台湾に残る日本の足跡を辿って(その7)

2020/01/10 - 2020/01/10

台南市から高雄市内に入り
蓮池潭を観光した後
日本時代の建築を見学します。

左営区に入り龍虎塔を見学、
塩埕区で日本統治時代の跡をまわり

夕食は澎湖諸島直送の海の幸をいただきます。

エリア 台南(台湾)

• 交通手段: タクシー

高雄市田寮区から南下し左営区に入りました。

高雄は3度目ですがパンフレットでも有名な蓮池潭は初めてです。
台湾新幹線の新左営駅に近いのですが。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍虎塔は龍から入り虎から出ると神道で言うところの禊ぎのように
自らの悪いところを取り除くことなるそうです。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

塔の上からは蓮池潭が見渡せます。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

降りたらここの虎から出ます。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍虎塔の北にある寺院、春秋閣にも観音騎龍像があります。

春秋閣 建造物

五里亭は小島に建てられた四阿のようなもので
池の四方をゆっくり眺める休憩所というだけですね。

五里亭 建造物

春秋閣から更に北に歩いて行くと
1715年に建てられた元帝廟があり、その前にまた小島があります。

北極帝、と言う名の通り
北の方角を守る神である玄武の像です。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

ホテルのある鼓山区に戻ってきました。
ここ高雄ライトレール哈瑪星駅には日本時代旧打狗駅がありました。

哈瑪星駅 駅

旧打狗駅故事館として旧駅舎とプラットホームが残っています。

旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー

客車も展示というか放置というか
自然なままおいてあります。

旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー

興濱計画という高雄の臨海地区整備計画で旧打狗駅として今は残されていますが
このような広大な旧鉄道敷地も
将来は東京の汐留のようになくなってしまうのでしょうか。

旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー

武道場の主発見。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

こんなに近づいてもマイペース

高雄武徳殿 史跡・遺跡

甲冑まで飾られています。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

徳川家の剣術指南役だった柳生家の木刀

高雄武徳殿 史跡・遺跡

宮本武蔵の兵法書もあります。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

建物を残して他業種に転用されることが多い中で
現役の武道場として利用されている稀有な例です。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

日本統治時代の写真とともに紹介されています。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

哈瑪星駅から北に十分ほど歩くと見えるのが1924年に建てられた武徳殿です。

高雄武徳殿 史跡・遺跡

今日も結構歩いてお腹が空いたので夕食です。

直送された澎湖産の海産物を提供してくれるこちらの
海天下レストラン。
生け簀からこのようにダイレクトに調理前の姿を見せてくれます。
これはセミエビ。

海天下餐庁 シーフード

大きいだけあって可食部も多いです。

海天下餐庁 シーフード

こちらはウチワエビ。

海天下餐庁 シーフード

揚げてもくれます。
衣がしっかりついてると食べごたえがものすごくあります。

その8に続きます。

海天下餐庁 シーフード