ちょい旅～2021 千葉・市川市編～

2021/09/05 - 2021/09/07

コロナに十分注意しながら、久しぶりに関東へ出かけました。
画像は、ちからしば＠万葉植物園にてです。

エリア 市川(千葉)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●JR東松戸駅

北総・京成東松戸駅のお隣のJR東松戸駅から、移動しようと思います。
JR東松戸駅の開業は、1998年。
お隣の北総鉄道の東松戸駅の開業が、1991年なので、あとになります。
いずれも新しい駅です。

●JR東松戸駅サイン＠JR東松戸駅

東京の縁をまわるようなJR武蔵野線。
首都圏から放射状に延びる路線と交わっていきます。

●JR市川大野駅サイン＠JR市川大野駅

JR東松戸駅のお隣、JR市川大野駅で下車しました。

●JR市川大野駅

JR武蔵野線のカラーは、オレンジバーミリオン。朱色です。
なので、車体の色もそれです。

●JR市川大野駅

駅の開業は、1978年。
国鉄の駅として、営業を開始しました。
周辺を散策してみようと思います。

市川大野駅 駅

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

駅から歩いて、約5分ほどの小高い場所に万葉植物園がありました。
ちょっと覗いてみようと思います。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

万葉集に詠まれている植物を集めた植物園です。
なので、大昔からある植物を展示されています。
ちなみに無料開放されていました。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

まず、「いかりそう」です。
「春されば 先ず三枝の 幸くあらば 後にも逢はなむ な戀ひそ吾妹」
作者不詳です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「やぶらん」です。
「ぬばたまの 黒髪山の 山草に 小雨降りしき しくしく思ほゆ」
柿本人麻呂です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「ふたりしずか」です。
「ふぎねふ 山城道を 他夫の 馬より行くに 己夫し 歩より行けば…(長歌)」
作者不詳です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

これは、「ひとりしずか」
「ふたりしずか」もあれば、「ひとりしずか」もあるのですね。面白いです。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

ぱっとした華やかさはないですが、色んな植物が鑑賞できます。
非常に珍しいと思います。

市川市万葉植物園 公園・植物園

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「はぎ」のトンネルです。
「はぎ」はかなり有名な花ですね。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「秋風は 冷しくなりぬ 馬なめて いざ野に行かな 萩の花見に」
作者不詳です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「にら」です。初めて見ました。
「伎波都久の 岡のくくらみ 我摘めど 籠にも満た無ふ 夫なと摘まさね」
作者不詳です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「ちからしば」
「立ち易り 古き都と なりぬれば 道のしば草 長く生ひにけり」
作者不詳です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「あかまつ」
「茂岡に 神さび立ちて 栄えたる 千代松の樹の 歳の知らなく」
紀朝臣鹿人です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「くろまつ」
「磐代の浜松が枝を 引き結び 真幸くあらば また還り見む」
有間皇子です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「かしわ」
わっ、かしわもちの葉っぱだ！と反応してしまいました。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

園内には、水辺もつくられています。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

灯籠があれば、日本庭園調になりますね。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

鯉も泳いでいました。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

「おみなえし」
「女郎花 咲きたる野邊を 行きめぐり 君を思ひ出 徘徊り来ぬ」
大伴宿禰池主です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

こちらは、もうすぐ咲きそうな「シュウメイギク」です。

●万葉植物園＠JR市川大野駅界隈

最後に「あせび」
「磯の上に 生ふる馬酔木を手折らめど 見すべき君が在りといはなくに」
大伯皇女です。

●万葉植物園界隈から

花を鑑賞しているときに、ガタンガタン…と（笑）。
周囲は静かなので、電車の音がとても響いていました。
すぐそばをJRが走っています。

●万葉植物園界隈から

逆を見れば、JR市川大野駅。
すぐそばです。

●JR近距離切符案内板＠JR市川大野駅

駅に戻って来ました。
関東の路線図、知らないところばかりなので、つい見入ってしまいます（笑）。
土地勘がないので、次に行く場所を確かめてから乗車します（笑）。

市川大野駅 駅