丑歳御縁年　霊厳　湯殿山神社奉拝　

2021/09/18 - 2021/09/19

語るなかれ、聞くなかれと戒められた神秘の霊場、出羽三山の奥の院。
台風が列島を駆け抜けた9月18日、丑歳御縁年の恩恵に与ろうと２度目の湯殿山神社奉拝がかないました。

エリア 鶴岡(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 交通手段: 自家用車

列島を台風が通過する令和３年9月18日（土）3連休初日　吹きすさぶ雨風の中、一路山形へと車を走らせました。
予定では朝5：30出発などと勇ましいことをいってはみたものの、結局車に家族全員乗り込んだのは6：30過ぎ、そこからいつも給油するGSで満タンに給油し、ナビをセットしたら、
「到着時刻は、12：40」
「目的地は、山形県鶴岡市　湯殿山神社本宮」　レッツゴー！

今年は「丑歳御縁年」

「丑歳には出羽三山大神様の御力が最も高まるとされ、この歳にお参りを果たすと　12年分のご利益を得られる・・・」

湯殿山神社へは8年前に一度訪れました。この時に　ただ感動し、圧倒されたのを覚えています。それ以来　自分の中で一番のパワースポットです。

・・・
やはり遠かった。
吹きすさぶ風、叩きつける雨。
しようがないです、台風だから。
なかなか着きません。

東北自動車道　村田JCTより山形自動車道へ、途中何度かSAで休憩したんですが、運転手であるダンナは車から降りてもしばらくはその体勢のまま歩く…
（まるでゴリラのよう）(笑)

東北中央自動車道と交わる山形JCTを過ぎ、寒河江から西川へ　だんだんと湯殿山へ、霊峰らしい雰囲気が辺りに立ち込めてきました。月山花笠ラインで湯殿山神社の案内板が出てきたときは、思わず　フーと。
前回寄って美味しかったお蕎麦屋さんは閉店してしまった様子。
ここにある湯殿山ホテルの廃墟もある意味懐かしく…
湯殿山有料道路へと、いざ。

着きました！およそ正午すぎ
車中ずっと寝ていた息子と娘、そしてゴリラ様、運転お疲れ様でした。
着いた感慨も一瞬、バスがすぐ出る。
ここから歩いて向かうというプランは　大雨により却下。

湯殿山神社 寺・神社・教会

本宮参拝バスでおよそ５分。往復400円。

ここから　本宮へ・・・

はい、お参りしてきました。
やはり凄いです。
湯殿山神社　Terumin 第１位です。
ダンナもゴリラから人間へと無事生還してまいりました。

帰りもバスで仙人澤へ戻ってきました。帰りは　この仙人澤付近にもお参りしてくださいということで、朱い鳥居脇で降車となります。
奥宮の写真は厳禁なので、今まで上げてある写真の多くは　この辺りで撮ったものです。

玉姫稲荷神社

参籠所です。宿泊や食事もできます。
こちらには　御朱印を頂きたくお寄りしたのですが、湯殿山仙人澤温泉「御神湯」なる国内では希な『二酸化炭素鉱泉』を源泉とした茶褐色の湯。
天照大神の妹神と言われる「丹生都日女神（にぶつひめのかみ）」が祀られており、やさしいパワーに溢れたご神湯だそう。
「浴室の〈神棚〉に一礼してからお入り下さい。
湯殿山信仰の「生まれ変わり」の時を過ごすことが出来るでしょう。」
( `･ω･) ｳｰﾑ…　是非一度　入ってみたいですなあ。

三人は車に。
雨が強いので「早くしろ」と怒鳴っているように　口パクですが、見受けられます。

即身仏信仰の湯殿山

六十里街道を鶴岡方面に進み、「手打ちそば処　大梵字」で昼食を

大梵字 グルメ・レストラン

とろろそば（温）娘

天ぷらそば　Teruminと息子
ダンナは写真を撮る前に食べるため、画像無し。
十割そばで、おつゆは濃い目。
旅先でのお蕎麦　本当に美味しいですよね。

大日坊の山門です。時刻は１５時過ぎ。

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

真如海上人の即身仏が安置されています。
前回は　お堂の中で色々とお話を伺いましたが、今回はお参りだけで…
すみません。時間だいぶ押してきました。

そしてそして　　注連寺へ・・・
雨が強くなってきました。
歩く人はおろか、車も通りません。
雨音だけが激しく。

・・・
コロナのため閉館しております。
知っていました。
でもここまで来て立ち寄らないわけにはいかないです。
人っ子ひとりいません。
「注連寺」という看板も外しており、

　「加茂坂に隧道を造り、江戸では眼病が流行した際に自らの左眼を隅田川の龍神に捧げ　祈願した」
鉄門海上人の即身仏が　この内に安置されているのですよね。

静かにお参りさせていただきました。

8年前に来た時には　大型バスも停まっており…
その光景を思い出しながら　雨音を聞いています。

この雨は　鉄門海上人様の　今の世を憐れむ憐憫の涙でしょうか。

注連寺 寺・神社・教会

こちらは金峯神社　中の宮入口です。

注連寺を後にしてさらに鶴岡方面へ
早く旅館へ行きたい３人をお構いなしに金峯神社へ。
この金峯神社が建つ金峯山は　かつて修験の山として栄えたそうで、登山口から歩いても色々と気になる見所が満載です。
時刻は16：30。

金峯山 自然・景勝地

金峯神社の中の宮です。
金峯山は古くから由緒のある神社ですが、この中の宮から30分ほど上ったところの本殿の形は、ちょっと独特であり、一度見たいものだと思います。
気になるのは、死霊がこもる山として信仰を集めていて山道沿いには856基の供養碑・墓碑が林立しています。
この金峯神社で感動の御朱印をいただきました。
よかったら　こちらから
https://ameblo.jp/goshuin-gourmet3po5/entry-12699355508.html

これは　ゆらしま太郎くん。

由良温泉　八乙女さんに宿泊しました。
ずっと山奥を旅してまいりましたので、
海だ！
雨はすっかりやみました。

由良温泉 八乙女　 宿・ホテル

由良海岸の夕陽！！
ほんの一瞬でした。

夕食は　海の幸満載。
アワビもコリコリ　(*´∀｀*)

デザートも　ヾ（´▽｀）