道南自転車ツーリング（５/11）

2021/09/18 - 2021/09/27

昨日の夕方辺りから、右膝が痛くなってきた。激痛ではなく、鈍痛だが、気になる。このまま走り続けられるか少し不安。しかも、本日は、最長距離を走らねばならない。適切な距離のところの宿が全滅で、遠いところに泊まる羽目に。距離が長くなった理由の一つは、国道近くの山が崩落して通行止めとなり、大きく迂回しないといけないのだ。天気予報が晴れなのだけが救いだ。相変わらずトンネルは多いし。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

すぐ裏は海。

海とホステルの間には、畑がある。

殆どの食材が畑や海でとれたもの。器も自分で焼いているのではないかと。

トンネル街道最終日。路側帯が狭い。

長いトンネルでは、避難場所がある。

しかし、歩道や路側帯が途中で急激に狭くなる（無くなる）のは厳しい。

こんなトンネルが多いし。上のとは別のトンネルなのに、まるで同じ状況。

日本一標高の高い灯台、興味はあるが、寄り道する元気はない。今日は120km以上走らなければならない。足も痛いのに。

本当に路側帯が狭いと辛い。

この標識と、それを邪魔している電柱は、どっちが後から設置されたのだろうか。どちらにしても、読めない。自転車なら、ちょっと止まって確認できるが、自動車やトラックには読んでもらうことを期待してないとしか思えない。

トンネルがこれだけ多いと、工事中の事故も多かったのだろう。

こんな歩道の終わり方をされると、重い自転車を抱えて車道に降りなければいけない。

古いトンネルと並走して新たなトンネルが出来ている。古い方は、塞ぐのか、上りと下りで別トンネルにするのか。

くり抜かれたような奇岩。

丁寧に路側帯減少の標識がある。あることが珍しい。

日本海は荒れるからね。

熊でも出るのかと思ったら、自転車や歩行者のことだった。

洒落たバス停

ついに見つけた！ドラッグストアで湿布を入手する。

とりあえず膝に貼って、このままでは漕いでいる間にどんどん擦れて剥がれてしまうので、ネットでカバーする。

これはよく効いて、痛みが和らいだ。根本原因の解決ではないのだが。

会津若松ではなく、せたな町の若松地区なんだが、そもそも福島県の会津若松出身の人達が開拓したらしい。

229号線で、ちょうど余市から229km

北海道の方言だね。失敗するな、後悔するな、というような意味らしい。

坂道を登ってしんどいと思ったが、標高は大したことない。わずかに200ｍ少々。これでは、支笏湖への500ｍ超えは無理だぞ。

名前のついている奇岩もある。

奥尻島が遠くに見えている。

なるほど、マンモスの背中に見える。

さしずめ、ゴジラか。

最凶のトンネル。歩道は狭くて、路側帯もほとんど無く、車道を走るしか無い。おまけに、中央線にコーンを設置されると、自転車に追いついた自動車は追い越すことも出来ず、自転車並みの時速15－25kmで後ろを走るしか無い。さぞイライラがつのることだろうと、同情する。救いは、平坦であることと、交通量が少ないこと。

先に上り坂が見えるのも辛い。心の準備は出来るが。

上と同じ場所ではない。こんな風景が何度も繰り返されるのだ。

この断崖絶壁は、海岸沿いに道路はない。どうやって向こうへ行くのか、坂を登るのか、トンネルを通るのか。

国道229号線の崩落地点に来た。迂回路に回される。

すぐ近くの最短迂回路をチェックしていたのだが、見事に通行止めになっていた。正式な迂回路を通らなければならない。

通常の迂回路は距離が10km以上あるので、すこしでも節約しようとグーグル地図でショートカット経路を見つけた。ところが、これがとんでもない道路だった。写真を撮る余裕もない道で、センターラインはおろか、ガードレールも街灯もなく、真っ暗な中を月明かりと自転車のライト、たまに来る対向車の明かりをたよりに進む。しかも、前半は強烈な上り坂。
３度の峠越えがあり、いずれも自転車を押し歩きすることになった。膝が痛いのに。

ようやく真っ暗な中、宿にたどり着いた。自転車は玄関の中に入れさせてもらえた。

体験宿泊施設ということなので、二段ベッドとか、中高生の宿泊研修の部屋を想像していたが、普通の部屋で一安心。

夕食は、立派な旅館食。

ビールはサッポロでなくアサヒだった。

天ぷらも途中で配膳されてきた。大満足。

部屋の隅にガムテープがおいてあり、虫取りだと判明。

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