2021/10/04 - 2021/10/09
83位(同エリア348件中)
唐辛子婆さん
結婚するだいぶ前に友人との北海道旅行で立ち寄った然別湖。
はじめて見る白樺の黄葉の美しさ!
静けさ。
岸辺をゆっくり散歩して倒木にすわりこんで時間のたつのを忘れました。
木の切り株にリスがやってきたのが嬉しくて去っていくまでじ~っと眺めたり。
その話をしたら唐辛子爺も若いころ然別湖に行ったと言う。
「でも然別湖を見たわけじゃないんだ。」
えっ? ???
「大学の教育実習で湖のすぐ近くに行った。
針葉樹林の中の道を歩いてる時に見た白樺の黄葉がすごくきれいで忘れられない。」
それで札幌でのお墓参りのあとに行ってみることにした然別湖。
札幌から帯広へは鉄道で。
帯広からはレンタカーで北上します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
旅の途中、昭和記念公園のハーブボランティア仲間からLINEが届きました。「なつかしいな、帯広の豚丼おいしかった~!」
-
そこで出発する前に帯広駅で豚丼を調達。
「ぶたはげ」なんて面白いネーミング! -
北海道らしく緑の美しい牧場や広い広い畑の道を走ります。
制限速度20㎞超えるとレンタカーが「安全運転しましょう!」とわめくけど後続車は90㎞ぐらいでビュンビュン追い抜きたがる。
もう古希すぎぢゃけ無茶はしとうない。
2時間半ぐらいで然別湖畔の旅館「風水」に到着。ここに2泊します。 -
若いころ泊まったユースホステルはとっくの昔になくなってて。
近くのホテルもずっと前に廃業してて。
残るは「然別湖畔温泉ホテル風水」とこのネイチャーセンターのみ。
ユースホステルに泊まった若かりし頃の唐辛子婆は「風水」にお風呂をもらいにいったものです。ペアレンツのおっちゃんに「ちゃんとご挨拶するんだよ。」とあらかじめ注意を受けて^^。 -
湖畔はこんなふうに芝生が張られてなんだか昔と違う・・・。
-
チェックインまで時間があったので東雲湖まで歩くことにしました。
ネイチャーセンターのおねいちゃんからの注意。
「登山道ですよ。それなりの格好で行ってくださいね。
クマザサをこぐような細い道で登りもありますから。」
と言われたってフツーのスニーカーだし大丈夫かな。
「ま、行けるとこまでいってみて無理そうなら引き返そう。」
出発前に購入したクマよけ鈴をリュックにとりつけて出発します。
白樺の黄葉はなんと「先週で終わっちゃったんですよ。」
この写真の右端にちょっとだけ残っていました。
そして湖の岸辺は整備されてて歩くことはほとんどできなくなっていました・・・。 -
然別湖は大雪山国立公園の南に位置する湖。
標高807m。天然の湖では北海道内で一番高い所にあるそうです。
ヤマセミ、カワゲラ、エゾシカ、ナキウサギ、キタキツネなどが
生息しているそうです。 -
湖が凍結する前に船を引き上げるためのレール。
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湖が凍結する真冬に氷上に素敵な氷のコタン(村?)ができてイベントがあると昭和記念公園ハーブボランティアの大先輩のマダムGが教えてくれてたんでした。
今でもやってるのかしら? -
苔むした道を東雲湖まで歩きます。
-
白樺の朽ち木にたかるキノコはこんな色とベルのやうなカタチ。
-
くぼみに小鳥がいました。
「シジュウカラ(四十雀)じゃないか?もしかしたらコガラかも。」 -
逃げようともしないのは弱っているのでせうか?
抱き上げたいけど野鳥に手出ししちゃいけないんですよね?
頑張って! -
白樺以外の落葉樹の紅葉ははじまったばかりのやう。
木の切り株に腰かけて帯広駅でゲットした豚丼をいただきます。
甘辛くておいしかった! -
樅ノ木がいっぱい。クリスマスツリーがいっぱい。
アカエゾマツ、エゾマツ、トドマツ、ダケカンバ、オソマツ・・・^^。 -
奥入瀬渓流でも見かけたキノコ
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緑の縁取りのキノコもいっぱい。
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これはハイマツみたいな苔の一種(らしい)。
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白テングサみたいなキノコ。
ELLiEさんによるとバンクーバー郊外にもあるそうです。 -
2時間ほどで東雲湖に着きました。北海道三大秘湖の一つだそうです。
何年か後には消えてしまうかもとか。湖畔まで降りていくことはできません。
途中クマザサが生い茂った細い道もありましたけどそれほどのきつい登りもなくさわやかなトレッキングコースでしたよ。
ところで湖と池の違いってなんだらう?
こんなに小さくても湖というからには池と違う理由があるんだらうか?
「池」「沼」「湖」の違いとは?
国土地理院によれば、「湖沼等の用語については、厳密に区分することは困難」とのこと。
実は過去に池と沼と湖の違いについてきちんと区分している人がいました。スイスの湖沼学者(そんな学者さんもいるのね)のフランソワ=アルフォンス・フォーレル教授によれば。
湖とは「水深が深く、植物は湖岸に限られ、中央の深いところには沈水植物が見られないもの。」
沼とは「湖より浅く、最深部まで沈水植物が繁栄するもの。」
池とは「通常、湖や沼の小さなものをいい、特に人工的に作ったもの」
だそうです。 -
白樺は葉が落ちて白い木の幹だけになっても美しいのね。
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対岸に広がるトーベ・ヤンソンの描くムーミン谷のやうな風景。
これを見られただけでもしあわせ。
いずれモスクワに行けるやうになったらフィンランドにも足を延ばしたい。サンクトペテルブルグを訪れた時ヘルシンキにはここからすぐだと教えられたので。 -
さて帰りましょか。
行きにすれ違ったのはハイキングの一組だけ。
帰りには四十雀はいなくなっていたから拾われたんでせうか?
それとも自力で飛んでいけたんでせうか? -
明日は白雲山にもいってみやうか?
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温泉宿「風水」のお部屋からの眺めです。唇型の山が見えます。
畳のお部屋にこの見晴らしの良いテラスがついています。 -
遊覧船がこれから沈む夕日を見に出発しました。
山が湖面に映ると唇のカタチになります。 -
カヤックが戻ってきました。
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北国らしい森の風景。
深い森の奥からふわっふわっというやうな声が響きます。
フクロウかしら?それとも山の精霊かしら? -
おとぎ話の山みたいな風景。
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美しい夕映え
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夕食は湖の見える食堂で。
ロゼのワインがかわいらしいお味でした。
一昔前の旅館そのものの「食べきれない皿数のタンパク質中心の日本食。」
写真からはみ出した右側には天麩羅と何かの切り身の焼き魚とお味噌汁と -
然別湖で採れたオショロコマ
アイヌの伝説では飢饉の時以外は捕るなと戒められているそうですが。
そんなこと知らなかったから食べちゃった。
お顔が獰猛そうでひるんだけど癖のないお味でしたよ。
←ホントはミヤベイワナ(オショロコマの亜種)かも。 -
朝食はビュッフェでした。野菜を多めにいただきました。
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翌朝は遊覧船に乗って
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アイヌの伝説などを聞きました。
ところで明治初期に
横浜から北海道まで東北旅行を決行したイザベラ・バードには日本人通訳の伊藤がついていたのですがアイヌのことを「人間だと思ってはいけません。」などと言っていたやうです。
でもイザベラ・バードはアイヌに親しみを覚えていたそうです。 -
アイヌには特有の優れた文化があったのに
本土の人から下に見られたのは文字を持たなかったからかもしれません。
昔、「1万年の旅路」という本を読みました。
アフリカのどこかから優れた民族が東への移動を繰り返しながらその土地土地の文化やDNAを吸収していき東洋を東に横断して、年に一度のアリューシャン列島が浅くなる日に手と手を繋いでアラスカにわたり北米の大地に根を下ろし南米にまで南下した。
とても優れた民族だったのに文字を持たなかったので知識はすべて歌による伝承。
私はアイヌはその人たちが北海道で定着したのではないかと思っています。 -
いずれイザベラ・バードがたどった道、通訳の伊藤を伴って江戸から日光、新潟方面から東北を北上して北海道にたどり着き2回目に訪日したシーボルトと対面するまでの軌跡をたどってみたいと夢見ています。
鳥居のある小さな島。
6月頃にはコケモモが楽しめるさうです。 -
岸辺は歩けないけれども昨日の道よりは湖に近い所を歩けるお散歩道があるというので行ってみました。
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外来種のザリガニを集めている係の人がいました。
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かまゆでの刑に処するやうです。
アメリカでは食べるみたいだけどここではどうするのかな? -
木の階段を上って
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草むらをどんどん歩くと
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天狗紅葉みたいなのがきれいに紅葉してて
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湖を彩る。
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対岸に昨日私たちが歩いた道の白い家が見えました。
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然別湖は標高807m。
大雪山国立公園の南に位置する湖。
天然の湖では北海道内で一番高い所にあるそうです。 -
然別湖畔展望線遊歩道って名前の道。
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マンホールの蓋に夕べ食べちゃったオショロコマがいます。大蛇も。
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高尾山にいたツチグリにここで遭遇するとは!
キノコですってよ。 -
その夜は名古屋方面からの団体観光客がどっと押し寄せて食堂は賑やかでした。
なんとインドネシア人のスタッフが二人いたのでインドネシア語で話しかけたらビックリされました。ジャカルタから来た1年間の研修生。「あと1か月で帰国します。」と嬉しそう。日本語も上手だしとってもいいカンジの二人でしたよ。(撮影と旅行記へのアップの許可を得ています。)
「冬は大変だったでしょ?雪が積もって。」と聞きながらどうして熱帯のインドネシア語にサルジュ(雪)という言葉があるんだろうと改めて驚いたり^^。湖には30㎝、道路には1m積もるそうです。
二人ともまた日本に戻ってきてくれると嬉しいなあ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- fuzzさん 2021/11/02 15:25:27
- インドネシア語!
- 唐辛子さん、こんにちはー(やっぱ、婆さんって言えないですー)
インドネシア語が話せるんですか!すごい。
挨拶の言葉すら浮かびません・・・
コップンカーはタイだったし・・・
すぐ浮かぶのが凄いですね。
それにしても北海道って魅力度ナンバーワンっていうだけありますよね。
景色がまるで違う。
岩手と同じ北国だけど、海を越えると全然違うー
東雲湖の景色はカナダとかロシアとか想像しますね。
私も同じころに函館の方に行ってました(*^^*)
あれから一か月も経たないけど、もうかなり寒いんでしょうね。
湖は30cm凍るー?
これはすごいですね!
fuzz
- 唐辛子婆さん からの返信 2021/11/02 21:56:45
- Re: インドネシア語!
- fuzzさん、おばんです~。
カメラが壊れてテンション下がり目の旅行記なのに見てくださって
ありがとうございます。
インドネシアには通算5年住んでいましたからね。
もう30年ぐらい前の話ですけど。これでもみてやってくださいまし。
https://4travel.jp/travelogue/11698072
岩手には行ったことがないので北海道とどう違うのかわかりませんが、青森(奥入瀬)は素敵でしたからきっと岩手にも素晴らしい所があるのでは?
それに岩手と言ったら大谷さん!日本の誇りの産地でねか?!
湖は雪が30㎝積ると聞いたけど何㎝凍るかは聞きませんでした。
でも真冬に湖の上に氷の建物が作られる(イベントがある)そうだからやっぱり30㎝ぐらいは凍るのかも。
そのイベントに行ってみたいけど帯広から然別湖まで雪道を運転していくかと思うと恐ろしくて行けません。
唐辛子婆
-
- スイカさん 2021/11/02 03:08:21
- 沈水植物が…
- 湖、沼、池を区別するポイントは、沈水植物だったのですね。
勉強になりました。
…と思ったんですが、スイスの学者さんの言葉…
これは、いったい何処で決められたことなんでしょう。
◯◯条約でとか、ソクラテスが決めたとか…
それとも、このスイスの学者さんがそういうことだと思うとか…
とくだらないことを考えてしまいました。
大沼公園は沼なのか?とか。
スイカ
- 唐辛子婆さん からの返信 2021/11/02 22:33:03
- Re: 沈水植物が…
- スイカさん
よくわかりませんが、この分類は休暇村裏磐梯というサイトの中の環境省定義にも同じようなことが書かれていました。
ポイントは沈水植物ですね。
https://www.qkamura.or.jp/bandai/blog/detail/?id=50803
唐辛子婆は湖のちっちゃいのが池、泥がたっぷりなのが沼だと思っていました。底なし沼っていう恐ろしい言葉もありますね。
でも底がないということは地球の反対側に出ちゃうってことですよね?
^^???
唐辛子婆
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