかもしれない、と言われてから気が付く温泉オンチ。(笑)
源泉は54度で、湧き出た温泉を支笏湖の水が冷やしているそうです。
(画像はHPからお借りしました) -
展望露天風呂はこんな感じ。
ひとつ注意事項はカメムシが発生していること。
カメムシ注意レベル、この時は5レベル中の3でした。
あとふたつの貸切風呂「丸の湯」と「駒の湯」があります。
(画像はHPからお借りしました) -
じゃ~ん!
湯上りは「秘湯ビール」出て来いや~!(笑)
って感じでまず一杯。
この秘湯ビール、売店で買いましたが、日本秘湯を守る会の限定醸造です。
作っているのは「田沢湖地ビール」を製造する「わらび座」。
もうだいぶ前ですが、角館で田沢湖ビールを飲みましたヨ。
フルーティーな味わいを思い出しました。
このビールもとても美味しかったわ。 -
夕食は部屋食プランにしたので、食べながら飲みながら、グータラに過ごします(笑)
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お造りは「甘海老・間八・サーモン・帆立」と書いてます。
えぇ!?支笏湖名産「ひめます」じゃないんかーい!?と叫びたくなりました(泣)
わたし、サーモンは脂っこくって、いただけませんの。(汗)
注:今年ひめますは近年まれな不漁で、入手困難とのこと。 -
気を取り直して、シャブリ飲みましょ。
実は今日の宿泊は、わたしの退職慰労会なのでした。
夫婦二人で小さな慰労の会です。
11月から、また新しい職場で働くので、「頑張ろうの会」でもあったりします。 -
翌朝(10月25日)、日の出は6時でした。
キムンモラップとピスンモラップの小さなお山の間から、朝日が上がってきました。 -
さあさあ、お待ちかね秘湯の誉れ高き天然露天風呂へ行きますよ。
女湯からは、この長い廊下をくねくね上がったり下がったり、30mほど歩いて、ようやくたどり着きます。 -
きのう、すっかり日が暮れてからの天然露天風呂への挑戦は、長い廊下と階段に慄き、途中で引き返すというチキンハート(笑)
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秘湯、天然露天風呂に着いた!
「日本秘湯を守る会」の提灯が、迎えてくれる嬉しさったら。
ここで浴衣を脱いで入ります。 -
朝日がどんどん昇ってきます。
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きれいなカタチをしたカルデラ火山の風不死岳が。。
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だあれもいない。
天然・自然のまま。しかもカメムシが大量発生し、廊下も階段もワイルドで、入りに来る方あまりいないのかも。 -
湖と繋がる水門(写真左のほう)から温泉のお湯が湖に流れ出た分、底からお湯が沸くという足元湧出泉なんですって。
温泉の足底は砂利で、時々気泡がポコッと。
温度もまったく手を加えてなくて、42度から真冬は35度くらいといいます。
わたしが入った時は足元は温かいが、お湯はぬるいと感じた。 -
湖の水面の高さと常に同じなので、春夏秋冬深さが変わります。
1m60㎝から45㎝と深浅度のふり幅が凄いです。
わたしが入った時は70㎝くらいあったかな。 -
支笏湖と露天風呂を繋ぐ水路が解りますかね。
自然100%手付かずの、野性味あふれる天然露天風呂、、いい体験でした。 -
朝食はバイキング形式でした。
わたしは洋食、オットは和食です。
オムレツはリクエストして作ってもらえます。
「なんか幸せ~」な、朝食風景。 -
帰りは千歳経由です。
「ドレモルタオ」に寄って帰りましょう。
千歳の「ドレモルタオ」はパンとスィーツショップに、オシャレなカフェを併設した人気店です。
小樽の洋菓子店「ルタオ」が経営してるんですけどね。
https://www.1000sai-chitose.or.jp/archives/sight/251.html
~終わり~ドレモルタオ グルメ・レストラン
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