2021/09/15 - 2021/09/16
1890位(同エリア1937件中)
光風さん
♪緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴りますキンコンカン・・・ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」が始まったのは1947年7月。復員兵と戦災孤児が戦後の混乱期に希望を捨てず生き抜く姿は共感を呼び、放送回数は50年12月迄790回に及んだ。
この主題歌が『とんがり帽子』(詞:菊田一夫、曲:古関裕而)である。NHK朝ドラの「エール」でも話題になっていたが、昭和世代なら一度は口ずさんだことがあるに違いない。
舞台となったのは長野県安曇野にあった法務省の松本少年学院。当時の建物は近くに移築され鐘の鳴る丘集会所として公開されているが、明治期に妓楼として建てられたもので風格のある趣を今に伝えている。
先の太平洋戦争では多くの人命が失われたが、父母を亡くした子ども達の生活は想像に難くない。浮浪児狩りにおびえ地下道で夜を過し、昼は食べ物を求め・・・語られることは少ないが、そんな時代があったのも遠い昔の話ではない。中坊温泉への道すがら立ち寄ると、初秋の木立のなかに赤い屋根の時計台が静かに佇んでいた。
近くの小川にはバイカモの白い花弁が浮いている。安曇野一帯はアルプスから注ぐ清水が豊富でバイカモの生育地として知られる。漢字では梅花藻、花言葉は希望。
宿の中房温泉は山中に佇む一軒宿。1821年の開湯で24もの源泉があり御座の湯や不老泉など多彩な湯を楽しめる。庭には二人の女将像。宿は女将の采配が決め手と受付の男性は話してくれたが、少年学院への多年の協力もあったと聞く。
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