秋のヨセミテハイキング

2021/10/09 - 2021/10/09

ハーフドームの許可証の抽選に当たったのでハイキングに行ってきました。当選は今回で3回目です。1度目は雪で登頂断念、2度目は無事に登頂しています。登頂時の旅行記はこちら。https://4travel.jp/travelogue/11513970

許可証の抽選は公式ホームページから申し込みました。

https://www.recreation.gov/permits/234652

申し込みの際は第7希望の日まで選べます。今回私が応募した時は第1～第6の希望は滝の水が多くハイキング中のいい景色が楽しめそうな6月の土日から選び、第7希望は涼しい10月にしたところ、第7の希望が通りました。

抽選の応募時に10ドル払い、当選時に許可証代としてもう10ドル払っています。

一度登頂をしたことがあるので、目的地までの体力の配分や持ち物などはだいたい把握できているかなと少し気持ちに余裕を持った状態で当日を迎えました。

エリア ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

ハイキングの2日前に天気予報を確認したところ、前日の金曜日は雪でした。3～5インチ（7.5センチから12.5センチ）の積雪が予想されるって。

私のハイキングレベルだと、少しでも雪が積もっていると歩けません。当日までに溶けているといいんだけど。

そして当日。朝の7時14分くらいからハイキングスタート。スタート地点は雪は全く残っていないようです。よかった。

気温は摂氏2度くらいでした。寒い！

7時31分に橋のところを通過。

ちょっと体が重い気がする・・。今回持って来た荷物は以下の通り。

・麦茶1リットル
・水1リットル
・スポーツドリンク1本
・エマージェンシーブランケット
・イボ付きの軍手
・ランチ
・スマホ
・充電器
・カメラ
・日焼け止め
・ヘッドライト

私がハイキングに行く時の通常の持ち物とほとんど変わりません。違うのは今回ハーフドームのケーブルをつかむための手袋を持っているくらい。

ミストトレイルとジョンミューアトレイルの選択ができるところでは、ミストトレイルへ。こちらのほうが距離が短いのです。

7時54分。ヴァーナル滝の上に。

体が温まってきたのでジャケットを脱ぎました。

ネバダ滝の滝つぼ付近の迷いやすいところは、いつの間にか石が置いてあって道が分かりやすくなっていました。

突然ですがこのあたりでギブアップ。

道に雪が残っていたとかではなくて、足がつったのです。日頃の運動不足がたたったのでしょうか。情けない。

距離的にはやっと半分ほど行ったくらい。まだまだ頂上まで程遠い場所です。頂上まであともう少しのところで断念したら違ったかもしれませんが、今回は残念とか悔しいとかいう思いはあまりありませんでした。

時間は9時30分頃でした。気温が低かったからか、この写真を撮ったすぐ後にスマホの電源が落ちました。今回、許可証は紙で印刷せずスマホの中にダウンロードしてきただけでした。このまま登り続けていても上に着くまでに気温があがらずスマホの電源が付かないままだったら、サブドームのところでのレンジャーのチェックをパスできなかったかもしれません。

足が痛いので、時折生まれたての小鹿のような体勢になりながら戻ります。

ハーフドームのほうを見あげて眺める限りでは、頂上まで雪は全然残っていないようです。

帰りは動物とかも探しながらゆっくり。

いつもだったら幸せの青い鳥を見つけた場合お金が稼げますようにという願いをしますが、今日は足が痛いのが早く治りますようにの気持ちが強いです。

シマリス。

リス。

同じリスを別方向から。

さらに別方向から。

別のリス。

ヴァーナル滝の上あたりが一番リスの数が多いです。リスに囲まれてランチを食べました。

背中が痒いのか、岩に背中をこすりつけていた子。

木の実を地面に隠しているのかな？

食べ物を狙っていたのか、この子は手が届きそうなくらいの距離まで寄ってきました。

ヴァーナル滝の今の時期の水量はほんの少しです。トレイルを歩いている限りではしぶきはかかりません。

午後12時44分ごろにトレイルの入口までおりてきました。

川は水の流れがゆっくりで穏やかなので、底までくっきり見えます。

ヨセミテビレッジのあたりはどこも車でいっぱい。エルキャピタンの前まで来てようやく駐車スペースを見つけました。秋らしく染まった草原。

エルキャピタンにはロッククライミングをしている人が10名以上いました。

拡大。

最後にハーフドームの姿を遠くから見て帰りました。

次は準備をしっかりしていつか戻ってこよう。