2021/09/30 - 2021/10/03
792位(同エリア1566件中)
旅好き長さんさん
- 旅好き長さんさんTOP
- 旅行記462冊
- クチコミ227件
- Q&A回答2件
- 834,781アクセス
- フォロワー43人
学生時代に見たきれいなケラマブルーの海が見たくて、沖縄の慶良間諸島に出かけて来ました。
10月1日からコロナの緊急事態宣言が解除されるとはいうものの、医療体制が脆弱な離島の人に迷惑をかけてはいけないので、那覇空港で抗原検査を受けて慶良間諸島に出かけました。
もちろんワクチンも2回摂取しています。
ちょうど台風16号が日本に接近していたので天気が心配でしたが、風や波があったものの天候に恵まれてきれいなケラマブルーを見ることが出来ました。
今回の旅程は、
9月30日 関空から那覇に移動して宿泊
10月1日 首里城を散策後、泊港から渡嘉敷島、阿嘉島、慶留間島、外地島観光したのち渡嘉敷島泊
10月2日 座間味島観光して那覇に移動して宿泊
10月3日 那覇空港から関空に移動して帰宅
今回の旅行記は、2日目の渡嘉敷島観光後の阿嘉島、慶留間島、下地島の観光の様子を紹介します。
これらの島は橋でつながっており、定期便は飛んでいませんが、下地島には飛行場もあります。
天気が良かったので、ケラマブルーの海はとてもきれいでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
10月1日(金)渡嘉敷島の観光後、この阿波連港からチャーター船で阿嘉島に向かいます。
-
今回のツアー客は3組の6名。
当初は18名だったそうですが、コロナの影響で6名になったそうです。
観光業界は大変ですが、人数が減った分私たちはゆったりと観光できます。 -
渡嘉敷島には私たちが宿泊したホテル前の『とかしくビーチ』とこの『阿波連ビーチ』の二つのメジャーなビーチがあります。
この写真の山の頂上にあるのは阿波連展望台です。 -
今回は阿嘉島の阿嘉港に行き、橋でつながった阿嘉島、慶留間島、下地島の3つの島を観光します。
阿嘉島までは、チャーター船ですのでムラカク島や奥武島などを眺めながらのクルーズです。 -
この正面は、慶留間島の慶留間小・中学校で、右側が慶留間大橋でつながった下地島です。
-
この岩はサクバルシー地層で、約2億年前のユーラシア大陸の海底での地殻変動で1500年前にできた地層だそうです。
白いところは砂岩で各年代毎にいろいろな種類の岩が堆積しています。 -
奥武島(おうじま)は、くば岩・うぶ岩・なか岩・ゆぶ岩などのいろいろな岩(小さな島)がつづいています。
-
これらは何れも無人島です。
慶留間(げるま)地方の人々の間では『くば岩』や『うぶ岩』を通じて『ニライカナイ』から神々が訪れると信じられており、信仰の対象になっているそうです。
『ニライカナイ』とは琉球各地において信仰されるあの世(理想郷)のことで、ニライカナイで先祖の霊は守護神へと生まれ変わり、現世に現れ豊穣や海の安全をもたらしてくれるという伝承があるそうです。 -
渡嘉敷島から1時間足らずで阿嘉島の阿嘉港に到着。
この周辺の海もとてもきれいです。 -
これが阿嘉島の玄関口の阿嘉港。
この港には、座間味島経由那覇の泊港行きの大型フェリーも接岸します。 -
この船が私たちが渡嘉敷島から乗船したツアー会社手配のチャーター船です。
ツアー客が6名だったのでゆったりと乗船できました。 -
阿嘉港のフェリーターミナルには映画『マリリンに逢いたい』で有名になった実在の犬のシロ像があります。
このシロがこの阿嘉島から座間味島にいるガールフレンドのマリリンに逢いに海を泳いで渡ったそうです。 -
ここは港のそばにある『さんごゆんたく館』
-
館内にはサンゴを中心に慶良間諸島国立公園の自然を紹介しています。
小さな施設ですので入館料は無料です。 -
さんごゆんたく館を出るとちょうど港に那覇泊港行きのフェリーが着岸していました。
私たちは明日、座間味島からこのフェリーに乗って那覇に戻ります。
フェリーの右手に見える橋が阿嘉島と慶留間島をつなぐ阿嘉大橋です。 -
次に向かったのが阿嘉島の北浜ビーチ。
北浜ですので『きたはま』と読むのかと思ったら『にしはま』と読みます。
沖縄の方言では、東は『あがり』、西が『いり』、南は『ヘー、又はふェー』そして北は『にし』と呼ぶそうです。
ちなみに東は太陽が昇るので『あがり』、西は沈むので『いり』と呼ぶようで、西表島もそのことより『いりおもてじま』と読むようです。
それにしても北が『にし』とはちょっとビックリです。 -
阿嘉島には5つのビーチがあるようで、この北浜ビーチは最も有名な所です。
浜からすぐ近くの浅瀬で珊瑚礁を見ることが出来るのでシュノーケリングなどで人気があるビーチです。 -
正面の島は安室島かな?
それにしてもとてもきれいな海です。
海の深さによって色が変わっていて、これぞ正しくケラマブルーの海かな。 -
時間があればここで一日中泳いでいたいものです。
-
ここではウミガメや鮮やかなサンゴの群生と、青緑色の綺麗な熱帯魚『デバスズメダイ』の姿を見ることができるようです。
-
そして次に向かったのが外地島。
このフェンスから入って外地展望台に向かいます。 -
外地展望台からの眺めがこれで、右側の島は無人島の『うん島』です。
ここからは360度の展望ができます。 -
こちらは隣の慶留間島方面。
中央の建物は先ほど海上から眺めた慶留間小・中学校です。 -
そして下側には慶良間空港の滑走路も見えます。
向こうの島は私たちが出船した渡嘉敷島の阿波連港方面です。 -
向こうの島は無人島の久場島のようです。
ここからも慶良間諸島が一望できます。 -
そしてここは外地展望台のそばにある慶良間空港。
慶良間諸島の唯一の空港として1982年に開業したそうですが、那覇空港との定期便は今ではなく、チャーター便のみが就航しているそうです。
そのため今でも2名の職員が維持管理のため常駐しているそうです。 -
この空港は定期便はないものの、空港ターミナルにも入ることができます。
ただ滑走路内には入られません。 -
これが全長800mの滑走路です。
-
この写真のようにチャーターすればヘリタクシーで那覇空港まで片道99,000円で行けるそうです。
ただ那覇への船舶が欠航した際などは補助金が受けられて、33,000円で利用できるようです。
ヘリには5名まで搭乗できるので、補助金が受けられたらそんなに高い料金ではないようです。 -
その後、慶留間島集落を散策します。
ここは国指定重要文化財の髙良家。
この髙良家は、船頭主屋と呼ばれる旧屋で、琉球王府時代末期に公用船の船頭職を務めた仲村渠親雲上が中国交易によって、19世紀後半に建築したといわれているそうです。
建築当時は茅葺だったそうで、鰹漁の景気の良かった大正年間に赤瓦葺きに改められたそうです。 -
屋敷を囲む石垣やひんぷんはサンゴ石を用いた独特な積み方がみられ、沖縄離島の民家としては建築年代が比較的古く、炊事場が主屋内にある非分棟型の民家だそうです。
とても立派なサンゴでできた石垣です。
首里城の城壁に似ています。 -
そしてこちらは慶留間小・中学校の校門。
今でも数十名の子供が通っているそうです。
この学校からは冬場になるとクジラが見られるそうです。
うらやましい~。 -
花も咲いてきれいです。
-
この石垣の穴は、第二次世界大戦当時の銃弾の跡だそうです。
慶良間諸島は私も知らなかったのですが、1945年3月26日午前8時に米軍が沖縄諸島に上陸した最初の島だそうで、米軍の沖縄本島攻略の拠点にしたそうです。
ちなみに沖縄本島に上陸したのはその4日後の4月1日です。
そのため慶留間島をはじめ座間味島には多くの慰霊碑があります。 -
これは1945年米軍が伊江島に上陸した際、捕虜となった村民約2,100名のうち約400名が座間味村、残り1,700名が渡嘉敷島へ収容されたそうで、戦後50周年を記念して建てられた碑です。
-
この写真は阿嘉島と慶留間島とをつなぐ阿嘉大橋から眺めた阿嘉港方面です。
-
写真では撮れませんでしたが、橋の下に小さなウミガメが泳いでいました。
-
それにしてもとてもきれいな海です。
1945年3月26日8時4分に阿嘉島のここに米軍初上陸したそうです。
今はこんなにきれいな景色ですが、そんなに悲しい歴史があったとは残念です。
世界中に今でも戦いが続いていますが、愚かな戦いはやめてほしいものです。 -
その後、阿嘉港を後にしてホテルのある渡嘉敷島に戻ります。
この岩礁は軍艦に似ているので軍艦岩と呼ばれているそうです。 -
そして16時過ぎに渡嘉敷島の阿波連港に戻ってきました。
正面の白砂のビーチが阿波連ビーチです。 -
そしてホテルには16時20分に到着。
こちらはホテルのロビーです。
夕食まで時間があるので、ホテル前のとかしくビーチを散策。
この日は、十分泳ぐ時間があったので水着を持ってこなかったのが残念です。 -
この写真はとかしくビーチからの夕陽です。
この日は天気が良かったので夕陽がきれいです。 -
そしてこちらが宿泊したとかしくマリンビレッジ。
夕陽を浴びて赤く染まっています。
私たちはこのホテルの3階に宿泊しました。
ただエレベータが故障していたため、客室まで重い荷物を持って移動するのが大変でした。 -
徐々に陽が沈んでいきます。
ちょうど今日観光した慶留間島に陽が沈んでいきます。 -
夕陽が沈んだ後のこの景色も大好きです。
-
夕陽の鑑賞後、夕食をいただきます。
この日の夕食はブッフェスタイル。
美味しそうな料理をとっていただきます。
今日は10月1日。
コロナの非常事態宣言が集結したので、この日から夕食時にお酒がいただけます。
もちろんオリオンビールと一緒に美味しくいただきました。
明日は座間味島の観光。
天気も良さそうなので楽しみです。
座間味島の観光は次の旅行記で紹介させていただきます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
慶良間諸島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 沖縄ケラマブルーの旅
0
46